みるんの独り言

日々感じる事

秋の夜長と冷たい雨

2019-10-25 08:06:52 | 日記


  夢ならばどれほど良かったでしょう 未だにあなたのことを夢にみる

   忘れたものを取りに帰るように 古びた思い出の埃を払う

                         - 米津玄師 -


  先日の夜、毎日必ず書いていた「寝る前に」を書けなかった

  人間としてのペースを失ったからだ。


  何か特別な事があったかといえば あったのだけれど

  かけなくて寝てしまったことを悔やまれる。



  先日、久しぶりに想いの人と会う機会があった。

  社会人ともなると 何か理由付けでもしない限り 会う事は少なくなる

  ましてや生活時間も違うからなおさらだったりする


  この前行ってきた旅行のお土産を渡すという用事 こちらから誘うのが一般的で


  なかなか返信が来ないLINEを見て、ため息をつく

  なんでこんなにドキドキするんだろうと 心の中でつぶやく


  別の友達にお土産を渡しに行ってしばし会話。 その時に連絡は来たけれど

  すぐに返信をしないほうがいいのか迷う こんな性格ではなかったはずだ


  悪いと思いながら友達との会話を区切り、その子も元へと車を走らせた。

  久しぶりに会えるとなるとワクワクがあったりもする

 
  雨が降っていたので家に横付け 軽く紳士を気取る

  待っていたのはいつもの顔 元気そうだった。

  LINEに気づけなかったのはゲームをしていたようで 通知が来なかったと言い訳をされた

  まぁそこまで気にしてはいないから 冗談っぽく流した。


  なぜかドキドキがやってこない いつものようにぶっきらぼうになったけれどお土産を渡せた

  喜んでくれるかどうかなんて渡した後にもわからないものだし こういうのはいつも慣れない


  暫く雑談 おなかすいた と毎回行ってくれると こっちも動きやすい

  そういう所は好きだ。 気を使わせてるのかもしれないけど

  取り留めない適当な会話を交えて 仕事の愚痴だとかなんでもない会話をしたけれど

  昔の様にドキドキワクワクするような感情が起きなくなってしまった

  ちょっと前まで好きだった人なはずなのに 自分の心が変わってしまったのか

  諦めてしまったのか 動く気配が伺えなかった

  
  とうとう不良品になってしまった僕の心はさておき

  お互いに好きなメニューってのがあって、同じもの注文して 

  彼女のほうがたくさん食べて お腹いっぱい 僕は最近ダイエット中だから

  結果楽しかったのだけれど 

  やはり若い子というのは色々なものの移り変わりが速いのだろうと感じた


  表向きはなんでもないように対応できたと思うけれど

  内心いろいろ考えてかなり印象悪く映ったかもしれない

  なぜだかは解らないけれど 僕の恋心はとうとう居場所を失くしてしまったのかもしれない

  遅い時間だったからご飯、スタバで車の中でゆっくりと時間が進んだ

  もっと一緒に居たいという気持ちは なぜか起こらなかった



  帰り道は今日の反省をしながら帰った 全てが失敗なんだろうと思うけれど

  性格上失敗を繰り返したくないと そう思っていた


  その気持ちのまま家に帰って そして軽くルーティンをこなして寝た

  ブログを書くというルーティンは手を付ける事もなかったわけだ

  
  心の安定期なのか もうその人の事を好きではなくなってしまったのか

  今すぐには答えは出せないけれど 明確に心の変化はあったんだと思う。


  継続した気持ちというのは本当に難しくて これからも連絡を取るという事が

  出来なくなってしまうかもしれない



  これほどに自分に失望した日は無かったし 

  あんなに好きだったのに何故?という気持ちで今は一杯だ


  やはり一人で居る事に慣れてしまった時に心はちゃんとわかっていて

  俗にいうこじらせてしまった人 という位置づけになってしまったのかもしれない



  どちらにせよ もうこちらから連絡を取る事は なくなったと思う

  凍結した過去の想いを氷解する出来事が起こらない限り


  この冷たい雨のように 全部流れてしまえばいいのに