ＵＴのシンボル Ｔｏｗｅｒ 栄光の証しと悲しい記憶

ＵＴのホーム最終戦に行ってきました。



地元対決。　Texas Tech。
ホーム最終戦を見事勝利。これで９勝２敗。
残すは来週土曜のライバルTexas A&M戦のみ。

さて今回は、ＵＴのシンボルである『Ｔｏｗｅｒ』について



Towerの周りには、噴水や芝生の広場があり学生の憩いの場所でもあります。
そして、試合に勝利すると、このTowerの上部はオレンジに点灯
(トップの写真)

ナショナルチャンピオンに輝いた時や、ライバルTexas A&Mに勝利した時は、
特別に塔全体がオレンジに輝きます。

＜来週の土曜はこうなるかな・・・↓↓

（０５年のナショナルチャンピオン時のタワー）


学校の周りにはあまり高い建物がないので、少し離れた場所からでも
勝利を知らせる塔を見ることができます。

そんなシンボルＴｏｗｅｒですが、過去に悲しい事件の舞台となったのです。

１９６６年　８月１日。
当時ＵＴ大学院生だった２５歳の青年が、塔の展望台から乱射事件を起こしたのです。１５名もの被害者を出す大惨事。
９９年のコロンバイン高校乱射事件、今年のバージニアテック事件に並び
アメリカの最悪学校乱射事件の一つとして今でもアメリカ国民の悲しい記憶として残っています。

詳しくは、こちら参照ください。

この事件以来、塔の展望台への一般入場は禁止になりました。
現在、団体での見学が年に数回許可されるのみです。

銃社会アメリカ。

今日のニュースによると、オハイオ州クリーブランドで
『銃とガソリン商品券１００ドルと交換』イベントが市警によっておこなわれたそうです。
５時間で４２１丁もの拳銃を回収。

ガソリン代の高騰を逆手にとったこのアイデアに感心します。

ここテキサス州も銃保持は合法です。
そして、所有敷地内に入った不審者に対しての発砲が
認められています。

毎日のように耳にする銃殺人事件のニュース。

私達が知恵を出し合って、早く銃による悲しい事件がなくなることを祈っています。