先生「みんなで つくった6の段九九を 覚えよう。」
児童 前の授業で使ったプリントを出して、声を出して、覚える。
先生 覚えにくいと言われている「6×8=48」の前後を 問題に出し、
列ごと、一人一人評価する。
児童 プリントをしまう。
先生「問題です。
これは、6の段の計算式です。
かくれているところには、どんな数字(記号)が
書かれているでしょうか。」
児童「え~と、答えの一の位が、0。」
「一の位が0の答えは・・・」
「ろくいちがろく、ろくにじゅうに、ろくさん・・・」
「はい!分かりました。ろくごさんじゅう。」
「6×5=30」
先生「正解です!」
先生「同じように、考えて、次の問題を みんなで考えよう。」
児童 先生の質問に 答えながら、穴埋めしていく。
先生「6の段の 一の位に注目して、問題を解いてきました。
この〇に、0から9まで数字を 書きます。
黒板に、円と数字を 書く。
「では、みなさんで、6の段の九九を ゆっくり言ってください。
先生は、一の位の、数字と数字を 線で結んでいきます。」
児童 6の段をゆっくり唱える。
先生 最後、6×10も入れて、星にする。
児童「あれ?すごい。」「星になった!」
先生「きれいな星になったね!
今まで習った、2,3,4,5の段の中で、同じように
答えの一の位を 結んでいくと、星になる段があります。」
児童「う~ん。」「ちょっと待って!」
しばらく、考える。
「4の段だ!!」
先生「4の段だと思う? やってみよう。」
もう一度、黒板に円と数字を書いて確かめる。
先生「6の段の九九カードを 一の位が同じカードを、
並べてみます。
何か、きまりがないか、考えよう。」
児童 近くの人と一緒に 考える。
「十の位の数が、3ずつ 増えています。」
「30ずつ増えています。」
「かける数が、5、違う。」
「かける数が、5ずつ増えています。」
先生「きまりを 発見できたね。」
*6の段の九九カードの 並べ方を変えて、きまりを探す。
答えが、60なる。かける数をたすと、10になる。など。
*プリントで、復習する。
答えを 縦に見たり、横に見たりする。
縦に見ると、2の段は2ずつ、4の段は4ずつ、6の段は6ずつ増える。
横に見ると、「2×4=8」+「4×4=16」=「6×4=24」。