アトランタへの旅 ３

郊外編。

「Stone Mountain」

世界最大の花崗岩の山です。一塊です。
アトランタダウンタウンから東へ車で３０分ほどの所にあり、その高さ２５０ｍ、周囲８ｋｍもあるらしい。


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正面には南北戦争の３大将軍が彫刻されています。世界最大（縦２７ｍ横５８ｍ）。顔が１８０ｃｍくらいですって。

この岩山登れるんです。歩いても登れるし、ロープウェイで一気にも。ロープウェイなら彫刻を真近に見れます。

この日は風も強く気温も山頂は０度に近かったので、ケーブルカーで登りました。


「Chattanooga」

ジョージア州とテネシー州との州境にある小さな町チャタヌーガー(テネシー州）。
この町にある山「Lookout Mountain」へ。（アトランタから車で2時間）

この山へは世界一の急斜面を通るケーブルカー(Incline Railway)で

見てください、この傾斜。最高地点で傾斜が72.7％ですって。ほぼ垂直やん。


出発直後は「楽しみぃ♪」なんて機嫌良くしてたけど、中腹（多分最高地点）では体もやや前のめりになり、少々怖さで静かになってしまった。

このケーブルは100年前に建設されたもの。山頂への物資運搬が目的だったと聞いて、「山頂の一般市民の皆さんの為になんて100年前の行政はやるわね」と関心していたら、山頂は豪邸ばかりのお金持ちエリアだった。そういう事かと変に納得。

冒頭の写真は、ケーブル山頂にある南北戦争の激戦地跡。
なぜこんなところが戦争の舞台に？
当時チャタヌーガは南北を繋ぐ鉄道の拠点の一つ。北はワシントンやマサチューセッツ、南はフロリダへ通じ、そしてアトランタへも近くどこへでも通じるので、北軍が手に入れたかった地だったからですって。そしてこのLookout Mountainが南軍の砦。

Lookout Mountain内にある
「Rock City Garden」

Lookout mountain内にある自然の岩石群を利用した庭園


この写真の地点は「Needle's eye」（針穴）と名づけられてた。それほど狭いの。

もっと狭い場所。名づけて「Fatman's Squeeze」(太っちょさん絞り？）

その名づけに思わず笑ってしまったけど、本当にfatmanの人が来たらどうするんだろう？と後続のおじさんを思わず見てしまった。ちょっとお腹が辛そうだったけど、なんとか無事通過されていて（大きなお世話だが）一安心。

異部族のネイティブアメリカンのカップルが身を投げた（男性は死刑、女性は後追い）「Lover's Leap」

その断崖で叫ぶ男

見晴らしのいい場所に作られたこの庭園からは、7つの近隣州が見渡せます。

7つの州とは、テネシー、ケンタッキー、バージニア、ノースカロライナ、サウスカロライナ、ジョージア、アラバマ。

おまけ

ちなみにチャタヌーガは元カウボーイズのＴ.Ｏの出身地。そしてこの2つの山、Stone Mountainと Lookout MountainはＭＬＫのスピーチにも登場します。

チャタヌーガダウンタウンにある水族館は小さな町の水族館にしては結構なもので、「海洋魚」と「河川魚」とそれぞれの建物に分かれていました。（前を通過しただけです）それにても河川生息専門の水族館を見たのは初めて。