中学校でボランティア

現地の中学校でボランティアをしました。
そこの生徒の方に、日本の文化を教えるというものでした。

着物、折り紙、習字、兜、お箸、
けん玉や紙相撲、万華鏡などの日本玩具を展示して、
それらに触れてもらうというものでした。

『現地の中学生』
初めそれを聞いた時、最初に浮かんだのは
”怖くないかなぁ・・・”
”体も大きくって、大人っぽくって、
私なんかバカにされるんじゃ・・・”
って、かなりの不安。

実際会ってみると、純粋で人懐っこく、
みんなとてもかわいい子達ばかりでした
中には、子供の頃「日本人になりたい！整形手術を受けさせて！！」と、
母親にダダをこねたなんていう、親日家（？）の子も。

展示物に触れてもらう前に、
日本紹介ビデオを見てもらうことに。


そのビデオは、１０年以上前の日本。
ちょっと時代を感じるもの。
子供達がファミコンで（初代スーパーマリオを）遊んでたり、
肩パッドのきいたジャケットで
風をきって歩くサラリーマンや
黒縁大めがね（通称アラレちゃんめがね←古～）。

”生徒の皆さん、このビデオが今の日本って思ってないかなぁ？？”

そして、展示物への体験の時が。

私は、日本玩具担当に。

みんな興味津々で寄って来て、
”これは何？”と色々質問が。

一番困ったのは、（私の知識不足なんだけど・・・）
「だるまおとし」

”えっ！？これ何？って。ダルマはダルマなんだけど・・・”
説明に困ってしまい、遊び方しか答えられなかった

ダルマおとし以外でも、羽子板や、
こいのぼり（なぜ鯉なのか？）など、
自分の国の物をキチンと
理解していない事を再認識。
はぁ～。ちょっと恥ずかしかったなぁ。

興味深いことが一つ。
ここダラスでも、日本マンガ人気が。
ある女生徒が、「これ知ってる？？」って、
英訳された少女マンガを見せてくれた。

”Peach ナントカ（題名忘れちゃった）”

彼女はそのマンガにハマッているらしく、
毎巻が楽しみなんだとか。
でも、一体どこで手に入れたんだろう？？

なんと、そのマンガは、
ダラス図書館”Teenage corner”で絶賛貸し出し中！らしい。

今回の日本文化紹介で、
彼らは日本に興味を持ってくれたのかな？
（あのビデオは、今の日本じゃないって、分かってくれてるかな？？）

そうであったら嬉しいな

今回のイベントで、準備をされた方々、
大変だったと思います。
ほんとお疲れ様でした。