Day9は国境を越えます。
その前に、一つ国定公園へ。
「White Sands National Monument」(ホワイトサンズ国定公園)
ここは純白の砂丘公園です。ビーチではありません。
その白い砂の正体は石膏。そうギブスで使われているものです。
この砂丘は果てしなく・・と感じるくらい広く続いています。その大きさ713km3で奄美大島とほぼ同じらしいです。
この汚れなき純白な砂。真っ青な空とのコントラストがとてもきれい。非現実的な美しさで、自分は今どこにいるんだろうと錯覚したほど。
風紋もはっきりと。
家族でお弁当を持ってきて、砂丘ピクニックを楽しんでいる方が多かった。子供達はこの白い丘からのソリ滑りを楽しんでいました。ソリと言ってもフリスビーの大きい判のようなもので、売店に売っています。私も密かにやりたかった。
太陽光の反射と紫外線がきついので、すぐ肌が赤くなってしまった。日焼け止めは強力なものがいい。
この公園のすぐ隣はミサイル射撃場。隣というより、公園敷地内です。そしてここが第二次世界大戦時、人類初の核実験(長崎投下型原爆)が行われた有名な場所です。この美しい景色と核実験の相対の差がなんとも言えない。
この軍事施設があるため、公園前では軍による検問があります。全員の身分証明書(特に外国人の私達はパスポートが良い)は携行した方がいいです。
次の目的地へ。
走る事1時間。
テキサス!です。
見慣れた看板。
それまで何もなかったのに、テキサスに入ったとたん(ボーダーからすぐに)町が一気に栄え、改めてニューメキシコと州としての貧富の差を感じた。
そして訪れたのは
メキシコとの国境の町El Paso
スペインの植民地時代の名残風の建物が並ぶ。
ここはアメリカであってアメリカでありません。町の雰囲気、住人、そして公用語も(英語と並んで)スペイン語というから、もうメキシコです。
(人口の70%以上がヒスパニック、ラテン系ですって)
エルパソから歩いてメキシコへと国境を越えられます。
べーゴ裏手の建物がアメリカの入国管理局。そして建物の向こうはメキシコ。
島国の日本人の私にとって、陸路、しかも歩いて国境を越えるって言うのは、感覚的にしっくりこないわ。外国へは船か飛行機で行くもんよねぇ。
メキシコへ渡るのはとっても簡単。
一人¢25アメリカに出国料を支払うだけ。メキシコの入国検査手続き一切なし。
ボーダーの川、リオグランデ。写真左がメキシコ。
(旅の初めにラフティングをした川と同じ本流かな?)
国境を繋ぐ橋の両端には、物売りがたくさん陣とっています。
メキシコ!
Ciudad Juárez(シウダ・ファレス)の街(チワワ州最大の街)
・・・・・。入国したけど、5分で引き返したのでした。空気の悪さ(工事の粉塵)や通りの汚れで一気に散策意欲は低下。国境傍にはお店も大してなかったのでした。
サンディエゴの国境の町「ファレス」は、国境近くはお店もたくさんあり、それを期待したいたので、ちょっと残念。
この街は治安の悪さが著しく、今年1月に麻薬組織による高校生の被害者が出たパーティ狙撃事件があったのもこの街。衝撃的な事件だったので覚えていたけど、この街だと知ったのは、旅行の後でした。街中まで行かなくて良かったかも。
そしてメキシコを出国。これまた¢50(75?だったかな?)出国料をメキシコに支払うだけで出国は簡単。(アメリカよりちょっと高めの値段設定)
問題はアメリカへの入国審査。ものすごい数の人が往来しているので、かなりの込み合い。軽く1時間は待たされます。
ようやく番が回ってきたのに、審査官の認識不足で更に2時間近く待たされる事に。両親はESTAで入国しているので、I-94がありません。陸入国(ESTAは空路のみ)を担当している審査官はESTAの事を知らないのか、I-94がないからと別室で手続きするよう指示。すぐできるのかと思いきや、何組も待っており、その手続きが遅い遅い。挙句の果てには、料金を払ってI-94の手続きをするように言われた。納得がいかないのと、きっと彼らはESTAを知らないんだと思い、説明(軽く抗議)したところ、上司に聞きに行くと言い、案の定、知らなかった様子。その後は、再度審査列に並ぶ事なく簡単に手続き終了。
「なんだったんだー、貴重な2時間を返せ!」です。
あまりESTA入国の人はエルパソから越境しないのね。珍しいタイプだったのでしょう。
と、長くなりましたが、ESTA入国の方はご留意を。
さすが国境の待ち。レストランはTex-Mexかメキシカンがたくさん。ホテルなどにある地元のガイドにBest in El Pasoも含め、たくさん掲載されています。中にはブッシュ大統領も訪問する店も。
ダラスのTex-Mexとは味が違いました。よりメキシカンに近い味。(Leo'sで夕食)
エルパソの夜の観光マークはこれ。
「Murchison Park」からのメキシコの夜景です。
実物はもっとオレンジ色が輝いて目を奪われます。
ちょうどこの日は「独立記念日」。国境川(アメリカサイド)で花火が打ち上げられていました。
夜景はとてもきれいなメキシコの街。昼間(本来)はこんな姿。
川一つ越えただけで、こうも経済格差があるなんて。
この日はEl Paso泊。
その前に、一つ国定公園へ。
「White Sands National Monument」(ホワイトサンズ国定公園)
ここは純白の砂丘公園です。ビーチではありません。
その白い砂の正体は石膏。そうギブスで使われているものです。
この砂丘は果てしなく・・と感じるくらい広く続いています。その大きさ713km3で奄美大島とほぼ同じらしいです。
この汚れなき純白な砂。真っ青な空とのコントラストがとてもきれい。非現実的な美しさで、自分は今どこにいるんだろうと錯覚したほど。
風紋もはっきりと。
家族でお弁当を持ってきて、砂丘ピクニックを楽しんでいる方が多かった。子供達はこの白い丘からのソリ滑りを楽しんでいました。ソリと言ってもフリスビーの大きい判のようなもので、売店に売っています。私も密かにやりたかった。
太陽光の反射と紫外線がきついので、すぐ肌が赤くなってしまった。日焼け止めは強力なものがいい。
この公園のすぐ隣はミサイル射撃場。隣というより、公園敷地内です。そしてここが第二次世界大戦時、人類初の核実験(長崎投下型原爆)が行われた有名な場所です。この美しい景色と核実験の相対の差がなんとも言えない。
この軍事施設があるため、公園前では軍による検問があります。全員の身分証明書(特に外国人の私達はパスポートが良い)は携行した方がいいです。
次の目的地へ。
走る事1時間。
テキサス!です。
見慣れた看板。
それまで何もなかったのに、テキサスに入ったとたん(ボーダーからすぐに)町が一気に栄え、改めてニューメキシコと州としての貧富の差を感じた。
そして訪れたのは
メキシコとの国境の町El Paso
スペインの植民地時代の名残風の建物が並ぶ。
ここはアメリカであってアメリカでありません。町の雰囲気、住人、そして公用語も(英語と並んで)スペイン語というから、もうメキシコです。
(人口の70%以上がヒスパニック、ラテン系ですって)
エルパソから歩いてメキシコへと国境を越えられます。
べーゴ裏手の建物がアメリカの入国管理局。そして建物の向こうはメキシコ。
島国の日本人の私にとって、陸路、しかも歩いて国境を越えるって言うのは、感覚的にしっくりこないわ。外国へは船か飛行機で行くもんよねぇ。
メキシコへ渡るのはとっても簡単。
一人¢25アメリカに出国料を支払うだけ。メキシコの入国検査手続き一切なし。
ボーダーの川、リオグランデ。写真左がメキシコ。
(旅の初めにラフティングをした川と同じ本流かな?)
国境を繋ぐ橋の両端には、物売りがたくさん陣とっています。
メキシコ!
Ciudad Juárez(シウダ・ファレス)の街(チワワ州最大の街)
・・・・・。入国したけど、5分で引き返したのでした。空気の悪さ(工事の粉塵)や通りの汚れで一気に散策意欲は低下。国境傍にはお店も大してなかったのでした。
サンディエゴの国境の町「ファレス」は、国境近くはお店もたくさんあり、それを期待したいたので、ちょっと残念。
この街は治安の悪さが著しく、今年1月に麻薬組織による高校生の被害者が出たパーティ狙撃事件があったのもこの街。衝撃的な事件だったので覚えていたけど、この街だと知ったのは、旅行の後でした。街中まで行かなくて良かったかも。
そしてメキシコを出国。これまた¢50(75?だったかな?)出国料をメキシコに支払うだけで出国は簡単。(アメリカよりちょっと高めの値段設定)
問題はアメリカへの入国審査。ものすごい数の人が往来しているので、かなりの込み合い。軽く1時間は待たされます。
ようやく番が回ってきたのに、審査官の認識不足で更に2時間近く待たされる事に。両親はESTAで入国しているので、I-94がありません。陸入国(ESTAは空路のみ)を担当している審査官はESTAの事を知らないのか、I-94がないからと別室で手続きするよう指示。すぐできるのかと思いきや、何組も待っており、その手続きが遅い遅い。挙句の果てには、料金を払ってI-94の手続きをするように言われた。納得がいかないのと、きっと彼らはESTAを知らないんだと思い、説明(軽く抗議)したところ、上司に聞きに行くと言い、案の定、知らなかった様子。その後は、再度審査列に並ぶ事なく簡単に手続き終了。
「なんだったんだー、貴重な2時間を返せ!」です。
あまりESTA入国の人はエルパソから越境しないのね。珍しいタイプだったのでしょう。
と、長くなりましたが、ESTA入国の方はご留意を。
さすが国境の待ち。レストランはTex-Mexかメキシカンがたくさん。ホテルなどにある地元のガイドにBest in El Pasoも含め、たくさん掲載されています。中にはブッシュ大統領も訪問する店も。
ダラスのTex-Mexとは味が違いました。よりメキシカンに近い味。(Leo'sで夕食)
エルパソの夜の観光マークはこれ。
「Murchison Park」からのメキシコの夜景です。
実物はもっとオレンジ色が輝いて目を奪われます。
ちょうどこの日は「独立記念日」。国境川(アメリカサイド)で花火が打ち上げられていました。
夜景はとてもきれいなメキシコの街。昼間(本来)はこんな姿。
川一つ越えただけで、こうも経済格差があるなんて。
この日はEl Paso泊。
旅日記もあと1日大変でしょうが、楽しみにしています。