ベーゴとジェイクとダラス生活

NYからテキサス州ダラスに来て海外生活も早7年目。ベーゴと愛犬Jakeとのダラス生活ブログです。

アメリカ5州5000キロの旅 Day 10

2010年09月23日 17時30分46秒 | ドライブ旅行 国立公園編
さて旅も残すところ2日。

この日は、エルパソから北西へ3時間走ったところにある(145マイル/232km)コウモリの飛翔で有名な鍾乳洞へ行きます。

その道中で私はスピード違反でチケットを切られてしまいました。
US62/180を走っていると、途中峠を越える事になります。制限速度は65マイル。私は67マイルで走っていたのですが、下り坂で待機していたポリスに止められたのです。

「えっ?何??抜き打ちの検問??」と軽く考えていたのですが、オーバースピードを言い渡されました。たった2マイルオーバーってきついなぁと思ったのですが、12マイルオーバーだと言われたのです。

この峠には国立公園の「Guadalupe Mountains N.P」があります。

「キレイねぇ~」なんてノンキに山を見ていたので、気がつかなかったのですが、国立公園の半径十数マイル(正確な数字忘れました)は制限速度が55マイルだったのです。

ポ:「制限速度看板あったでしょ。3箇所も表示してあるよ。」
マ:「・・・・(無言)」”そんなぁ、急に速度変更されても、トリッキーやわ・・。”(←心の声。面と向かって何も言えない)

そう言えば、数少ないすれ違った車の一台がパッシングをしたのよね。きっと教えてくれたんだろうけど、気がつかなかった。

と言う事で、この道を通る際はお気をつけ下さいませ。

テキサスからニューメキシコへまた越州。

「Carlsbad Caverns National Park」(カールスバッド洞穴群国立公園)


突如、空いている穴。


その穴は意外と深い


洞窟入り口付近には沢山のCave Swallow(セシヅツバメ)が出入りしています。ものすごい数です(1万羽が生息しているらしい)。そして、糞のにおいがちょっとキツイです・・・・。

洞内は2つの見学ルートといくつかのレンジャーツアールートがあります。
レンジャーツアーは人気で、その内のKings Palace Tourは繊細な鍾乳石が集中しているので一番人気。私達も朝一番に行ったけど、売り切れだった。事前にネットなどで買えるようなので、事前に購入した方がいいです。

最初の見学ルートは片道1マイル(1.6km)。地上から約230m降ります。





2つ目のルートは一周1マイル(1.6km)。


この鍾乳洞はまだまだ深く続いているようで、ところどころにレンジャー用の梯子がありました。一体どこまで下がれるのかしら?

帰りはエレベーターで一気に上がるので、楽です。エレベーターが鍾乳洞にある事も驚いたのですが、感心した事として、洞内の通路は車椅子の方にも配慮されています。その辺りがアメリカの良い所。誰でも公平に楽しめる配慮。

この洞窟といい、Mesa Verdeといい、発見はカウボーイなんですって。この地域ならではの発見者だなぁと思いました。まだまだ発見されていない自然遺産があるんだろうなぁ。


この鍾乳洞のもう一つの見所は、「The Bat Flight」(コウモリの飛翔)です。

この洞窟には約30万匹のコウモリが10月末まで滞在しています。10月以降はメキシコへと移動するんですって。
そのコウモリが日没時に餌を求めて一斉に飛び立ちます。


The Bat Flightを待つ人々。その日のBat Flightの予測時刻はインフォメーションに明記されています。

コウモリ飛翔に影響があるので、電子機器(カメラも)の電源は全てオフです。

その時が来ると、洞窟の中から「キィーキィー」音と共にカサカサカサカサと音が聞こえ、順番にきれいな螺旋を描きながらコウモリ達が出てきます。
もっと真っ黒な塊が飛び出してくるのかと思ったんだけど、上品な感じ(?)で飛んでいきました。その数、年々減っているんですって。

最後の一羽が飛び立ったのは9時前。一時間弱ほど。その後、公園を後にしました。

この日は、Carlsbad泊。


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1 コメント

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Unknown (takaraっこ)
2010-09-25 11:06:12
この鍾乳洞は世界3大の1つと言っていたような記憶ですが、縦穴式で230~280mと深く中は広々としていて寒い位で神秘的でしたね
洞の中もすべて車椅子でも通れる様に整備されてて自然のなす不可思議と人間の創造力に感動した所でした。
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