こんにちは、ベーゴです。
先週、アメリカンアイドルについて書き込んだところ、何と当ブログ開設以来最大のヒット数を記録しました。そこで、御礼かたがた、また優勝記念としてシーズン7の最終レビューです。[ネタバレ禁止]
今回は我々夫妻の各一票を含め、ファイナルは何と97.5M投票あり。(通常の2時間から4時間へ拡大)ビューワーにとっても私にとっても以外な結果となり、David Cが56%を獲得、思いのほか大差での勝利でした。今回はサイモンが「David Aのノックアウト勝利だ」と言い切ったので、Cookへの応援票が多く入ったものと推測します。ファイナルでのDavid Cは、勝利ではなく2-3曲目で敢えて自分の世界で勝負したのが奏功、一方David Aはお父さんのアドバイス?なのか無難な選曲、勝利も順当かと思われましたが残念でした。(でも、Don’t Let The Sun Going Down On Meは、かれの声質のフィット、歌唱とも今シーズン出色の出来で私も好きです)
ちなみに、サイモンはジャッジの際に「David Aがノックアウトと言ったが、2人はそれほど差はなかった」と発表直前に訂正しました。その直後、David C優勝が告げられると、ニヤリとした表情、見逃しませんでした。
フィナーレは
今年のフィナーレはあまり良くありませんでした。(楽しんだ方ごめんなさい)
Foxと19 Entertainmentの番宣、そしてアーティストの宣伝に終始、ゲストも以前ほど大物がでない。(ゲストが小粒なのは、Idol Gives Backを優先した結果と思われるのでOK)
・So You Think You Can Danceとのコラボ自体は良いが、カメラで抜き過ぎ。この番組は好きであるが、ここまで前面に出すのはどうか?ドミニク(Breaker)なんてカメラ目線バッチリ。Nigelよ、あなたは19の幹部ですが、AIを私物化するなかれ。
・Mike Myersの新キャラ映画とのコラボ、Showと全く関係あれへん。インドを題材にした教祖コメディ映画。観客のウケもいまいち。どうせFOXが出資しているんでしょう。
・今人気の何とかブラザーズ。フィナーレに出る実力ではない。ママまで登場。そこまでする必要があるのか?
・Jasonはプロとのコラボなかった。。。やはり歌唱力の差は歴然か。
・ZZトップとDavid Cもコラボも、フロント3人とも動きがないのでちょっと退屈。
・Gradis Knightの60年代映像とPipsの合成コラボ”Midnight Train To Georgia”。製作側の意図が全く不明。但し、彼女の全盛期は凄かったと実感。
・Finalist最後のメドレーが、完全に旬を過ぎているGeorge Michael。かと言ってポップスクラシックでもない。またまたツアーの宣伝。割り切ってWake Me Up Before You Go Goあたりを入れるならまだしも、Father’s FigureやFaithでは盛り上がらない。後で登場した本人も声出ていない。新曲と思われる歌も受けていない。Brian Adamsで良いのではないか?ウガッた見方すれば、同じイギリス人のNigel、あるいは19 Entertainmentとのビジネス、プッシュか?(要調査)
良かった点も
・Graham NashとBrookの”Teach Your Children”。世界で起こっている災害、貧困をモニターに写し、2人が淡々と歌ってました。Grahamも声は出ていなかったけど、静かなこの歌のシンプルな美しさと、普遍的かつ力強いメッセージを改めて感じました。David CrosbyとStephen Stillsは来ませんでした。
・作曲コンテスト優勝曲"The Time Of My Life" が内省的ながら味の出る名曲。これまでの"This is my now" "Do I make you proud"みたいな80年代の産業ロックバラード風より格段に良い。David Cの抑えも効き,込み上げる喜びも。
・Brain Adamsが中盤で登場(ベスト盤発売、ライブもやる宣伝)、元気そうでした。
・Jordan Sparks は歌が更に上手くなっていた。相変わらず見た目の迫力も充分。
・AmandaがDonna Summerを歌って振りも入れていた。他のFinalistに比べると、手先の伸ばし方など中途半端な振りだったが、努力を評価。
Donna Summerでかわいく踊るAmanda
弾け方が足りないAmanda。さすが大御所Donna Summer。決まっているKristy Lee
おまけ(AIマニア向け)
・フィナーレでは、Dallasオーディションに出てきた、”I’m Your Brother”アジア人が期待どおり登場。LongHornsのライバル、USC Trojans Bandと競演。19 EntertainmentはバックにプロのバンドではなくUSCを使い地域と連携を選んだ。ただ、素人さんなので、慣れないマーチングのフラットなリズムでは歌いにくそうだった。
・フィナーレにはNo Sex Allowedのおじさん登場せず。Competitionの最後、Rubenの”Celebrate Me Home”のモニターでワンカットのみ写る。1億人の視聴なので、製作サイドもこの歌詞は自重したのか。
・David Cのご両親は離婚していますが、当初は父母が別々に座っていましたもののフィナーレでは弟を挟んで隣り合っていました。これを機に家族はReunionするかも。ちなみにフィナーレ最後の人物カットは,本人ではなく弟でした。
・会場に来ていたサンジャイヤがいじられていた。1年経っても話題にしてくれるのはありがたいことです。昨年のJoe Perryとのコラボの記憶も新しいところ。
・なんとCNNの硬派ショウLarry King LiveにFinalist10人登場。AIのテーマ曲もしっかり使ってました(この辺はアメリカは柔軟、あるいは使用料払っているのか?)
・そこからいつくかPick Up。さすがLarryは鋭い質問。AIはShow化されすぎて、Vocal Gymnasticされているのでは?などなど
・David Cは左手にオレンジのブレスをつけていたが、これはフロリダの難病の女の子との約束。
・Brookは会話へのJump Inが散見された。一応、断ってから(成長の跡あり?)。
・Michael Jonesはいつも大人の回答。でも他メンバーから突っ込み入れられるなど人気者みたい。
・AI司会のRyanの印象は?との問いに、Finalistは異口同音に”Busy Guy” 。言われてみれは落ち着きなさそう。Blackberryを常に見ているらしい。ちなみに良い人Michaelは、”毎回数千万人が見るShowを仕切る彼は凄い”と言っていた。本当にいい人です。
最後に(アイドルに挑戦したい方向け)
10月からオーディションが始まります。テキサスでは、昨年はDallas、その前はSan Antonioだったので今年はHoustonが予想されます。30歳まで、Work Visaありが条件ですが、オーディションでは明らかに年齢超過の人も一発狙いで来ていますのでご心配なく。うまくいけばフィナーレへのオファーが来るかも。
但し、肖像権は全てFoxに渡りますので、”Bad Audition”コーナーで使われたりするかも知れません。そういえば、シーズン3か4あたりで、Like a virginを歌った男性が“Last year we saw the worst singer in America. But probably, you are the worst singer in the world” と言われしばらく話題になりました。色々なStand Outのパスがありますよ。
先週、アメリカンアイドルについて書き込んだところ、何と当ブログ開設以来最大のヒット数を記録しました。そこで、御礼かたがた、また優勝記念としてシーズン7の最終レビューです。[ネタバレ禁止]
今回は我々夫妻の各一票を含め、ファイナルは何と97.5M投票あり。(通常の2時間から4時間へ拡大)ビューワーにとっても私にとっても以外な結果となり、David Cが56%を獲得、思いのほか大差での勝利でした。今回はサイモンが「David Aのノックアウト勝利だ」と言い切ったので、Cookへの応援票が多く入ったものと推測します。ファイナルでのDavid Cは、勝利ではなく2-3曲目で敢えて自分の世界で勝負したのが奏功、一方David Aはお父さんのアドバイス?なのか無難な選曲、勝利も順当かと思われましたが残念でした。(でも、Don’t Let The Sun Going Down On Meは、かれの声質のフィット、歌唱とも今シーズン出色の出来で私も好きです)
ちなみに、サイモンはジャッジの際に「David Aがノックアウトと言ったが、2人はそれほど差はなかった」と発表直前に訂正しました。その直後、David C優勝が告げられると、ニヤリとした表情、見逃しませんでした。
フィナーレは
今年のフィナーレはあまり良くありませんでした。(楽しんだ方ごめんなさい)
Foxと19 Entertainmentの番宣、そしてアーティストの宣伝に終始、ゲストも以前ほど大物がでない。(ゲストが小粒なのは、Idol Gives Backを優先した結果と思われるのでOK)
・So You Think You Can Danceとのコラボ自体は良いが、カメラで抜き過ぎ。この番組は好きであるが、ここまで前面に出すのはどうか?ドミニク(Breaker)なんてカメラ目線バッチリ。Nigelよ、あなたは19の幹部ですが、AIを私物化するなかれ。
・Mike Myersの新キャラ映画とのコラボ、Showと全く関係あれへん。インドを題材にした教祖コメディ映画。観客のウケもいまいち。どうせFOXが出資しているんでしょう。
・今人気の何とかブラザーズ。フィナーレに出る実力ではない。ママまで登場。そこまでする必要があるのか?
・Jasonはプロとのコラボなかった。。。やはり歌唱力の差は歴然か。
・ZZトップとDavid Cもコラボも、フロント3人とも動きがないのでちょっと退屈。
・Gradis Knightの60年代映像とPipsの合成コラボ”Midnight Train To Georgia”。製作側の意図が全く不明。但し、彼女の全盛期は凄かったと実感。
・Finalist最後のメドレーが、完全に旬を過ぎているGeorge Michael。かと言ってポップスクラシックでもない。またまたツアーの宣伝。割り切ってWake Me Up Before You Go Goあたりを入れるならまだしも、Father’s FigureやFaithでは盛り上がらない。後で登場した本人も声出ていない。新曲と思われる歌も受けていない。Brian Adamsで良いのではないか?ウガッた見方すれば、同じイギリス人のNigel、あるいは19 Entertainmentとのビジネス、プッシュか?(要調査)
良かった点も
・Graham NashとBrookの”Teach Your Children”。世界で起こっている災害、貧困をモニターに写し、2人が淡々と歌ってました。Grahamも声は出ていなかったけど、静かなこの歌のシンプルな美しさと、普遍的かつ力強いメッセージを改めて感じました。David CrosbyとStephen Stillsは来ませんでした。
・作曲コンテスト優勝曲"The Time Of My Life" が内省的ながら味の出る名曲。これまでの"This is my now" "Do I make you proud"みたいな80年代の産業ロックバラード風より格段に良い。David Cの抑えも効き,込み上げる喜びも。
・Brain Adamsが中盤で登場(ベスト盤発売、ライブもやる宣伝)、元気そうでした。
・Jordan Sparks は歌が更に上手くなっていた。相変わらず見た目の迫力も充分。
・AmandaがDonna Summerを歌って振りも入れていた。他のFinalistに比べると、手先の伸ばし方など中途半端な振りだったが、努力を評価。
Donna Summerでかわいく踊るAmanda
弾け方が足りないAmanda。さすが大御所Donna Summer。決まっているKristy Lee
おまけ(AIマニア向け)
・フィナーレでは、Dallasオーディションに出てきた、”I’m Your Brother”アジア人が期待どおり登場。LongHornsのライバル、USC Trojans Bandと競演。19 EntertainmentはバックにプロのバンドではなくUSCを使い地域と連携を選んだ。ただ、素人さんなので、慣れないマーチングのフラットなリズムでは歌いにくそうだった。
・フィナーレにはNo Sex Allowedのおじさん登場せず。Competitionの最後、Rubenの”Celebrate Me Home”のモニターでワンカットのみ写る。1億人の視聴なので、製作サイドもこの歌詞は自重したのか。
・David Cのご両親は離婚していますが、当初は父母が別々に座っていましたもののフィナーレでは弟を挟んで隣り合っていました。これを機に家族はReunionするかも。ちなみにフィナーレ最後の人物カットは,本人ではなく弟でした。
・会場に来ていたサンジャイヤがいじられていた。1年経っても話題にしてくれるのはありがたいことです。昨年のJoe Perryとのコラボの記憶も新しいところ。
・なんとCNNの硬派ショウLarry King LiveにFinalist10人登場。AIのテーマ曲もしっかり使ってました(この辺はアメリカは柔軟、あるいは使用料払っているのか?)
・そこからいつくかPick Up。さすがLarryは鋭い質問。AIはShow化されすぎて、Vocal Gymnasticされているのでは?などなど
・David Cは左手にオレンジのブレスをつけていたが、これはフロリダの難病の女の子との約束。
・Brookは会話へのJump Inが散見された。一応、断ってから(成長の跡あり?)。
・Michael Jonesはいつも大人の回答。でも他メンバーから突っ込み入れられるなど人気者みたい。
・AI司会のRyanの印象は?との問いに、Finalistは異口同音に”Busy Guy” 。言われてみれは落ち着きなさそう。Blackberryを常に見ているらしい。ちなみに良い人Michaelは、”毎回数千万人が見るShowを仕切る彼は凄い”と言っていた。本当にいい人です。
最後に(アイドルに挑戦したい方向け)
10月からオーディションが始まります。テキサスでは、昨年はDallas、その前はSan Antonioだったので今年はHoustonが予想されます。30歳まで、Work Visaありが条件ですが、オーディションでは明らかに年齢超過の人も一発狙いで来ていますのでご心配なく。うまくいけばフィナーレへのオファーが来るかも。
但し、肖像権は全てFoxに渡りますので、”Bad Audition”コーナーで使われたりするかも知れません。そういえば、シーズン3か4あたりで、Like a virginを歌った男性が“Last year we saw the worst singer in America. But probably, you are the worst singer in the world” と言われしばらく話題になりました。色々なStand Outのパスがありますよ。