ちょっと間があきましたが前回の続き。
奈良検定向けの参考書として、こちらもお勧めしたいのが
この本です。私もだいぶお世話になりました。
『歴史地図本 古代日本を訪ねる 奈良・飛鳥 』
(リンク先はAmazonのサイトです)
ちょっと大きめの本ですが、
これもかなりお勧めです。おすすめ点としては、
・奈良に関連する古代史のメジャーな事柄がわかりやすく紹介されている
(普通に歴史の勉強にもなる)
・読み物としても楽しい(ただの事典でない)
・見やすい(大きい)
・文章だけでなく、歴史上の事柄が地図とともに紹介されると
覚えやすい(効率的)
・載っている内容が細かすぎない(全体像をざっとさらうのによい感じ)
まあもっとも、この本に地図とともに紹介されているのは、
奈良の中でも歴史上の大きなトピックがあったり有名だったりする
いくつかの場所に限られてはいますが、
思うに、たとえば奈良検定公式テキストブックみたいな、
すべての事柄が事典的に列挙されていてしかも
説明が詳細すぎて若干よみづらい(スミマセン)ようなものに最初から取り組むより、
こういうのを最初に読んで、メジャーなトピックと大まかな地理感を把握したほうが
その後の学習もはかどるような気がしました。
奈良の中でも、自分の特に好きなところ以外は
有名どころでも意外とそんなに把握できてなかったりという方も
結構いらっしゃるのではないかと思うので(自分だけか…スミマセン…(;´Д`))
そういう場合に、対策としてこういうのでざっと把握しておくといいのではないかと…
2級向け、そして1級向けにも、お勧めな本だと思いました。