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**PRINCESS * MARIE**

宝塚歌劇団の誇る名花、花總まり
想い出は永遠に・・・。

Disney Princess Procession ~Bouquet of Love~

2005-03-30 23:12:35 | **その他ミュージカルなど**
ディズニープリンセスプロセッション・ブーケオブラブ。
カタカナで書くとくどいと思ったのですが、英語でも長かったです。
さ~ご存知でしょうか?
東京ディズニーランドのお昼のパレードです。
ミュージカルとはちょっと違いますが、パレードも楽しいものですよ☆
4/3で終わってしまいますが、プリンセスデイズというイベント期間中だけのパレードです。
プリンセスデイズとはその名のとおり、プリンセスたちのイベント。
自他共に認めるプリンセス好きな私がこのイベントを見逃すはずはありません!

さあパレードの始まり。
可愛いワルツの音楽にのせて、プリンセスたちのフロートがパークを一周します。
どのフロートももうお花がいっぱい!咲き乱れています。
従者(かな?)や貴婦人たちがにこやかに舞いながらショータイムを盛りたててくれます。
順番にご紹介していきましょう。

白雪姫
明るい森のイメージ。
お花が咲いていたり泉が流れていたりします。
白雪姫は泉の上に架かった橋の上に立っています。
白雪姫のドレスは、形やデザイン的には可愛いのですが、色合いがマズイと思う。
でもきれいな白雪姫さんでした。

シンデレラ
清らかな白と淡いブルーのお花がカボチャの馬車を形どっています。
その中に透明感あるきれいなシンデレラがいます。
シンデレラのドレスはイラストではいつも水色ですまされていますが本当はもっと繊細な色なのよ~!
今回のパレードではきれいな色になっていますが、映画の中の本物にはやっぱりもう一歩です。

デイジーダック
ハート型のお花に囲われたプリンセス・デイジー。
水色でちょっと大人めなドレス。
アヒル仕様のドレスという感じで、ちゃんと身ごろが合っているところに感動です。
いつもおしり丸出しなデイジーちゃんですが、今回はちゃんとドレスの裾で覆っていてオシャレです。

ミニーマウス
同じくハート型のお花に囲われたプリンセス・ミニー。
ふりふりのピンクのドレスが超キュート!メルヘンです。
「ウフフフ・・・」とかなんとか台詞を言いますが聞き取れませんでした。
でも可愛かったです。

マリー
うわ~!!マリーちゃんはもっと可愛いのよ~!
このマリーちゃんときたら顔がすっごいぶさいくです。
そこに驚いてしまってドレスやフロートどころじゃありませんでしたよ、もう。
怖かった。マリー大好きなのでショックでした~。

オーロラ
ピンクを貴重としたお花たち。
なんでか知りませんが優雅な白鳥たちも一緒です。映画には出てこなかったよね、白鳥・・・?
搭の上に立つ姫の周りを妖精がクルクル飛んでいて可愛らしいです。
ピンクバージョンのドレス(ブルーバージョンもある)も、いつもより豪華な刺繍が入っていてきれいでした。

ベル
黄色いお花でいっぱい。
華やかにパレードのトリを務めます。
赤い絨毯の敷かれた舞踏会。他のプリンセスよりもちょっぴりノーブルな感じでした。

さてプリンセスたちにはそれぞれロマンチックな持ち歌があります♪♪♪
もちろん歌いながら通りすぎるのですが、途中で“プリンセスになるためのレッスン”なんて始めちゃうものだから、フロートが詰まっていました。
チビッコたちに優雅な手の振り方なんかを伝授するんですね~。
みんなの歌が混ざり合って、レッスンもかき消され気味で、ちょっとおもしろいことになっていました。

何はともあれ本当にこのパレードはプリンセス好きにはたまらないんじゃないでしょうかっ。
プリンセスは女の子の永遠の憧れですよっ。
私はもうそんなこと言っていられる年じゃなくなってきてますが・・・いいんですっ
でもねプリンセスさんたち。
宝塚歌劇団の花總まり姫の方がもっと優雅な身のこなしよ~!
ドレスの着こなしも、姫らしさも、ハナちゃんに叶うことはなく。
いつもグレイスフルな花總姫を見ているから、姫に関しては目がこえてきた気がします。
このパレードにハナちゃんに出てほしいと本気で思いました。
それが無理ならショーでブーケオブラブの場面作ってください!
(両方無理だ!!
花、リボン、小鳥、可愛らしい歌・・・
あの雰囲気にぴったりなんですもん!

どんな可愛いものや綺麗なものを見ても結局ハナちゃんに結び付けてしまう私でした。
でももちろんディズニープリンセスは夢があって綺麗ですよ~!
プリンセスデイズ、万歳!

「オペラ座の怪人」2回目

2005-03-22 03:19:44 | **その他ミュージカルなど**
劇団四季の「オペラ座の怪人」二度目の観劇です。
相変わらずあの荘厳な雰囲気の舞台装置はすてきですね~!
シャンデリアが蘇えるところなんて本当に迫力もの
あの生の舞台ならではのリアルさは映画では出せないですね~やはり。

で、キャストがわりと変わるようなので一応何日かは伏せておきましょう・・・。
うーん宝塚を見慣れているせいかアップで見るのはキツイと思ってしまうことが多いのです、
四季の場合。 全員とは言いませんけど~!

ファントムはね、オジサンでいいんですよ☆
ものすごい歌唱力と狂気じみた演技とラストの「かわいい」とすら思ってしまう演技の対比が
素晴らしい!背がスラッとしていなくたってマントさばきはかっこいいです。
誰がどう見たって宝塚のファントムさんの方が好ましいと思うけど、私はこういうイっちゃった怪人
さんを和央さんで見てみたかった~と思ってました。

クリスティーヌは・・・少女であってほしいんですよ。
いえきれいな方でしたけどね、ちょっぴりオバサンの気配???
歌声は高音も低音も伸びやかできれい!素晴らしい! でも大人声なの。
ハナちゃんのクリスティーヌのイメージが強いせいでしょうか、
どうも肝心のお声が好きになれません。
ハナちゃんクリスティーヌは歌の上手さというよりも声の美しさという特性を感じましたから。
でも“オペラ”ですもんね~あんな可愛らしい声で歌うオペラ歌手は聞いたことがないかも。
となると四季版のクリスティーヌの声の方が正しいのか☆

ラウル。
子爵様は個人的にとっても好きな登場人物です。(王子好き
でもこの日のラウルはネプチューンの原田泰三(似)です!
絵にならないなあ~なんて。でも声は好青年でお素敵。

なんだかんだと言っていますが、四季は本当にスゴイ
あんなビンビンと耳に響いてくる歌声なんて宝塚じゃそうそうお目に(耳に?)かかれませんもの。
大根役者なんて一人もいやしない!(宝塚にはいると言いたいの?
本当に楽しめた舞台でした!
ただネックはアップで見ると・・・なこと?
でもそれが舞台の常なのでしょうか。
何の舞台か忘れましたが、もう六十七十のおばあさん役者が、ある女主人公の人生を十六歳の
少女から演じているという話も聞いたこともありますし。
いえ、さすがに四季はそこまでいきませんが。
何が言いたいのかわからなくなってきました。
でも感動したのは確かです。四季の舞台、大好きです。


映画「恋の手ほどき」原題:GIGI

2005-02-16 01:48:59 | **その他ミュージカルなど**
単にレビュー伝説の“ジジ”つながりで見てみました。
超簡潔にまとめると、お転婆少女のジジが淑女になるための修行をつみ、そこにロマンスを足したようなお話。
「マイフェアレディ」とか「プリティウーマン」みたいな感じを予想していたのだけどちょっと違ったかな。

ヒロインのジジはとても可愛かった! 
ジジ役の女優さん、レスリー・キャロンのお顔がキューピッドちゃんみたいで可愛いの!
“美人ではないけど可愛い子”という、少女マンガの主人公の典型といったかんじ。
でもジジは途中からいきなり大人っぽくきれいになっちゃうんですよね~。

お転婆で、お行儀が悪くて、まるで子ども。
気取ったご婦人方とは全然違う、開けっぴろげな態度。
幼なじみのガストンとの兄妹みたいな関係が見ていて微笑ましかったです。
突然ガストンはジジへの恋を自覚して、それを受けてジジは混乱して、まあ最終的にはくっつくんですが。
ジジがレディになるための特訓をさせられていたのはわかるのですが一瞬の内に大人の女性に変身してしまった感があります。
ほんと一瞬。
もうぱたぱた飛び回ったりしないジジ。優雅に踊って、洒落たおしゃべりを交わすジジ。
何でも「退屈だ」と言っていたガストンが好きになったジジはこんな人じゃないのに??
あれれと思いながら見ていましたが、少女だったジジはあっという間にエレガントなレディへと成長してしまったんですね。
屈託なくよく笑ってたジジはもういない。
少女の成長はまばゆいものみたいな歌があるんだけどこの映画の見所はそこだったんだと思います。

テンポのいい楽しい映画かと思っていたら意外にもちょっぴり切ない気分にさせられる映画でした。
ところで「レビュー伝説」で使われている歌はどれだったんだろう?
このミュージカル、あまり耳に残るメロディはなかった気がします。
でも作中の衣裳やインテリアなどはとても可愛くてお洒落だったなあ。
ガストンの服はどれもシャンドン伯爵( by ファントム)を連想させたし、ジジの服はパリっ子らしくて可愛かった。エレガントなドレスも良いけど、チェックのワンピに帽子姿が一番好きでした~。

映画「オペラ座の怪人」

2005-02-11 20:37:40 | **その他ミュージカルなど**
見てきました、映画版。
泣いた~・・・。

どうだったかというと「ミュージカルをそのまま映画化しました」という感じでした。
いやそれは当たり前なんですけど、映画にしたらこんな感じなんだな~と。
やっぱり舞台の方が好きだけど映画も楽しめました。
ビジュアル的なイメージは欧米人には適わないかなっていうのもありますし。

ファントムさんは普通にダンディなおじさまでした。
うーん私的には可もなく不可もなく。
友達は惚れてましたけど。

クリスティーヌは思っていたより可愛かったです。
エミー・ロッサムって現代的なお顔だなあと思っていたので、19世紀パリの雰囲気が出せるのかどうか・・・なんて、余計なお世話的な心配をしていたのですが。
スタイルがよくてドレスが似合っていました。

ラウル!ラウルがかっこよかったですっ。
個人的な好みですが、音楽の天使であるファントムさんの声よりもラウルの声の方が私は好き。
王子様だったよなあ・・・。

そうそう、一緒に見に行ったお友達の一人は全くストーリーを理解していなかったみたいでした。
途中までファントムの正体はラウルだと思っていたんだとか。
車椅子のおじいちゃんラウルのことを「あれってファントムだよね?」と聞いてきました。
違う・・・。
何も知らない人の感想っておもしろいな~。
でもミュージカルに興味を持ってくれてよかった♪

あ、テーマソングである「オペラ座の怪人」の曲がちょっとアレンジされていました。
ファントムとクリスティーヌが地下の湖を渡っていくところ。
妙に弾けた「チャ!チャ!」という挿入音が気になっちゃったんですけど。
ふと思ったのですが、元々舞台の「オペラ座の怪人」が大好きな方にとっては今回の映画化のお話って嬉しいものなのでしょうか、嫌なものなのでしょうか。
うーん。私なんかはもし「エリザベート」が映画化されるなんて話が出たら・・・まずやっぱり「嫌だ!」と思っちゃいます。
でも今回の「オペラ座~」映画でキャスティングがナ~イスなんて思っちゃったので。
もしかしたらアリなのかもしれません。
でもやっぱり舞台が良いです。

「オペラ座の怪人」

2005-02-03 11:15:48 | **その他ミュージカルなど**
劇団四季の「オペラ座の怪人」を観劇してきました。
四季の公演を見るのは初めてでしたが、感動しました~!
何にって宝塚と違って“みんな”歌が上手いっ!!
歌う人歌う人誰もがものすごい声量で、実力の程を見せ付けられた気分。
素晴らしいです。
(でも四季ファンの方にとってはそんな単純にいかないみたいでした。
私の後方にいた四季ファンらしき方たちは「あの歌は何!?」とご立腹のようでしたから。
うーん私は「すごい!」と思いましたけど。手厳しい☆)

さて肝心の内容は。
宝塚では見れないだろうなあという感じの重厚で荘厳な雰囲気。
実はかなり怖がりの私にはその重た~い舞台の暗さがとても怖かった。
素でビクッとすることが何回もありました。
でもその重たさが良い~!私が求めていた「オペラ座の怪人」はこれだ!と思いました。
素敵でしたよ~。怖くてゾクゾクするのもまた良し。

ファントムは・・・せ、性格破綻者。
宝塚のエリックより何でも出来ます。
プリンセス・テンコー並みのイリュージョン技を見せてくれます。
オペラ座の踊り子ちゃんたちとほぼ同時に「ギャー!!」とビビっていた私ですが、だんだん慣れて
くると「何してんの、アンタ・・・」とい思えるくらい余裕が出てきました。
赤い死神の場面なんて特に。「こっちだぞ~!」なんて瞬間移動で驚かせて。悪趣味だわ。
でも宝塚でオペラ座~が上演されると知った時に期待したのはこんなファントム像でした。

クリスティーヌは強いなあという印象。
宝塚のクリスティーヌのようにひたすら清らかなタイプではなかったです。
役者さんの地声が大人声だったのであまり可愛らしい印象を最初は受けなかったのですが、高音が
とーっても綺麗!
頼りなげだったクリスティーヌがラストに見せる強さに感動しました。
ラウルの一人滑り(?)も、クリスティーヌの愛も、ファントムの衝撃も。
あの3人の場面はたまらないですね~。

ラウルはかっこいいなあ。
二枚目で、勇敢で、包容力もあって、紳士で、お金持ち。すご~っ!
声も好青年ぽくて好きでした。
そもそもあの役者さんがかっこよかったです。(名前をチェックしたら石丸さんという方でした。)

そんなわけで『オペラ座の怪人』とても良かったです♪♪
宝塚の『ファントム』はスピードワゴン風に「甘ーーーい!!」という感じだったんだなあと実感。
でもどっちも好きだなあ。
美しさでは『ファントム』だけど、ストーリーとして深みがあるのは『オペラ座の怪人』だろうなあ。
時々『ファントム』と重なって見えることもあっておもしろかったです。
カルロッタやマダム・ジリーが出雲さんや貴柳さんに見えたり、主要キャストの3人がそのまま和央さん、ハナちゃん、とうこさんに投影されたり、とか。

また見に行きます。