わくわく わかる まなぶ さんすう1年生 2年生

1年生と2年生
算数授業での先生と児童のやりとり。
子どもっておもしろい!

2年 かけ算 こどものつぶやき 大人のつぶやき

2022-08-16 16:24:42 | 日記

かけ算学習中の 子どものつぶやき

 

1 先生「3×7は?」 

 

   児童「3×7、なんだっけ?忘れた・・・」

   児童「そうだ! 3×6に3足せばいいんだ。」

  

  ★子どもたちは、既習事項を頭の引き出しから、引っ張ってきて、

   目の前の問題を解く。

 

2 先生 12個の〇を 黒板にはる。

    「かけ算で、全部で丸が何個になるか 考えます。

     どんな式になりますか。」

  こどもが、答えが、「12」になるかけ算を 考える。

 

  

  「6×2=12」

 

  

  「3×4=12」

  縦に、〇を6個ずつ、3個ずつの後に

  

  「4×3=12」が、他の児童から出ると、

  「そうきたか!!」

  さらに、

  

  「2×6=12」が、他の児童から出ると、

  「そうか、それがあった。」

 

  ★子どもたちは、いろいろな答えや考え方のある問題のとき、

   自分では考えられなかったことを 

  「そんな考えがあるんだ!」「なるほど!」と気付く。

   

 

3 先生 授業の最初、教師が黒板に、なぞの数字を書く。(1の段を学習する前)

    「2 3 4 4」

  児童「んん?」

  さらに、先生が 

    「2 3 4 4 5 6 6 6 8 8 8・・・・」

  黒板に、25または30くらいまで 書いていく。

 

  児童「あ~、答えだ。かけ算の。」

    「4は、2×2と4×1と二つあるから、4が二つ書いてあるんだ。」

     この後、どんなかけ算の答えなのか、みんなで考えた。

 

  ★一人の児童がひらめき、次々他の児童が、そのひらめきが正しいことを

   証明していく。

 

 

  ❤既習事項を、頭の中から引き出して、目の前の問題に関連付ける力を

   育てたいですね。

   関連付けて 問題を解けると、楽しい。楽しいから、もっと知識を増やそうと

   意欲がわく。意欲がわくから、知識を取り入れる。知識があるから、関連付け

   られる。この繰り返し・・・(^^♪

 

 

 

かけ算学習を振り返った、大人のつぶやき

(職員室やネットで聞いた 九九を覚えるときに苦労したこと)

 

1 「しち7」は、「いち1」なのか、「はち8」なのか

  分かりづらい。

 

 

2 「しち7」なのか、「し4」なのか、分かりづらい。

 

 

3 「はち8しち7 8×7」は、覚えづらい。

  他に、「しち7し4 7×4」

     「し4しち7 4×7」

     「しち7しち7 7×7」

     「し4は8 4×8」など

 

4 3の段と7の段は、一の位の答えが、ばらばらで、1,2,3,4、5,6,7,8,9

  全部出てきた。訳が分からなくなる。

 

  ❤これは、大人のつぶやきですが、きっと、今の子どもも そう

   つぶやいているでしょう。

   九九を覚えるとき、

   ていねいにステップを踏んで、

   分かりやすいように視覚化して、

   覚えやすいような繰り返しを工夫して、

   困難なことを乗り越えていこう!

 

 

 

 

 


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