わくわく わかる まなぶ さんすう1年生 2年生

1年生と2年生
算数授業での先生と児童のやりとり。
子どもっておもしろい!

2年 3けたの数 読む 書く 並べる

2022-06-14 15:54:43 | 日記

先生「数を 読みましょう。」

   カードを 出す。

   

児童「よんひゃくんじゅうご」

先生 カードを 裏返す。

   

   もう一度、

児童「よんひゃくんじゅうご」

 

 

   

児童「はっぴゃくよんじゅうなな」

   

   もう一度、

児童「はっぴゃくよんじゅうなな」

 

 

   

児童「ろっぴゃくにじゅう」

   

   もう一度、

児童「ろっぴゃくにじゅう」

 

 

   

児童「ななひゃく」

   

   もう一度、

児童「ななひゃく」

先生「3けたの数を、学習しています。

   いつも頭の中に、三つの位を 表す枠を

   つくって考えよう。

   位の名前

児童「一の位、十の位、百の位。」

   

先生「153を読むと、百五十三。

   百の位に、1。

   『いちひゃく』って読まないね。

   『いっぴゃく』とも読まないね。

   百の位が1のときは、『百』とだけ、読みます。

   では、

   ①614  ②501  ③105  ④620  ⑤700

   を読んでみよう。」

   みんなで、声に出して読んだ後、漢数字で、読んだとおりに

   ノートに書く。

*501・・・空位の十の位

 

 

*105・・・空位の十の位。百の位に、1を書く。

 

 

*620・・・空位の一の位

 

 

*700・・・空位が十の位、一の位

 

 

先生「少し難しい問題を 出します。

   でも、また、

   頭の中に、三つの位を 表す枠を

   つくって考えたら、出来ちゃうよ。

   位の名前

児童「一の位、十の位、百の位。」

   

先生「ノートに、数字で 書こう。

   ①百七十六  ②八百五  ③九百二十  ④六百」

児童 ノートに、数字で書く。

   ノートに書き終わった数名の児童、黒板に書く。

先生 みんなで、位取りを考えながら、正しく書けたかどうか

   確かめる。

*百七十六・・・百の位に、1を書けたかな?

*八百五・・・十の位に、0を書けたかな?  十の位に、5を書いちゃだめだよ。

*九百二十・・・一の位に、0を書けたかな? 

*六百・・・十の位一の位に、0を書けたかな?

 

先生 黒板に「あいたくらい・・・数字は 0。

             ・・・かん字は、書かない。

             ・・・読まない。」と書きながら、

   確かめをする。

 

*3つの位の理解が進まない児童には、

の3けたの数の枠の他に、

 

など、位がイメージしやすように、

お金(百円玉、十円玉、一円玉)やカード(100,10,1のカード)

を使った枠も利用する。      

 

  授業の最後に、教科書に印刷された100,10,1のカードを

 切り取り、カードを並べて、数を表す

 

 


2年 算数 3けたの数 

2022-06-07 15:39:50 | 日記

先生「10とびの数。先生とみんなと 交互に。

   10」

児童「20」

先生「30」

   120まで、同じ速さで、テンポよく、交互に。

児童「120」

先生「5とびの数

   みんなから、どうぞ!」

児童「5」

先生「10」

児童「15」

先生 120まで、続ける。「120」

  「1とびの数。90から。

   90」

児童「91」

先生「92」

児童「93」

先生「94」120まで続ける。

児童「120」

先生「120までの数を、スラスラ言えたね。バッチリ!(⌒∇⌒)

   

   今日は、120より大きな数を 学習します。

   黒板に貼ってある クリップの数は 何個でしょうか。

   クリップの絵を 貼る。

児童「すぐには、数えられない・・・」

  「うん、でも、10個のまとまりが、たくさんある。」

  「10個のまとまりを、ぐるっと丸で 囲んで、数えていくと

   数えやすいんじゃない?」

先生「このクリップの絵を 印刷しました。

   一人に1枚、プリントを配るので、

   自分で数えてみよう。

   10個のまとまりをぐるっと丸で囲んで、数えていこう。」

児童 プリントに 10のまとまりをチェックしながら、

   クリップの数を 数え始める。

先生 10のまとまりを 丸で囲むよう、机間指導する。

  

  「10のまとまりを 鉛筆で丸で囲みました。

   10のまとまりが、10個で 何個になりますか。」

児童「100個です。」

先生 黒板に、「10が 10こで 100」と書く。

  「今度は、赤鉛筆で、10が10個を 囲みましょう。

   10が10こで~

児童「100!

   赤鉛筆で 100のまとまりを 丸で囲む。

先生「全部で 何個か、クリップの絵の下に、書こう。」

   児童が、それぞれ、数を書いたのを確認して、

   黒板に掲示してあるクリップの絵を使って、みんなで

   数えて、答えをだす。

 

先生「100のまとまりが」

児童「2個。」

先生「10のまとまりが」

児童「3個。」

先生「1が」

児童「5個」

先生「全部で」

児童「235個。」

先生 空いているところに、数を書き入れる。

  「100が2個、10が3個、1が5個。

   合わせた数は、235。

   百の位の数は」

児童「2」

先生「10の位の数は」

児童「3」

先生「一の位の数は」

児童「5」

先生 100,10、1のカードを使って、

   何百 何十 何の読み方を いくつも、練習する。

 


2年 算数 長さ 10㎝の線を引こう

2022-06-02 15:22:18 | 日記

先生「この消しゴムの長さは、

   何cm 何mmですか。」

 

児童「3cm8mmです。」

先生「その通り、3cm8mmですね。

   では、何mmですか。」

児童「38mmです。」

先生「そうですね。3cmは、30mm。

   8mmと合わせて

   38mm。

   1mmが~」

児童「38個!」

先生「正解!

   1cmが、10個で~」

児童「10cm。」

先生「そう、10cmだね。

   今日は、10cmの線を 書きます

   前に使った竹のものさしを 使います。」

   30cmのものさしを配る。

  「ものさしを 机の真ん中に、横に置きましょう。

   先生が言う長さを 左端から ここまでというところに

   指を 置きます。

   1cm。」

児童 左端から 1cmのめもりに 指を置く。

先生 机間を回りながら、正しく指を置けているか見る。

   5cm、10cm、15cmと順に 指を置く。

   5cmと10cmの印を 確認する。

  「では、10cmの線の 書き方を 見てください。」

   線の引き方の手順を 黒板に書きながら、実際に線を引く。

先生 手順通りに、一つ一つやって見せる。

 

児童 線の引き方の流れを 確認した後、

   10cmの線を引く。

先生 児童が引いた線が 正しい長さで まっすぐ(直線)に

   引けているかどうかを、一人一人評価する。

   すぐに、パッと評価できるように、10㎝の工作用紙を 手に持って

   机間巡視する。

児童 10㎝の線が引くことができた児童は、8㎝、9㎝5㎜、25mmの線を

   引く。

 

*目盛りの無い方で、線を引く指導で、

 物差しの背にある「樋」(線引き溝)の話をする。

 

*線を引くとき、物差しをしっかり押さえると、まっすぐの線が

 引けることを 黒板で見せる。

 物差しを 指1本で押さえて 線を引くと、

 物差しが不安定で、クルクル回ったり、グニャグニャの線に

 なったりして、児童は「あららら」と笑う(*'▽')

 指2本で押さえると 1本よりはいいですが、

 やっぱり指3本よりは、不安定。

 できるだけ、指4本で!

(定規のイラストで、すみません・・・)

 

   時間があったら、「単位は、cm? mm?」の問題を解く。

   ➡数字の後に、cmかmmを 言う。

 

先生「セロテープの幅は、15(ゆっくり、じゅうご)」

児童「ミリメートル!」

*「幅」が分からない児童もいるので、その説明も事前に必要でした。

 

先生「鍵盤ハーモニカの幅は、42(ゆっくり、よんじゅうに)」

児童「センチメートル!」

   以下同様に、問いと答えを繰り返す。

 

 

 

どの問題も、間違わず答えられるようになったら、

または、cmとmmの混乱が見られる時は、

実際に どのくらいの長さなのかを 指と指、手と手を使って

長さを示す。

 


2年 算数 長さ ㎝と㎜ 単位換算

2022-06-01 16:36:10 | 日記

先生「親指と人差し指で、1センチメートルの長さ。」

児童 指で、1センチメートルの幅を作る。

先生「2センチメートル。」

児童 2㎝、5㎝、10㎝も同じように、指の幅で表す。

先生「1ミリメートル。」

児童 目の前で、しっかり見ながら、親指と人差し指で、

   1mmの幅をつくる。

先生 2mm、5mm、少しずつ10mmに近づける。

  「10ミリメートル。」

児童 10mmを表す。

先生「10ミリメートルは~?」

児童「1センチメートル!」

先生「よくできました。

 

   では、2センチメートルは、何ミリメートル?」

児童「20ミリメートル。」

先生 次々、3cm、4cm、5cm・・・は、何mmかを、聞いて、

   黒板に 書いていく。

   「1cm=10mm

    2cm=20mm

    3cm=30mm

    4cm=40mm

    5cm=50mm

    6cm=60mm」

  「では、問題です。

   5cm6mmは、何mmですか。」

児童「56mmです。」

先生「どうやって、ミリメートルに換えたの?」

児童「5cmは、50mm、6mmはそのまま、6mm。

   合わせて、56mm。」

 

  「ここの(黒板に書いてある、cmの数字を指す)数字は、mmのとき

   十の位の数のところになる。」

 

先生「なるほど!どちらも、いい考え方だね。

   十の位、一の位の考え方だと、こんな表を

   使うことができるね。」

 

 

先生「みんな、それぞれのノートでやってみよう。」

   迷っている児童がいたら、1問目は、表に数字を入れて

   やってみせる。

児童 答え合わせする。

 

先生「mmとcmで書かれた長さを 比べてみよう。」

  「どちらが、長い?」

児童「3cm。」

先生「どうして?

   5の方が、大きい数だよ。」

児童「5の方は、mmです。」

  「3cmは、30mm。5mmと30mmを比べたら

   30mmの方が、長いです。」

 

先生 次々、問題を出す。

 

 

 

 

  どうして、そちらの方が長いのか、単位を合わせて比べて

 確かめる。

  また、拡大ものさしで、二つの長さを 実際に視覚的に

 比べて確かめる。

 

 

  時間があったら、5枚のカードを使って、

  「一番長いのはどれ?」

  または、「短い順に、カードを並べよう。」をする。