わくわく わかる まなぶ さんすう1年生 2年生

1年生と2年生
算数授業での先生と児童のやりとり。
子どもっておもしろい!

2年 三角形と四角形  直線 へん 

2023-06-25 15:30:53 | 日記

先生「1年生のとき、こんな学習をしたね。」

   三角形の色板、数え棒、点が描いてある紙を 児童に見せ、

   どんな学習をしたか、思い出させる。

 

   

 

   

 

  

先生「形を 三角の色板や棒、線で 作りました。

   この棒や線のことを 『直線』と言います。

   『ぴんと はった ひものように、まっすぐな線を

   直線といいます。』」

   言葉で言いながら、黒板に 書く。

 

  「これは、直線?」

   と聞きながら、黒板に 定規で描いた直線や フリーハンドで

   描いた曲線を 指さしながら聞いていく。

  *紐を手に持ち、ピンとはったり、ゆるめたりして、「直線!」

   「直線ではない」と児童が言い、「直線」という言葉を覚えた

   こともあります。

 

先生「ミニ定規を使って、直線を描いてみよう。」

児童 プリントやノートに ミニ定規を使って 直線を描く。

  *ミニ定規を 振り子のように動かしながら、大きい波1本、小さい波1本を

   描く。それができたら、自由にミニ定規を使って直線で描く。

 

先生「教科書に付いている 8つの形を 切り取りましょう。」

児童 8つの形(パズルのピース)を 切り取り、

   4つの形(魚、ロケット、家、船)を 作る。

   プリントに 4つの形が 実物大の大きさで、印刷されているので、

   その形に合わせて、8つの形(パズルのピース)を置いていく。

 

先生「かたちを なかまわけしよう。」

   8つの形には、「あいうえおかきく」と書いてある。

児童 直線の数で 二つに 仲間分けする。

 

   

 

 

*このノートには、後から書き込んだ「正方形」「長方形」「直角マーク」

 が入っています。

 

児童 直線の数➡の数、頂点の数を 調べて表にまとめる。

 

先生「三角形や四角形を 見つけよう。」

児童 児童が、たくさんの図形や線の中から、「三角形」「四角形」を

   探し出すには、

    

   という二つの図形の定義が必要です。

   「三角形」「四角形」調査隊の「ひみつ道具」は、この定義です

 

    

 

児童 四角形、三角形を見つけ、黒板の「四角形」「三角形」と書いてあるところに

   図形を 貼る。

   貼った後、この図形が、「四角形」「三角形」である理由を話す。

   「ひみつ道具」の言葉を使って話す。

   この時、直線の数だけではなく、「直線に かこまれた」かたちである

   ことも大切です。

   

 

 

 

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1年 どちらが ながい うつしとってくらべる かずでくらべる

2023-06-13 14:42:48 | 日記

先生「前の授業で、長さを 比べたね。」

児童 前回の授業で、長さを比べた 色鉛筆、リボン、紙、ポスター、

   なわとびを見せて、どうやって 長さを比べたか、思い出す。

 

先生「今日は、最初に、〇さんと ◇さんの机の高さを 比べます

   教室の端と端にいる〇さん、◇さん。

   机同士を持って行って、そろえて、比べるのは、大変だね。

   なので、これを使います。」

   紙テープを見せる。

  

  「この紙テープに、机の高さを 写し取って、比べます。」

   〇さんの机の高さ、◇さんの机の高さを、紙テープに写し取る。

 

   黒板に、二本の紙テープを貼る。

児童「〇さんの机の方が、高い。」

  「◇さんの机の方が、低い。」

先生「お、いい言葉が出てきたね。

   高い と 低い。」

   黒板に、

 

  たかさ  たかい ひくい

 

   と書く。

先生「では、辞典と 教科書の 厚さを 比べると。」

児童「厚い。」「短い、じゃないな。」

  「薄い。」

 

 あつさ  あつい うすい

 

先生「木の周りの長さは?」

児童「周りだから、太いと細い。」

 

 きのまわり  ふとい  ほそい

 

先生「水槽の水の深さは?」

児童「深い。」「ちょっぴり。」「少ない。」

先生「ちょっぴりと少ないは、水の量が少ししかないっていうことだね。

   水の深さは?」

児童「分かった!浅い!」

 

  すいそうのみずのふかさ  ふかい  あさい

 

先生「最後に、手を広げた長さは?」

児童「長いと短い。」

 てを ひろげた ながさ  ながい  みじかい

 

先生「みんなも、いろいろな長さを 写し取ってみたいよね。

   一人に、1本、紙テープを 準備しました。

   この教室の中の どんな物の長さを 写し取ろうか考えてね。」

   児童が考えている間に、一人に、約1m50㎝くらいのテープを

   配布する。

   先程、机の高さを 先生が、写し取った時のことを 思い出し、

   テープの当て方、テープの折り方を確認する。

児童 紙テープにいろいろな長さを 写し取る。

   何を写し取ったか、物の名前を書く。自分の名前も 書く。

   黒板に貼って、みんなで長さを比べる。

 

先生「今度は、テープを使わないで、

   このブロック(磁石付き)を 使って

   長さを比べよう

   先生の机の横の長さと みんなの机の横の長さを 比べるよ。」

  

 

児童・先生 ブロック何個分で、二つの机の横の長さを 比べる。

 

 

児童 ブロック何個分で、紙の縦と横の長さを 比べた後、

   「どちらが どれだけながいでしょうか。」のプリント問題を 解く。

 

 

   

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1年 どちらが ながい  そろえて のばして かさねて うつして 

2023-06-12 15:26:01 | 日記

先生 黒板に「どちらが ながい」と書く。

  「きょうは、長さを 比べます

   いろんなところに、『長さ』があるね。」

   黒板の縦、横。

   プリントの縦、横。

   チョークの縦、周り。

   など、「ここに、こんな長さがあるね。」と物を見ながら、

   どこが長さが分かるよう、児童と確かめる。

 

先生「どっちが、長い?」

   ピンクと水色の色鉛筆を 児童に見せる。

   

児童「水色の方が長い。」「え、でも、ピンクかもしれない。」

  「先生、二つの鉛筆をくっつけてください。」

先生 二本の鉛筆を 適当に⁈くっつける。

児童「あ~、そうじゃなくて~。」

  「え~と、下の方、二つをそろえてください。」

先生 鉛筆の下を ていねいに、よく見て、そろえる。

児童「そう!」「ほら、分かった!」

  「水色の鉛筆の方が長い。」

先生「二本の鉛筆を くつっけて、そろえて 比べました。

   ちゃんと比べられたね。水色の鉛筆の方が、長い。」

   黒板に、

   「そろえる

   と書く。

 

 

先生「白いリボン、茶色のリボン、どちらが長い?」

   

児童「リボンを伸ばしてください。」

先生「伸ばすのね。」

   児童にも手伝ってもらい、二本のリボンを伸ばす。

児童「伸ばしたら、端っこを そろえてください。」

先生・児童 2人で リボンを伸ばし、端をそろえる。

児童「白の方が 長い。」

先生「二本のリボンを 伸ばして、端をそろえて比べました。

   白いリボンの方が、長いって分かりました。」

   黒板に、

   「のばして そろえる

   と書く。

 

先生「この紙の、縦と横、どちらが長いでしょうか。」

  

児童「わぁ、びみょう・・・」「横かな~?」「縦かな~?」

  「そろえられない・・」「どうやって比べる?」

先生「みんな 考えこんじゃったね。

   こうやったら、どうかなぁ?」

   縦の部分を 横の部分に 重ねるように折る。

  

*縦の部分は、紙の裏にも、「たて」と書いたシールを貼っておく。

 

児童「あ、横の方が長い。」

先生「そうだね。折って、重ねると比べられるね。」

   黒板に、

  「おって、かさねる

   と書く。

 

先生「今度は、この厚紙の 

  ポスターの縦と横の長さを 比べよう。」

   

児童「また、びみょう・・・」「横かな?」「縦かな?」

  「折っちゃだめですか。」

先生「はい、折らないで比べてください。」

児童「黒板のところで、説明していいですか。」

  「この横の長さ、ここからここまで、線で黒板に書いて、

   ポスターを回して、線の長さと比べる。」

先生「なるほど!

   長さを 黒板に写し取って 比べればいいんだ。

   やってみるね。」

   横の長さを黒板に 写し取って、縦の長さと比べる。

児童「縦の方が、長い!」

   黒板に、

  「うつしとる

   と書く。

 

 

先生「最後に、みんなのなわとびを 隣同士で比べてみよう。」

 

  *最初に、二つのなわとびを比べるやり方を 見本で見せ、

   「のばす」「そろえる」を活動を通して、長さを比べる。

 

  *2年「長さ」の最初でも、同じように、長さの比べ方を扱った。

https://blog.goo.ne.jp/madeinmiyaco/e/0d007b865460ffb0492457c3b6ac705a

 

 

 

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1年 たし算・ひき算 文章題

2023-06-07 15:14:46 | 日記

先生「これから、たし算ひき算の問題を 読みます。

   『これは、たし算のもんだいだな。』と思ったら、シュワッチ

   ポーズ(両手を胸の前で、クロスする。)をしてね。

   『これは、ひき算の問題だな』と思ったら、アイーンのポーズ

   (あごの下で手を床に水平に出す。)をしてね。

   『・・・・でしょうか。』『・・・なりますか。』と言った後に、

   パッとポーズをとってください。

 

   第一問。

   鉛筆が、5本あります。

   今日、お母さんから 4本 もらいます。

   鉛筆は、ぜんぶで 何本になるでしょうか。

児童 パッと シュワッチのポーズ。

   ジッと集中して 問題文を聞いて、声無しで、ポーズだけで

   全員が答える。

先生「正解!  たし算です。

 

   第二問。

   こどもが、9人 遊んでいます。

   こどもが、3人 帰りました。

   のこりは、何人でしょうか。

児童 アイーンのポーズ。

先生「正解!  ひき算です。

 

   第三問。

   赤い花が、8本。

   黄色い花が、6本あります。

   どちらが、何本 おおいですか。

児童 アイーンのポーズ。

先生「正解!  ひき算です。

 

   第四問。

   みかんを 昨日、4個、

   今日、3個取りました。

   みかんは、合わせて、何個になったでしょうか。

児童 シュワッチのポーズ。

先生「正解!  たし算です。

 

   第五問。

   男の子が 5人。

   女の子が、3人 なかよく遊んでいます。

   みんなで、何をして遊んでいるでしょうか。」

児童 シュワッチのポーズ⁈ではなく、ざわつく。

  「ひき算でも、たし算でもありません!」

先生「その通りです。ひっかけ問題でした(⌒∇⌒)

 

   第六問。

   あめが、5個あります。

   2個 お兄さんにもらいました

   3個 友だちにあげました

   あめは、何個になりましたか。

児童 考え込む児童がいる中、

   シュワッチのポーズから、アイーンのポーズに

   切り替える児童がいる。

先生「おおお!正解の人が、何人かいます。

   もう一度、読みます。」

   繰り返し文章題を読む。

児童 集中して聞く。聞いた後、二つのポーズをとる。

先生「正解!  素晴らしい!

   たし算の後、ひき算でした。

   どうして、そう考えたの?」

児童 それぞれの考えを言う。

 

先生「第七問。

   おにぎりを、8個作りました。

   お姉さんに、3個あげました

   弟にも、3個あげました

   のこりのおにぎりは、何個ですか。

児童 アイーンアイーン

先生「正解!  難しい問題も、見事に正解しましたね。

   どうして、そう考えたの?」

児童 自分の考えを 言う。

 

先生「たし算ひき算だと分かる言葉を カードに書きました。

   どちらの計算の言葉か、教えてください。」

   

   以下の言葉が 書いてあるカードを 黒板に貼る。 

   あわせて

   のこり

   おおい

   ちがい

   ぜんぶで

   ふえると

   すくない

   どちらがどれだけ

   みんなで

   

児童 カードを たし算のキーワードひき算のキーワードの二つに 分ける。

   

  「たすのかな?ひくのかな?」のプリント問題を解く。

 

 

★2年生になって、たし算とひき算のひっ算問題で、

 児童の多くが 混乱した問題。

 

 「ゆうたさんは、67円のスナックがしと、23円のガムを

  買うので、100円を 出しました

  おつりは、いくらですか

 

  式 67+23=90

    100-90=10

  答え 10円

 

  のはずが、

  67-23 とか 100-67 とかの立式。

  文章を読み取って、二つの式を立てることが、難しいようだった。

  文章自体の分かりづらさがあり、二つの文にした方が、分かりやすいと思う。

  でも、問題の場面を 思い浮かべて、立式できなかったのは、どうして?

  読み取りの力が・・・買い物経験が・・・?

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2年 水のかさ mL dL L 振り返り

2023-06-05 15:59:15 | 日記

先生 トレーに、1デシリットルます1リットルます1ミリリットルスプーン

   のせる。(水を入れる。または、水が入っている設定。)

   

   児童一人一人の前に行き、三つのどれかを 指さす。

児童 先生がさした容器に入っている水のかさを、

  「1デシリットル!」「1リットル!」「1ミリリットル!」

   と言う。 

先生 リズムよく、次々にランダムに、容器を指さし、児童が答える。

   (一人に3秒くらいで。

   全員答えても、1分半以内で。)

児童「1ミリリットル。」「1デシリットル。」「1デシリットル。」

  「1リットル。」「1ミリリットル。」「1リットル。」・・・・・

 

 

先生「今度は、全部、何ミリリットルで、答えてね。」

   次々に、容器をランダムに指さす。

児童 一人一人、答える。

  「100ミリリットル。」「1ミリリットル。」「100ミリリットル。」

  「1000ミリリットル。」「1000ミリリットル。」「1ミリリットル。」・・・・

先生 単位の関係が、まだ、あいまいな児童がいたら、黒板に、

   1L=1000mL

  1dL=100mL

   を書く。

 

先生「かさのたんいを 付けてください。考えながら、先生が貼ったり、

   書いたりするのを見ていてね。」

   黒板に、イラストや写真を貼り、数を書く。

  16

 100

 

 700

 8

 7

  650

 112

 5

 2

先生「目薬は、16(じゅうろく)、」

児童「ミリリットル!」

先生「野菜ジュースは、100(ひゃく)、」

児童「ミリリットル!」

   同じように続けていく。

 

児童 プリントで、かさの加減の計算問題や かさを読み取る問題を解く。

 

 

 

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