へきのROOM

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深セン→杭州 7日目 下

2013-09-27 11:46:18 | 中国大陸
礼を言って、とりあえず、総合案内所のお兄さんに深セン航空のカウンターの場所を聞く。

さぁ、ここから交渉。何語でやりとりしようか。普通なら中国語となるのだが、大陸の場合、かならずしも中国人ー外国人とで話をする場合、中国語がベストとは言い切れない。

よく例で使われるシチュエーション:
中国のホテルに宿泊して、ルームサービスでサンドウィッチを頼んだ。
英語で注文。15分後に届いた。
中国語で注文。30分後に届いた。
日本語で注文。1時間後に届いた。


歩きながら、状況を判断。今までの経験から、ここは、中国語わからない振りをする方が良いんじゃないかな? と考え、使用言語は英語をチョイス。で、カウンター到着。カウンターの中には、お姉さん2人と奥の机にお兄さん1人。

5、(英語で)Eチケットと深セン→杭州の搭乗券半券を見せながら、かくかくしかじか説明。んで、
「遅延証明書発行して。」
キーボードをかちゃかちゃ叩いて、確認。お姉さんからお兄ちゃんに引継ぎし、机の引き出しから書類を取り出し記入中。意外とスムーズやん。で、画像の証明書をくれる。

和訳は以下のとおり
深セン航空のフライトにご搭乗頂きありがとうございます。2013年8月16日ZH9963便(深セン→杭州)が深センでの天候不良が原因で予定の11:55から実際は15:32に離陸したことを、ここに証明します。
この証明書は、フライトの離陸時間の証明のみに用いるものである。


ちなみに、日本でも同様だが、遅延証明書は単純に乗り物の遅延を証明するだけのものであり、それによって生じた損害を事業者が賠償したり、払い戻しを行うためのものではない。

この間、10分程。で、
「ANAから、明日空港に来いって言われたんだけど、どこに宿泊したらいいの?」
「15分後に、もう一度ここに来い」
「はい」

ホテル案内してくれるのかなぁ? この様子なら、あえてお金の事は触れないでおこう。


6、15分後、(英語で) カウンターの前には、40代の男性乗客1名とへき。すると、カウンターのお兄さんが自分とその男性客に声をかけ、建物の外へ。車に案内される。お兄さんは、ドライバーに引継ぎ。(中国語で)「1人は宿泊、1人は休憩だから」
どうやら、ホテルに向かうらしい。

20分程走って、到着したのは、杭州蕭山航民賓館という、4つ星ホテル。意外と立派。
ドライバーと共にフロントへ。ホテルロビーやコーヒーショップは人で溢れている。ディレイの乗客をどんどんここに送り込んでいる感じ。団体客が多い。

(中国語で)チェックインもパスポートも何も無しで、それぞれにいきなり鍵を渡される。「2階の●●の間に食事用意しているから、荷物置いたらあがってください」
「はい」
「部屋にWIFIある?」
「有線LANならあります」
十分十分。

で、客室へ。中庭に面したいたって普通の部屋。何故か、中庭に滝があり、それの音がうるさいが、、まぁまぁ。
で、宴会場へ。入ると、一緒に乗ってきた男性客がおいでおいでをする。円卓にご飯・スープ・おかず3種類が並んでいる。皆で食べるらしい。
(中国語で)会話。お兄さんはフライトが深夜になったそうな。そうこうしていると、更に3人グループが到着し同テーブルへ。彼らは、合席が嫌なそうで、他人と一緒なら自分達だけで食べに行く って、すぐ出て行った。
結果的に、5人分の量を2人で。食べれん食べれん。レストランスタッフは、「おかずまだいる?」 と聞いてきたが、2人共断る。
そうこうしていると、お約束の尖閣の話をし始めたので、とっとと部屋に戻る。

その前に、玄関を出て近隣のお店で、飲み物を購入し部屋へ。浴槽がある部屋なので、久々に湯に浸かる。常平の好運はシャワーしか無いからなぁ、、
で、LANに接続、、、、、、、、、、穴どこ?  机周り・ベッド・電話付近いろいろ見渡すがそれらしき物が無い。
残るは、ここか。っと、テレビ台をどかすと、そこにLANケーブルがころがっていた。
見える場所に出しておいてくれーー

無事接続出来、8月16日のブログを更新する。一息ついて、ホテルの案内本を見ると、「サウナ」の文字が。寝るだけなので、ちょっと覗いてみようかなぁ、、、、で、移動。
サウナの入り口には、大浴場の写真が飾ってある。おそらく、場所柄上海のサウナみたいな感じじゃないのかなぁ? 入場料やマッサージ代の表記もあり。









どうしようか考えたが、今日は精神的にも肉体的にもバテバテなので、部屋にUターン。深夜0時に中庭の滝は止まった。素直に就寝。


4 コメント

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話す言葉でサービスが異なるのは歓迎度合いのバロメーターでしょうか。 (ユンピョウファン)
2013-09-27 14:00:50
ルームサービスで英語でオーダーするとサービスが良い例は、恐らく英語で話す客はチップをくれる可能性があるため、最優先になるのでは。

香港も同じようなことがありますね。概ね英語ー広東語ー普通語ー潮州なまりの広東語、みたいな順になるのかも知れません。

香港の場合は英語でもアメリカ人の英語がチップの意味からして最優先、インド人なんかが話す英語は優先順位が下がります。同じ白人でもオーストラリア人は三流白人となり優先順位が下がります。

大陸でも同じ普通語でも、地方の訛りがあると田舎者扱いで、サービスが悪くなったりするのでしょうね。香港では下手な広東語を話して大陸人に間違われるくらいなら、下手な英語を話して日本人と認識してもらう方が対応は良くなりますが、大陸の場合はどうなんでしょう。

訛りのある普通語を話す中国人と普通の日本人、状況によって異なるとは思いますが、大陸ではどちらにサービス優先順位があるのでしょうか。この田舎者の分際でとなるか、小日本の分際でとなるか、どちらがより悪いサービスとなるのでしょう。
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ユンピョウファンさんへ (へき)
2013-09-27 16:09:22
大陸だと、欧米人が中国語を使うとスゴイと思われる。
日本人が中国語を使っても、普通と思われる。って感じじゃないでしょうか。
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あれッ (モンモン)
2013-09-27 18:43:44
アレっ天候不良でも部屋を用意してくれたの?
これって普通じゃないよね。
ちなみにこういう場合、買ったジュースやら
食べ物も保険会社に申請できるよね?
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モンモンさんへ (へき)
2013-09-27 22:31:00
天候不良の場合は、自費が原則です。

遅延の保険に入っていれば、自腹で払った食事代は申請出来ます。もちろん、領収書が必要ですが。
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