こんにちは、ベーゴです。
オリンピック競技、終わりました。水泳や陸上など、今回も歴史に残る名場面がありましたね。私は何といってもソフトボールに心揺さぶられました。
Japan金メダル、おめでとうございます。伝説となるであろう上野投手の413球、数々のファインプレー、まさに気迫と執念、集中力の勝利です。男子球技では色々と言われているようですが、女性の芯の強さを改めて感じさせました。
また、両チームともアマチュアらしく攻守交替時は全て駆け足、プレイが良くてもそうでなくてもメンバーとハイタッチのコンタクトを行うなど、チームプレーの大切さも改めて学びました。チームUSAは、ホームランでは全員がホームベースで迎えます。(それにしてもバステス選手は凄い、まさにバステス・ボム!!)
これはスポーツだけでなく、仕事においても“Touch Base”(小さな取るに足らないとと思われることでも常にコミュニケーションする)という言葉があるように、信頼関係の構築、同じ気持ち(よい時もそうでない時も)を共有、モチベーションを維持・向上させる上で大変重要であると私は考えています。
(どこかのプロ軍団とは違う。。。)
さて、ここはベゴダラですので、テキサス、そして歓喜の渦に埋もれてしまった敗者に目を向けます。無念の銀メダル、チームUSAです。(皆泣いてた)
テキサスは、アリゾナと並びソフトボールが盛んな州で、もちろん私もプレーしています。ここダラスのアメリカ人チームメイトも、USA敗退ニュースを即座に知っていました。
チームUSAの投手はCat Osterman(キャット オスターマン)。絶大なる信頼を得て決勝に温存され、先発を任されました。
チームの顔はJennie Finch(ジェニファー フィンチ)(TVにもよく登場する)
しかしながら、実力からCatがエースの座に、そして彼女はHouston出身、Texas大学Longhornsのスーパースターでした。
速球(ソフト特有のライズボール)に加え、ドロップ(画面でも良く分かる落差)を武器に、2006年に卒業するまで大学の通算奪三振、ノーヒットゲームなど数々の記録を打ちたてました。また在学中からチームUSAに選抜され、アテネでは見事に金メダルです。最も驚くべきは防御率(1試合に何点奪われるか)。大学通算で0.506(さすがHorns!これは2試合で1点しか取られないということ)、チームUSAでは0.378です(北京含む)。
残念ながら今回の決勝では、5回を投げ被安打3ながら2点を奪われましたが、これはJAPANの執念と戦術勝ちです。Japanはアテネ後からCat攻略を練っていたそうです。ヒットらしいヒットは2本、それが何れも甘いライズボール。得点に結びつけた日本が見事でした。
彼女の史上最高のサウスポーという名声に傷がつくことはありません。未だ彼女のブログはアップされていないので、傷心のままなのでしょうが(彼女のキャリアにおける初めての挫折かも知れません)、彼女はチームUSAとして投手として立派な仕事をしました。北京オリンピックという最高かつ最後の舞台は彼女の涙で終わってしまいましたが、顔を上げて帰ってきて欲しいと思います。
大泣きのJennieを支えるCat。2人の涙を忘れません
2人のエース(嬉しいのは分かるが、そっとしてあげたら?)
シューズを北京に置いて帰るCat。彼女は北京をキャリアの集大成と位置づけていました。
今なら私には2016年が見えます。
ご存知のとおり、2012年ロンドンではソフトボールは対象競技ではありませんが、今回は日本が金メダルとなりUSAのDominateが解消されたことですし、シカゴまたは東京が招致に成功すれば復活は間違いないでしょう。
その時、2人のエースCatは33歳、上野投手は34歳。
CatはHornsのヘッドコーチを希望しているようなので恐らく現役ではなさそうですが、上野投手は2016年を目指すそうです。2人とも、世界のソフトボールの発展に大いに貢献していることでしょう。
草ソフトボール選手として、また日本とテキサスで生きてきた私にとっては楽しみな未来が待っています。今後もテキサス、USA、Japan、そしてソフトボールを応援していきます。
「2016。オリンピックレベルのアスリートにとって、能力を維持するにはとてつもなく長い時間の先にある。それでも、ソフトボールというスポーツが、勝者と敗者、国境を超え、同じ強い思いを結びつけた。北京の夜、たった4つの数字は、ソフトボールを愛する思いの全てである。ベーゴ。」
オリンピック競技、終わりました。水泳や陸上など、今回も歴史に残る名場面がありましたね。私は何といってもソフトボールに心揺さぶられました。
Japan金メダル、おめでとうございます。伝説となるであろう上野投手の413球、数々のファインプレー、まさに気迫と執念、集中力の勝利です。男子球技では色々と言われているようですが、女性の芯の強さを改めて感じさせました。
また、両チームともアマチュアらしく攻守交替時は全て駆け足、プレイが良くてもそうでなくてもメンバーとハイタッチのコンタクトを行うなど、チームプレーの大切さも改めて学びました。チームUSAは、ホームランでは全員がホームベースで迎えます。(それにしてもバステス選手は凄い、まさにバステス・ボム!!)
これはスポーツだけでなく、仕事においても“Touch Base”(小さな取るに足らないとと思われることでも常にコミュニケーションする)という言葉があるように、信頼関係の構築、同じ気持ち(よい時もそうでない時も)を共有、モチベーションを維持・向上させる上で大変重要であると私は考えています。
(どこかのプロ軍団とは違う。。。)
さて、ここはベゴダラですので、テキサス、そして歓喜の渦に埋もれてしまった敗者に目を向けます。無念の銀メダル、チームUSAです。(皆泣いてた)
テキサスは、アリゾナと並びソフトボールが盛んな州で、もちろん私もプレーしています。ここダラスのアメリカ人チームメイトも、USA敗退ニュースを即座に知っていました。
チームUSAの投手はCat Osterman(キャット オスターマン)。絶大なる信頼を得て決勝に温存され、先発を任されました。
チームの顔はJennie Finch(ジェニファー フィンチ)(TVにもよく登場する)
しかしながら、実力からCatがエースの座に、そして彼女はHouston出身、Texas大学Longhornsのスーパースターでした。
速球(ソフト特有のライズボール)に加え、ドロップ(画面でも良く分かる落差)を武器に、2006年に卒業するまで大学の通算奪三振、ノーヒットゲームなど数々の記録を打ちたてました。また在学中からチームUSAに選抜され、アテネでは見事に金メダルです。最も驚くべきは防御率(1試合に何点奪われるか)。大学通算で0.506(さすがHorns!これは2試合で1点しか取られないということ)、チームUSAでは0.378です(北京含む)。
残念ながら今回の決勝では、5回を投げ被安打3ながら2点を奪われましたが、これはJAPANの執念と戦術勝ちです。Japanはアテネ後からCat攻略を練っていたそうです。ヒットらしいヒットは2本、それが何れも甘いライズボール。得点に結びつけた日本が見事でした。
彼女の史上最高のサウスポーという名声に傷がつくことはありません。未だ彼女のブログはアップされていないので、傷心のままなのでしょうが(彼女のキャリアにおける初めての挫折かも知れません)、彼女はチームUSAとして投手として立派な仕事をしました。北京オリンピックという最高かつ最後の舞台は彼女の涙で終わってしまいましたが、顔を上げて帰ってきて欲しいと思います。
大泣きのJennieを支えるCat。2人の涙を忘れません
2人のエース(嬉しいのは分かるが、そっとしてあげたら?)
シューズを北京に置いて帰るCat。彼女は北京をキャリアの集大成と位置づけていました。
今なら私には2016年が見えます。
ご存知のとおり、2012年ロンドンではソフトボールは対象競技ではありませんが、今回は日本が金メダルとなりUSAのDominateが解消されたことですし、シカゴまたは東京が招致に成功すれば復活は間違いないでしょう。
その時、2人のエースCatは33歳、上野投手は34歳。
CatはHornsのヘッドコーチを希望しているようなので恐らく現役ではなさそうですが、上野投手は2016年を目指すそうです。2人とも、世界のソフトボールの発展に大いに貢献していることでしょう。
草ソフトボール選手として、また日本とテキサスで生きてきた私にとっては楽しみな未来が待っています。今後もテキサス、USA、Japan、そしてソフトボールを応援していきます。
「2016。オリンピックレベルのアスリートにとって、能力を維持するにはとてつもなく長い時間の先にある。それでも、ソフトボールというスポーツが、勝者と敗者、国境を超え、同じ強い思いを結びつけた。北京の夜、たった4つの数字は、ソフトボールを愛する思いの全てである。ベーゴ。」
とうとうオリンピックも終わりましたね。毎晩のようにTVを見ていたのがすっかりなくなり、今ではいつもの夜を迎えるmogu家。海外で観戦するオリンピックは初めてで、日本がみたいのに~と思いつつも、そうそう日本ばかりは映してくれない。それでも楽しませて頂きました。
残念だったのが、ソフトボールの試合をミスったこと。翌日のヤフーニュースで速報を知り、「金メダル」の文字に鳥肌が立ちました。私自身、選手の詳細を知らないのですが(これはスポーツ全般において)、日本の金メダルはベーゴさんの仰る通り、投手の頑張りこれに尽きると主人も申してました。「代わりの人いないの~?」「肩壊したらどうするの~」って超アマな質問をしたら、「無理やな」の一言。そんなもんなんですか?
今回のオリンピックで主人とよく話題に上ったのは選手層の「薄さ」。勿論各選手の努力と前進は素晴らしいものだと思います。まぁ島国日本ですし、もともとの人数も少ない。だから、この種目は、この人。この人駄目ならメダルなし… っていう、1対1になってしまうんですかね。日本は他の国に比べて、メダルを取った後の対応も低いようですし、現にオリンピック出場には、個人の出費も掛ると聞いたことがあります。日本の旗を挙げて出るのだから、もう少し何かあればいいのに…と一国民は思うわけです。
後、アメリカでの放映を見て思ったこと。日本人選手のリアクションが少ない!これは特にチームプレイ(団体体操)で感じました。アメリカ人選手はお互いの種目が終わればハイタッチやハグ、言葉で健闘を称え合い、自らムードを挙げている様子がとても活気良く、見ていても頑張れ~と思ってしまいました。それと対照に日本男子チーム。みんな暗~いんです。失敗も目立ちました。あぁ~負けたんや~と思って翌日ヤフーニュースを見たら、なんと日本2位、アメリカより上位だったのです。だったら何であんな暗い顔を…
もっと笑顔で、お互いにムード挙げれば良いのに!と、アメリカ的お気楽ムードに慣れてしまったのか、それがとても残念でなりませんでした。
ともあれ、日本の400mリレーも感動させて頂きました。次は4年後。どんなドラマが待っているのでしょうね!