２０１５年２月２８日（土）
２００４年、世界遺産に登録された熊野三山に詣でる五つの参詣道と、高野山、吉野山。
この五つの参詣道（大辺路、中辺路、小辺路、伊勢路、大峯路）のうち伊勢神宮からのコース伊勢路は、庶民の道として大勢の巡礼者が往来し「蟻の熊野詣」と言われた道です
以前からいつか歩いてみたいと思っていた熊野古道
今年になってからいくつかのきっかけが重なってこの思いが強くなり、出かけてきました
名古屋駅から日帰りのシャトルバスに乗り、美しい石畳が多く残る馬越峠のコースを歩いてきました
紀北町にある道の駅「海山」でバスを降りて歩き始めます
すぐに石畳の道が始まりました
当時の石工の技は見事で、石組みは美しく感動的です
夜泣き地蔵
一枚岩の石の橋
馬越峠（325ｍ）
かつて峠の茶屋があったとか・・・
天狗倉山へ向かいます
大きな岩が見えてきました
回り込むと山頂に登れます
見事な展望が待っていました
左に白い山頂の大台ケ原と右にはるか大杉谷方面
大台ケ原
銚子川
山頂下の左側が切れ落ちた岩から尾鷲市
尾鷲港
熊野灘
尾鷲市へ向けて下山します
桜地蔵
春が近づいています
振り向けば天狗倉山
尾鷲神社
見事な楠の木
ここからちょっと距離がありますが、旧街道を熊野古道センターまで歩きました
西国一の難所と言われた八鬼山へ向かって
尾鷲港に沢山のカモメが
熊野古道センター
その先に八鬼山方面
その裏にある「夢古道おわせ」から
尾鷲湾をはさんで天狗倉山から左へ馬越峠と便石山
雨の多い尾鷲には珍しい好天に恵まれ、素晴らしい熊野古道デビューとなりました
いつの日にかほかのコースも、そして熊野三山にも参詣したいと思いながら帰りのバスを待ちました
