いきなりだがセガはしくじり企業である。
里見会長(Sammyのオーナーであり馬主)の力があるから会社としての体は成してはいる。
しかしその里見会長から見捨てられたらもうセガは終わりだろうと思う。
ドリームキャストは先見性のあるハードだったが如何せん時代が早過ぎた。
まだインターネットが普及していない時代からオンラインを設置できるシステムを搭載するなど時代を先取りしていた。
しかし需要に対しての生産数が追いつかず、半導体の開発も遅れて派手なCMを打った割には中々売ることが出来なかった。
売ることが出来ないハードにサードパーティが付くわけがなく、殆どが離れて行ったのは言うまでもない。
結局24年前にセガサターンを生産禁止にし、派手に売り出した割にはソフトや強みであるインターネットを使ったオンラインと言う、先見性は活かせなかった。
値下げに値下げして、最後は一万円切った値段で発売していた。
結局は2001年に生産終了が決まりセガはハード事業から撤退した、莫大な赤字を抱えて。
そしてソフト供給やゲームセンターに注力するが、中々赤字が回復せず、パチンコやパチスロのSammyと合併し、セガサミーとなった。
作品にはセガのロゴは使ってはいるが、結局はSammyが協力しないと会社の体はなさない状態である。
魅力的なタイトルを持ちながらもそれを儲けにするのは下手である。
特に『サクラ大戦』に対する扱いが酷い。
社内リークで復活させて『新サクラ大戦』が出来たが出来はシナリオがお仕着せのお粗末ぶりで、元はシミュレーション仕様の戦闘システムを面白くないからとアクションにしたのも拙かった。
キャラデザも不向きな漫画家を据えたのも色々拙かった。
まあ、それは名越稔洋の責任ではなくお上(開発側に対して営業側からの圧力)もあったのだが。
そして、「負けじ!」とソシャゲでリリースした『サクラ革命』も初日から炎上したりで半年少しでサービス終了となった。
結局は旧作ファンがアンチになることになりまたや失敗してしまった。
結局はかってのファンがアンチとなり、自滅する羽目になった。
まさに旧作ファンがアンチに回ると言うとんでもない結果になってしまった。
プレゼンもつかみのアニメは良かったが、
肝心のゲームは劣化版FGOだったサクラ革命
革命するどころか破壊してしまった。
ストーリー自体は無理矢理感はあれどスジは通っていた。
だけにゲームの不出来さばかりが目立ってしまい、サービスは半年少しで終わった。
まあ、この前話題に出した『ウマ娘』(Cygames)がプレゼンに大成功し、YouTubeチャンネル『ぱかちゅーぶっ』(司会進行役ゴールドシップ(cv上田瞳)などと言う意味不明性格のゴルシが司会進行役であり人気を博している。
まあ、他にも個性豊かなウマ娘たちがレースだけでなくステージでも魅せて、トレーニングにより強化される。
サポートカードや力の伝承システムも良い、勿論ストーリーも良い。
最後までノルマを完遂出来なくても足りない点は駿川たずなが足りない点を指摘してくれる。
こう言うヘルプ点がウマ娘では為されている
サクラ革命がヒットしなかったのはガチャが渋いとかもあるがヘルプ機能(初心者向け)が為されていなかったのもある。
そりゃ大差つけられて負けますわなと言う結果になってしまった。
『新サクラ大戦』だが2は未だに新しく企画が上がったと言う噂すら聞かない、まさか本当に棺に入れて釘打ち付けて蓋して知らん顔するのではあるまいな?
これでは作品が浮かばれない、まさに「だ〜ま〜れ〜!」と言ってくるだろう。
『龍が如く8』みたいな893ゲームは出せても『新サクラ大戦2』は前作コケたから出さないと言うつもりか?
『帰ってきたウルトラマン』(1971年円谷プロ)で、主人公郷秀樹(団次郎)が子供と子犬を助けるために頭に致命傷を負い、治療の甲斐もなく死んでしまった後、坂田健(岸田森)と共に開発していたレースマシン流星号が完成してはいたが、郷が死んだ後遺品を入れて燃やしたみたいにもう二台目は作らないみたいなものか?
まあ、郷秀樹自体は新ウルトラマン(のちにコード名がジャックになる)が憑依して甦り、地球防衛隊MATに入ることになる。
詳しい話は主題とは関係ないのでカットするが、様々なドラマがあった、まだ特撮の古き良き時代である。
つまりは『サクラ大戦は死んだ』と見做してタイトルを封印するつもりか?そんなことをしたらそれを生き甲斐にしている人はどうなるのか考えたことないのか?
Twitterでお世話になっているノディさん(大学休学中)のように夜叉が好きすぎてコスプレまでする人いるのに(素顔は中々イケてる)そんな続編楽しみにしている人もいるのに屋根に登ったら梯子外す様な真似をするのか?
だったら旧作をPS5やニンテンドーSwitchにダウンロード移植リマスター版を作ってコナミ商法で売れば良いじゃないか?と思う。
こんなのコナミなら当たり前みたいにやっているしそれでボロ儲けしている。
セガ経営陣は攻めるのを忘れて売るのも下手だな!
オレも続編出なけりゃトム・ハンクスが演じた『ターミナル』の主人公ビクターのように「そ、そりゃ納得行かんのう!」である。
完結もしていなけりゃ解決もしてない、まさかセガは『新サクラ大戦』を方広寺みたいに『大仏焼けたから失敗だわ』で捨てる気じゃあるまいな?
IP捨てるならコナミ以外の他社に売れば良いまあ、任天堂はこう言う作品は興味ないので興味がありそうな会社に売れば良い。
そうすれば奇跡的復活もするだろうし、未完成のままの『新サクラ大戦』もどうにかなるかも知れない。
まあ、棺に蓋されて『なかったことにされる』よりは良い結果になるかも知れない。
あんなSammyがなきゃとっくに潰れているような会社に置くのは勿体無いからである。
せいぜい893ゲーム作ってぷよぷよ(元はコンパイルの仁井谷正充に著作権があった)とか、小さい事業で下手営業して下さいなと言いたい、所詮名越稔洋が抜けてもロクな会社ではないのだ。