みるんの独り言

日々感じる事

世界観というもの

2018-03-30 07:58:26 | 日記

  映画やドラマの世界観はとても大事だと思う


  リアルな日常を描いたドラマであっても

  スパイアクションを題材にした映画であっても

  その続編ドラマや映画にしても

  元々あった世界観を壊してしまうのは 作品そのものを変えることに等しい気がする

 
  監督が代わる 演者が変わる とかあるからどうしても難しい話も中にはあるけれど

  最近見続けている「ウォーキングデッド」の世界観はある意味凄い

  まだシーズン6の始めだけれど


  謎の現象により、ゾンビ(ウォーカー)が溢れかえってしまったアメリカが舞台

  主人公のリックは警察官で正義感溢れる真面目な人間だった。

  いろいろな生存者と遭遇したり、家族と再会出来たり、とても感動する場面もあるのだけれど

  この作品の一番怖いのは謎の発生をした元人間、ウォーカーだけではない

  どちらかと言えば、生存者の「何をしてでも生きていく」という力が凄い

  だから数少ない生存者間での争いは絶えないし、ましてや銃社会だから 簡単に人は死ぬ

  シーズン3辺りからは、もうこの世にウォーカーになりうるウィルスは皆が感染していて

  人間の生命が尽き、数時間後にはウォーカーになってしまうという所まで行きついた


  だから「死んだ人間」に対しては 弱点である脳を破壊する。 まだウォーカーになる前に

  とても残酷な話だとは思うけれど、この世界観の中では常識になりつつある


  にしても、相変わらず演出がとってもグロい。

  動いている人形相手なのかよくわからないけれど 躊躇なく刀や鉄の棒を振り回し、

  ウォーカーの頭を足で踏み抜くだなんて 作中の世界の状況になってみないとそんなことは出来ないと思う


  ウォーカーが生きている人や動物を生で齧り、貪り、食べてしまうシーンなんて見て居られない

  生生しいってこういう事を言うんだろうなあ・・・R18以上にキツイ

  
  作中ではいろいろな人の集まり?サークル?身を寄せ合って生きている場所に

  リック達は身を投じていくのだけれど、どこにでも闇はあるようで

  真面目に仲間たち(家族たち)を導いて生きたい気持ちが強いので、悪い部分は見逃せないし

  長くそのコミュニティで生きていくには不要だと感じるようだ


  本当に安全に近い場所もあるんだけれど 本当の安全な場所なんてこの世界にはきっと無いのだろう

  一つの小さな町、刑務所、終着駅、新興高級住宅街と、いろいろ巡ってきてはいるけれど

  リック達は長く「外」に居すぎた所為か、壁の「中」で生きている人達の外側の認識の甘さ

  生きていくだけの力が足りないと気づいて 主導者に反乱というか革命を起こし、

  生存者を正しい方向へと導いて・・・とここまでが見た所ですが


  個人的にはなんであそこで「ベス」を終わらせてしまったのか

  ダリルとの二人のシーンも嫌いじゃなかったのに ベスの恋も何らかの形でまだ描けると思ったのに

  どんどん若いキャラが居なくなっていくのも悲しい気がします。


  そんな中でもキャロル無双は相変わらずですね。 キャロルは生き残れる気がする笑


  最近ではダリルも良いんですが、ミショーンも闇を持った強い存在として特徴めいてきました

  あとは二度と現れないと思われたモーガン。

  息子を亡くし、気が触れてしまった一面もありましたが、不殺の精神で今後どんな活躍をするのか

  期待を持ちたいですね。

  
  長々とウォーキングデッドの話でしたが 大事なのは世界観なのだよ


  荒廃してから何年かはわからないけれど、そろそろ食料やら燃料が尽きてこないのか
 
  これだけ倒してきたウォーカーはあとどれだけいるのか シーズン8まで僕の熱は持つのか


  いろいろ心配になってきたりしながら また暇を見つけて続きを見たいと思います。