ありそうでなかった マカエンセ を紹介する書籍が発売されます。
ポルトガルがマカオに残した記憶と遺産~「マカエンセ」という人々~
元々日本でマカエンセの研究している方自体レアだし、、
編著者の内藤理佳さんぐらいかなぁ、、
とりあえず、アマゾンでポチッと注文しました。
内容
これまで日本でほとんど紹介されたことのないエスニック・グループについて、わかりやすく体系的にまとめた初めての書。
今やラスベガスを超える収益を誇るカジノ産業を抱え、歴史市街地区は世界遺産にも登録されているマカオ。しかし一方で、日本の歴史とも深い関わりがあるにもかかわらず、マカオについて知る人はあまり多くない。
現在55万人を超えるマカオ人口の1%、世界全体でも1~2万人ほどといわれるエスニック・マイノリティ。
マカエンセ(※)といわれる人々について様々な側面から紹介した初めての書。
4世紀半にわたるマカエンセの歴史や伝統文化(ことば、文学、伝統料理、祭礼行事など)を紹介。今を生きるマカエンセたちへの インタビューも豊富に掲載。
※『マカエンセ』とは16世紀半ば、海洋帝国ポルトガルが極東貿易の拠点として植民地支配を行ったマカオにおいて、ポルトガル人と現地の中国人や近隣諸国の人々の間に生まれた「ポルトガル人の子孫」のこと。
目次
第1章 存在しないマカエンセの定義
第2章 マカエンセの誕生とコミュニティの形成
第3章 日本・マカオ交渉史とマカエンセ
第4章 マカオの主権をめぐるポルトガル・中国交渉史とマカエンセ
第5章 返還後のマカオとマカエンセの現状
第6章 マカオの祭礼行事とマカエンセ
第7章 マカエンセの伝統料理「マカエンセ料理」
第8章 マカエンセのことば「パトゥア語」
第9章 マカエンセの文学
第10章 マカエンセの語り「わたしたちはこう生きる」
―マカエンセへのインタビューから(2008~2013年)―
第11章 マカエンセの未来
マカオの祭礼行事一覧(2014年)
マカオ年表
編著者名 SUP上智大学出版/発行 (株)ぎょうせい/発売
内藤 理佳/著
判型 四六判
体裁 単行本
定価(価格) 2,160円(税込み)
本体 2,000円
ISBN 978-4-324-09856-1
図書コード 5300233-00-000
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