みるんの独り言

日々感じる事

ライオン

2018-03-05 08:16:51 | 日記

  忙しくて映画を見る時間が無い

  DVDをレンタルしたのだけれど見終わる前にレンタル期限が来てしまう

  再度借りるのもなんだか面倒なので 無理やり時間を作って消化する


  「ライオン」という映画を見た。お勧めされたので正直に借りて来た

  あらすじ

  インドのスラム街。
  5歳のサルーは、兄と遊んでいる最中に停車していた電車内に潜り込んで眠ってしまい、
  そのまま遠くの見知らぬ地へと運ばれて迷子になる。
  やがて彼は、オーストラリアへ養子に出され、その後25年が経過する。
  ポッカリと人生に穴があいているような感覚を抱いてきた彼は、それを埋めるためにも本当の自分の家を捜そうと決意。
  わずかな記憶を手掛かりに、Google Earth を駆使して捜索すると……。

  25年という長いスパンでの「家出」みたいな映画ですが

  インドのスラムでの世界観から一転 孤児となったサルーが引き取られた新しい親の元はオーストラリア

  街並みから飛行機、船 車と建物 施設など世界観がいっきに変わります。

  でもその当時の時代だから1998年頃なのかな・・・思い出そうとしても記憶が定かではないが私も生きている時代だ

  主人公サルーの住処から電車で1200km?インドって人口も広いし 都市だってたくさんあるだろうし

  言語だって違うらしいから


  孤児だって実際多いらしい サルーの入った施設だって表向き慈善事業っぽいが少し怖い雰囲気すら感じた。

  異国の話であるからだと思うけれど、価値観はいろいろあるんだろう

  初めにサルーをお世話してくれた人は人身売買のブローカーだったんだろうか?あれはちょっとわからなかった

  それでもサルーは本当にいい人に拾われたんだろうなと、救われたんだろうと思わざるを得ない

  インドであのまま暮らしていたら大学なんていけないだろうし 暮らしぶりだってずっと石拾いだろう

  
  ほぼ現代になってGoogle Mapで探すことを決意 これって実話だけどグーグルスポンサーなんでしょうか?

  グーグルさんマジ便利

  過去の記憶を思い出して 広い大地のある一部分を探すのは すごい難しい

  大人になってからであれば地名がわかるけれど サルーは5歳で自分の住んでいた地名すらあやふやだったし

  当時乗った汽車の航行速度と時間から割り出して 辿り着いたカルカッタからの距離を換算
 
  駅のそばに塔があった・・・ぐらいしか思い出せないのももどかしいけれど

  
  もし自分だったら あきらめちゃうんだうなとか 見る前に行ってみるのもアリじゃないかとか 

  それでも25年ぶりに帰れた故郷と新旧二人の母と 家族愛と ちゃんと見せ場をもちつつ 泣けるいい映画だったかな


  兄が当時に無くなっていたのは悲しかった 母と妹だけでも会えたのは奇跡なのか


  嘘みたいな奇跡の本当に起こった話は映画でもたくさん取り上げられているみたいで

  ノンフィクションは時にリアルで時に暖かくて 時に残酷で

  奇跡なんて起こっていないと この年になって思ったとしても 実は気づいていないだで

  この世は奇跡ばっかりなのではないかと 自分の価値観をも見直せてしまうような


  忙しいが故に気づけるものだってあるし 路傍の花だって名前があって 

  咲く理由もあるし それを美しいってファインダーに収める人だっている。 

  外国人が観光に来て、日本での何気ない日常を写真に撮っている それだって本人から見れば奇跡であり 価値のあるものなのだ


  何が言いたいかはわからないけれど 休みが取れない私にも ちゃんとした理由があって定めなのではないかと思ったりもした


  いや休みは欲しいけどね笑