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ニッポン チャチャチャ!!

納得できない事、頭にきた事、不可解な事、民主主義後進国ニッポンの“?”を感情的に綴っていきます。

14日の夜はTVの選挙特番でなく、開票所の監視だ!

2014年12月12日 20時28分45秒 | 政治
今日、人生初の期日前投票を済ませました。
前回書いたように、自分の投票を死に票にさせないだけではなく、自民党に少しでも議席を与えないようにと考えて投票しました。

僕が至った結論は、3位になりそうな候補には投票しない。自民党候補に勝てる可能性のある候補に投票するという考えです。
政策、政党は関係ありません。最優先は自民党以外に議席を取らせるです。その結果、自分の理想とはかけ離れた投票でした。しかし、今回はそれも仕方がないと。第2位当選がない小選挙区、1位にならなければ意味がないのです。
そして比例区も前回書いたように、小選挙区で選んだ候補の政党に投票して、自分の2票を集中させました。

これが正しい方法かわかりません。自分自身では納得した方法ですが、投票結果は、今までにない苦渋の選択でした。この想いが通じることを願います。

さて、投票を済ませた僕としては、問題は今度の日曜日の夜です。
期日前投票をしたのは、14日の投票日は東京にいないからです。ただ、夜には地元に戻るので、その足で開票所に向かうつもりです。こちらも人生初ですが、開票作業も、しっかりと自分の目で確かめないと安心できません。

一票の格差も違憲状態のままで、最近、選挙のたびにささやかれる不正投票の噂。とても先進国の国政選挙とは思えません。
これからは、選挙の夜はテレビの選挙特番を見るのではなく、開票所で開票作業を監視する必要があります。

第六十九条  選挙人は、その開票所につき、開票の参観を求めることができる。

公職選挙法で認められている権利です。開票所の参観が一般的になって多くの監視の目が集まれば、不正選挙の抑止力になるでしょう。
そればかりか、もし各地で不正が見つかれば、当然訴訟になるでしょう。それが自民党が勝った選挙区ばかりであれば、当然選挙の無効の判断も下されるかもしれません。


以下のリンクは、前回の衆院選後のブログと参院選の開票所でのYouTubeですが、とにかく、今の日本の選挙は、監視が必要なのは間違いありません。

◆カレイドスコープ
http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-1757.html



◆不正選挙? "投票用紙の筆跡が似ているような気がする動画"を加工してみた

小選挙区制で自分に与えられた2票を有効に

2014年12月12日 13時22分31秒 | 政治
『自民党以外に投票する!』
これは今回の選挙の必要条件だと思っています。

が、ここになって気になっているのが、そういった投票の票が割れてしまうのではないかと心配しています。
今回の最大の目標は、衆議院の議席の2/3以下に自民党+公明党の議席を抑えることです。

そこで問題なのは、300人は小選挙区で決まるということ。
つまり、その選挙区で1番投票を集めないと、自民・公明を食い止められないのです。反自民が2位と3位になって、合計投票数が1位の投票数を上回っても死に票になるだけ。逆にみすみす自民・公明候補を勝たせてしまうのです。

反自民はもちろんなのですが、「だったら民主党」にならないところが問題です。
『自民党以外に投票する!』というスローガンも、有権者の選択の幅を残したい意味合いもあるのでしょうが、『民主党に投票しよう!』とストレートに言えないのも、ある意味、国民のコンセンサスなのかもしれません。
しかしそうなると、たとえば民主と共産が大健闘したけど、1位は僅差で自民党だったというのが、最悪のシナリオです。これこそが小選挙区制のトラップ(?)かも。
2位と3位が競えば、当然当選ラインは下がるワケで、自民・公明が勝ちやすくなってしまうのです。

二大政党制なら、逆の政党を選ぶしかない訳ですが、今の日本は違います。逆に、選択の幅があることが、現職・基礎票がある候補に有利に働く小選挙区の恐いところ。
本来であれば、やはり中選挙区制に戻すのが、日本人の国民性に合っていると思います。

と、ここで選挙制度をうんぬんしても仕方ないので、僕の考えを書いてみます。

(1)小選挙区は、現実的に考えて、自民党に勝てる可能性のある候補に投票する。
 いくら公約が素晴らしくても、知名度が一番低いとか、一般の人には絵空事に思えてしまう。というような候補に投票するのは、死に票になってしまう可能性大。冒険は危険だと思うのです。今回の小選挙区は、現実的に勝てそうな反自民の候補に投票するしかないと思います。

(2)比例区は、小選挙区で選んだ候補の所属政党に投票する。
 なぜなら、小選挙区で選んだ候補の政党と異なる政党に比例区で投票するとなると、一人の中で議席を割らせてしまうと思うのです。ですので、これは冒険かもしれませんが、自分の持つ2票という権利をひとつにまとめて、反自民の対抗勢力が誕生することを願います。

これが、無所属ひとりの今回の衆院選で自民党に勝たせないために、投票に臨む考え方です。

僕自身、選挙の投票でこんなに悩んだのははじめでです。
とにかく大事な選挙だということは多くの人が感じていることだと思います。
小選挙区制という危険なシステムのワナにはまらず、自民党にしっかりとNO!を突きつけましょう!

自民党による、国民に対する宣戦布告だ!

2014年12月09日 13時01分41秒 | 政治
ここに、はっきりと告白します。
僕は自民党の憲法改正案の全文を、これまで読んだことはありませんでした。


昨日、ネットで見つけたこの書き込み。



自民党の改正案をよく知らない僕は心底驚きました。正確に言うと恐怖を感じました。
これは自民党政権による「革命」の意思表示なんだと。

ただ、ここに書き込みする前に、恥ずかしながら、今更になって初めて、自民党の憲法改正案の全文と現憲法を比較したものをネットからダウンロードして読んでみました。

さらに驚きました。
まさか、9条の問題が各論のひとつに過ぎないとは思ってもみませんでした。
多分これまで僕は、メディアの抜粋された比較程度しか読んでこなかったのでしょう。

まさか天皇が国家元首になっているとは・・・

国民主権は普遍のものだと思っていたのですが、自民党案は違っていました。
主権者の上に立つものがあったのです。
国民から主権を奪うつもりなのです。

とにかく、僕と同じように、まだ自民党の改正案を読んだことがない方は、必ず、今回の選挙前に是非読んでみてください。
◆日本国憲法改正草案 PDF形式
https://www.jimin.jp/policy/policy_topics/pdf/seisaku-109.pdf



これまで「国民が選挙で国会議員を選び、その中から首相を選ぶ。つまり憲法上は首相の首根っこは国民が押さえている。だから国民のために仕事しなさい」となっていたはずです。
それが「国民のために」という文言が消えているのです。つまり制度だけ引き継いで、任命した天皇にだけに拘束されるように読めます。
前文も即物的で、崇高な理念が感じられない。9条にいたってはもう、最近の携帯とかの契約書みたいで、トラップだらけの文章という感じです。

今回の選挙、予想通りに自民党が圧勝したら、間違いなくこの憲法を成立させてしまうでしょう。自民党だけで定数の2/3を越えてしまうから。そして独裁国家へまっしぐらです。
独裁国家は大げさではありません。現憲法にあるストッパーとしての文言・制度がかなり無くなっているからです。


僕は今回、はじめてマスコミを次の東京裁判の時に断罪するべきだと感じました。官邸や河田町記者クラブに記者を出している全メディアの名簿を今のうちから海外の貸金庫とかに厳重に保管して、第二次東京裁判の際には記者クラブ員全員と本社のデスク以上全員は、もれなく法廷に立ってもらいましょう。

そんな先の話より、今回の選挙で9条の改正に賛成の方。9条以外の部分も完全に賛成なのでしょうか? もしそうなら仕方ありませんが、もし未読でしたら、この全文を読んでから投票してください。
もし、投票先が決まっていないのでしたら、是非、全文を読んでみてください。この改正案が大変危険だと感じたら、とにかく自民党+公明党以外に投票するしかありません。

これは自民党による、国民に対する宣戦布告なのですから。

朝日新聞のデータベースから見える、意外な明日

2014年12月09日 10時45分40秒 | 政治
僕の住んでいる選挙区では、今回の衆院選で、自民・民主・共産の闘いになっています。そこで、朝日新聞のデータベースで3候補を比較してみました。
このデータベースは候補者の公約の比較が視覚的にできるとても優れもの、オススメです。

◆朝日・東大共同調査
http://www.asahi.com/senkyo/sousenkyo47/asahitodai/



ざっと見たところの感想。
う~む、民主党の曖昧さというか、どっち付かずというか、「芯」が無いなぁ~という感じが目立つ。公約だけで比べると、3人の中で1番人気! という事にはきっとならないだろうなぁ~という印象です。
集団的自衛権や原発、特定秘密保護法など、一般の市民が今回の選挙で最も注目している部分の反対・賛成がはっきりしていない。これで小選挙区を戦うのなら、あとは知名度でアピールするしかないと思います。

それに引き換え共産党のはっきりしていること。ほとんどの項目で、1番右か1番左のどちらか。ブレがない。
いってみれば、自民党との横綱同士の対戦という印象さえ感じさせます。

どこかの世論調査で、東京の選挙区のいくつかが、第二位は共産党になっていると話題になっていましたが、それは当然だと思います。
今回の選挙で、自民党に「NO!」を突きつけようとしている市民の心情と、共産党の公約(心情?)がかなり近いから。

ひょっとすると今回の選挙で、民主党は存在意義を失ってしまうような気がします。
そして、反自民の人たちはモアベターな選択として、『共産党政権』を実験するしか選択肢はないのでしょう。それこそが、受け入れるべき新秩序に思えます。
そんな、これまで考えもしなかった状況を朝日新聞のデータベースから導いてしまいました。

ガイアから考える衆院選の『諦め』と『受容』

2014年12月07日 12時24分42秒 | 政治
かなり慣れっこになってきましたが、また、とんでもない事態になっている話を読みました。
それはなんと、テレビの報道の現場で「護憲」「反戦」がタブーになっているというのです。

俳優の菅原文太さんが亡くなり、その報道にあたって、文太さんが晩年積極的に行ってきた政治的発言がほぼ黙殺されているという記事を読んだのです。
まあ、ワイドショー的な番組は役者としての菅原文太の紹介だけでもいいでしょう。ただ、その伏線が、亡くなった当日の複数の報道番組にあったと。そこでは一旦、文太さんの政治的な発言を紹介したものの、「死を政治利用している」というクレームに局はビビってしまい、翌日以降は文太さんが晩年に力を入れていた「無農薬農業」「護憲」「脱原発」についての夫人の発言すらもカットされていたというのです。
もちろんその背景には、例の自民党の局に対する要望書の存在があるというのです。

故人の遺志をないがしろにしていいのでしょうか? もう、日本の民主主義は終わっていますよね。
僕はそう感じます。


先日、映画「地球交響曲第一番」の上映会に行ってきました。そこでは、直接今回の選挙の話には言及されませんでしたが、監督の龍村仁氏の話もしかり、映画の中で出演していた元宇宙飛行士のラッセル・シュワイカートもそう。異なる個性との共存について語っていました。

それは、『相手の糾弾ではなく、自らの心の革命が必要』だということ。

今回の選挙の議席予想では、どこも自民党の大勝を予想しています。僕としてはまるで信じられません。どこにそれだけ多く、今の安倍政権を支持する人がいるのかイメージがわいてこないです。そう、見えないから余計に恐怖を感じているのかもしれません。

ただ、龍村監督は話していました。
「もう、『否定』というのは限界にきている。」

なんか、とても腑に落ちるところがあって、僕は監督の発言をメモしておきました。
つまり、今回の選挙で目に見えない安倍政権支持の人たちの数がどれだけいるのか? が問題ではないような気がしているのです。彼らの数が多かろうが少なかろうが、選挙後も一緒に、日本を作っていかなければならないのです。どうしたって、同じ日本列島に暮らす人間として、未来永劫、折り合いをつけていかざるを得ないはずです。

龍村監督はこうも話していました。
「多様性を受け入れる。今までNO!としていたものを受け入れる。
 それこそが、人間性の真の成長につながる。」 

心の準備として、今回の選挙で自民党が大勝して、一気に改憲へ進み、戦争国家となったとしても、それを受け入れざるを得ないのではと考えます。
ガン細胞は自分で作り出すものです。僕がガン宣告を受けたら、それをまず認識しなければならないでしょう。
「悪いのはガンだ」という指摘も一面正しいのですが、いかんせん自分の身体の中で生まれたもの。まず、それを受け入れてからしか、復活の途はないのではと感じています。

今、安倍自民支持という人たちからは「オレたちは時代の必然から生まれてきているのだ」という訴えが聞こえてくるようです。
そう、この状況を、自分たちで作ってしまったと自覚した時に、ボスト安倍自民党政権の日本の姿が見えてくるように思うのです。どうでしょうか?

でももちろん、今回の選挙では『反安倍政権』『反自民党』で臨みます。
『諦め』と『受容』は別物ですからね。







長老たちはどこへ行ったのか?

2014年11月29日 20時51分18秒 | 政治
【長老】 年老いた人を敬っていう語。特に、経験が豊かで 、その社会で指導的立場にある人をいう。

と、ネットで調べたら書かれています。
組織の中の若い人間が暴走しようとしたりすると、経験豊かな長老が最後に現れ、その豊富な経験に照らし合わせてストップをかけたり、時には若いメンバーを叱って鼓舞する。長老とはそのような存在と認識しています。

日本の政党にも、かつては「長老」と呼ばれる人物が当たり前のように存在していましたよね。特に自民党では、そういう人物が代々睨みを利かせていた政党のように思います。また、それによって強大で狡猾な自民党の力が保たれていたとも感じるのです。


さて、そこで今回の安倍自民党のテレビ局への要請の件。その後、考えてみると「そうだ、自民党の長老が機能していないんだ」と気がつきました。
今回、問題の文書が自民党内でどういうルートを通ってテレビ局へ渡ったか定かではありません。ただ、かつての自民党なら「そんな恥ずかしい事は止めろ!」と、事前に長老がストップをかけたはず。

そして、こう咎めたでしょう。
「お前なぁ、政権与党の党首というのは相撲の横綱と一緒でなぁ、どんな相手に対しても受けてかからなきゃならないんや。それが横綱を張るってことなんだ」と。
まあ、どういうルートを経たにしても、こんな文書が外部へ出てしまうのは、自民党という本来知識集約型であるべき組織が機能しなくなってしまい、文殊の知恵を出すどころか、党内のチェック機能が働かないタレ流し組織になっている事が証明されましたね。

ひょっとしてこの人たちは国際会議の場でも、同じように「各国で同じ時間だけ話しましょう」とか「日本だけを責めるのはやめてください」とかの注文を会議の前に提案するのでしょうか?
もし、集団的自衛権を行使するとなった時も「睡眠中の襲撃はやめてください」とか「日本だけ攻撃するのはやめてください」とか敵国に注文をつけるのでしょうか?

完全に政権与党の器ではありません。あまりにチキン過ぎます。

やはり、この国の首相の精神状態は危険な領域?

2014年11月27日 10時23分26秒 | 政治
放送法とは、テレビ局などの放送時事業従事者の規範を定めた法律と言っていいでしょう。「電波」という国民の共有財産を使用するため、さまざまな項目が定められています。
その目的は、第1条に記されている通り。

第1条 (前略) 放送を公共の福祉に適合するように規律し、その健全な発達を図ることを目的とする。

その中で、民主主義の原則でもある発言の自由に通じる編成・編集の自由も保障されているのです。もちろん、法に触れなければ。

(放送番組編成の自由)
第3条 放送番組は、法律に定める権限に基づく場合でなければ、何人からも干渉され、又は規律されることがない。


実はこれ、放送局にとっては生命線でもあります。何を選択し、何を放送するか、それが法などによって縛られてしまっては各局、同じ内容を放送しなければなりません。
そしてそれは、国民の共有財産である「電波」の浪費でもあり、言論の自由を否定する、反民主主義にもなってしまいます。


しかし、なんとこの国の首相は、それが不満のようです。おそろしい記事を見つけてしまいました。

【衝撃スクープ】安倍政権が在京キー局に報道圧力 メディアは一切報じず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141126-00010003-noborder-pol


もう呆れを通り越して、前回書いたように「病んでいる」としか思えません。たぶん、周囲の人も、首相がすぐキレてしまうので、暴走を止める事を諦めてしまっているのでしょう。

たしかに、これを報じて抗議しない放送局もかなりマズいです。
それ以上に、安倍首相の精神状態はかなり危険な領域なのでは?
そう思えてなりません。

心身ともに健康な首相を

2014年11月26日 20時01分33秒 | 政治
仕事の関係で、最近は心理学の本を読んだり、
カウンセラーの講演を聞くといった機会が増えています。
その中で、しっかりと認識しなければいけないと感じるのが、
子どもの頃の体験がその人の人格形成にとって、
形を変えて大きな影響を与えるケースが多いという事実です。

社会の中で、ひとりの大人として振る舞っている人も、
心の奥底に子どもの頃の凄惨な記憶を無意識に閉じ込めて生きている。
カウンセラーなどがその人を見る時に、現在の姿を見るだけでなく、
子どもの頃へ遡って、その人の人格形成の根源を見つける。
そういったプロセスが必要なケースが多いそうです。

つまり、弱い子どもにって、
自分に降りかかる出来事を肯定的して捉えて受け入れなければ、
毎日を生きていく事ができないのです。
それは、暴力であったり、目に見えない虐待だったりしても。

そうするとその子のその後はどうなるか。
子ども時代の体験にもよりますが、無気力や、自己否定的になったり、
爆発的な感情表出や矛盾した感情の表出。
さらには、暴力を肯定するよになったりと、これは様々だそうです。

アリス・ミラーという心理学者はヒットラーの子ども時代を調べ、
日常的に父親から殴打を受けていた事実を突き止めます。
そしてそれが、その後の残忍な性格に導いたとしているそうです。
子どもの頃の体験が、世紀の殺戮者を生み出してしまったという話は
とても哀しくて、悲惨な話でもあります。

ただ、この状況というか症状も、
カウンセリングなどを受ける事によって改善できるとのことです。

そこで、ふとこの国の首相の子ども時代を想像した時、
おそらく、普通の子どもたちと同じような、のびのびとした環境
というのに巡りあえなかったのではないかと想像できます。

すぐ、病気のレッレルを貼ってしまうのは、最近の悪い風潮ですが、
せめて国会の首班指名の前のタイミングとかで、
それぞれの候補者の健康診断とメンタルなカウンセリングを必須事項として、
心身ともに健康な人間を候補者とするシステムというのも
一考する価値はあると思いませんか?
日本でヒトラーの誕生を事前に食い止めるというという意味でも。

消費税率10%先送りの詭弁

2014年11月26日 17時07分22秒 | 政治
素朴な疑問があります。

もし、アベノミクスが上手くいったのなら、
景気が回復して、デフレが収まるのですよね。

そうしたら、当然税収も増えるはずです。
となったら、消費税を10パーセントにする必要は
どこにあるのでしょうか?
誰か教えてくれませんか?

つまり、先送りだろうが、なんだろうが
アベミクスの元では消費税率を
10パーセントにアップという前提すらありえない。
いや、増率は必要ないというのが正しい評価なのでは?

そうでなくったって、
消費税の3パーセントを実施したのが1989年4月から。
まさにバブル狂乱最中の事。
現在は、その3倍以上の税率になっても、
持ちこたえるだけの消費力があると認識しているのでしょうか?
あまりにトホホです。

今回の総選挙に感じる恐怖

2014年11月22日 23時14分35秒 | 政治
僕は、以下の2つの理由から、今回の解散~総選挙という流れに恐怖を感じています。

まずその理由のひとつが、憲法軽視というか、無視した選挙だからです。
衆院選は、前々回(2009年)の選挙から違憲状態が続いています。一票の格差が大きすぎると2011年に違憲の判決が出て以来、現在の衆院の区割りと議席配分は違憲状態、つまり憲法に反した状態で選挙を続けているのです。
本来であれば、直ちに合憲状態に修正しないといけないのです。投票が無効とする判決は出ていませんが、憲法を遵守するのであれば、それは当然のことです。

でも、「今の憲法は無視していい」と安倍首相は考えているのでしよう。身内からも「なぜ今なのか?」と、タイミングに疑問がある今回の選挙。先に違憲状態を解消することなく、今回の選挙で「アベノミクスの是非を問う」と安倍首相は言ってますが、今のままだと違憲状態なんですよ。そんな選挙状態で出た是非を尊重するという時点で、この人の頭に憲法遵守という考えはないというのが明らか。
国民が民主主義の恩恵を最大に発揮し、主権者として義務となっている選挙という機会の意味を、この国の首相はまるで認識していないのでしょうね。本当に恐ろしい人です。

2つ目の理由は、とても恐い理由です。
それは、今回の選挙は本当に「アベノミクスの是非を問う」ための選挙なのでしょうか?

基本的にテレビを見ない僕の情報源はネットが中心になっています。その中では、今回の選挙について安倍首相が「国民の間で論議してほしい」という言葉を聞いていないのです。
つまり、「是の人と非の人とで論議して、アベノミクスが是か非かどっちか判断してくれ」という話が見あたらないのです。まるで、「今いる是の人間と非の人間と、どっちが多いか比べてみよう」と言っているようにしか感じられません。これも、健全な民主主義とは言えませんよね。

で、何が本当に恐い理由かというと、安倍首相の話から「是の人を増やしたい」と感じられないからです。「もう数は足りている」という印象です。その前提で今回の選挙に臨もうしているのなら、安倍首相のここ最近の一連の暴言も納得できてしまうのです。
大体、前回の衆院選もそうでしたが、民主的に国民の論議を望んでいたら、選挙の時期を誰もが忙しい暮れの時期にしませんよね。これだけでも国民不在の選挙という事がよくわかります。

僕が一番危惧しているのは、「もう数は足りている」は、言葉を代えれば「数は大丈夫」という言葉なのではないのかと。それは「政権与党なので、固定票があるから大丈夫」という事ではありません。
それは、前回の衆院選後にささやかれた・・・“投票結果の改ざん”。「このノウハウが前回の選挙で出来上がったら大丈夫」と考えていると思えてならないのです。