先日に開票場の状況を見て以来、メディアの喰い残しがあちこちにかなりあるのでは? と、考えるようになっています。
あのように、開票所でいい加減な作業が当たり前のように行われているのは、メディアは自分たちを撮影しないという自覚があるから。だから多少の事は大丈夫と思っているのでしょう。
開票所に来ている報道陣の目的は、その選挙区の開票結果を本社へいち早く伝える事、開票作業が正しく行われているかどうかは関心が無いというのが共通認識としてあるのでしょうね。
これって、かなり恐い事だと思いますが、今の日本の中には、こういうケースが他にも多いんじゃないか? メディアで刷り込まれた情報には、かなりの落ち度があるのではないか? だから一度、できるものは実際に自分の目で検証してみよう!
最近、そう考えるようになっています。
そんな中、友人に誘われて参加した「早稲田環境塾」という不思議な塾(?)。陽が落ちた時間から、ほとんどが社会人という参加者が大学の教室に集い、ゲスト講師の講義~質疑応答~懇親会という流れで毎週行われているみたいです。
昨晩のゲスト講師は、元NHKアナウンサーの堀潤氏。テーマは『オープンジャーナリズム~情報へのバブリックアクセスを目指すリテラシーとは~』というもの。僕にとっては、とてもそそられるテーマでした。
堀さんはNHKを退社後、「8bitNews」という市民ニュースサイトを立ち上げたていたということ。恥ずかしながら、僕はまるで知りませんでした。
いわゆる市井の“素人”の映像を募り、公開するというサイトなのですが、YouTubeと違うところはジャーナリズムに特化している点と、投稿者へ様々な支援をしているという事。技術や機材など、必要に応じて提供しているそうです。
そのサイトが生まれるまでの背景や、シビックジャーナリズムにおける世界の状況などの話が中心だったのですが、とても印象的だったのが「素人の再定義」の話題。
これまで映像の世界では「プロ機材を使うプロ」と「それ以外の素人」と定義されいたけど、実は「それ以外の素人」とされていた人の中に情報純度がものすごく高い人がいる。それは、例えば子育ての問題については子育て最中の人もそうだし、まさに遭難現場にいる人の映像など。
つまり、これまでプロが見向きをしなかった映像、プロでも撮影できなかった映像に、とても貴重な情報が含まれているという話でした。
これはまさに、冒頭の僕の考えの受け皿。実際に、何かの協力ができればいいなぁ~と感じられた内容でしたが、これは、誰にでも参加できるシステムですし、また、参加すべき事だとも思います。
もし、自分が何かの当事者になってしまって苦しんでいる時とか、同じ苦しみを他の人にさせないために映像を残し、「8bitNews」へ投稿しましょう! 技術は二の次、三の次、スマホの動画で充分だと堀氏も力説していました。
また、堀氏は最後にこう力説して講義を終えました。
『気づいてしまった人は、気づいた責任で始めなければいけない』
クリスマスイブの夜に出会えた金言です。
8bitnews
http://8bitnews.org/
あのように、開票所でいい加減な作業が当たり前のように行われているのは、メディアは自分たちを撮影しないという自覚があるから。だから多少の事は大丈夫と思っているのでしょう。
開票所に来ている報道陣の目的は、その選挙区の開票結果を本社へいち早く伝える事、開票作業が正しく行われているかどうかは関心が無いというのが共通認識としてあるのでしょうね。
これって、かなり恐い事だと思いますが、今の日本の中には、こういうケースが他にも多いんじゃないか? メディアで刷り込まれた情報には、かなりの落ち度があるのではないか? だから一度、できるものは実際に自分の目で検証してみよう!
最近、そう考えるようになっています。
そんな中、友人に誘われて参加した「早稲田環境塾」という不思議な塾(?)。陽が落ちた時間から、ほとんどが社会人という参加者が大学の教室に集い、ゲスト講師の講義~質疑応答~懇親会という流れで毎週行われているみたいです。
昨晩のゲスト講師は、元NHKアナウンサーの堀潤氏。テーマは『オープンジャーナリズム~情報へのバブリックアクセスを目指すリテラシーとは~』というもの。僕にとっては、とてもそそられるテーマでした。
堀さんはNHKを退社後、「8bitNews」という市民ニュースサイトを立ち上げたていたということ。恥ずかしながら、僕はまるで知りませんでした。
いわゆる市井の“素人”の映像を募り、公開するというサイトなのですが、YouTubeと違うところはジャーナリズムに特化している点と、投稿者へ様々な支援をしているという事。技術や機材など、必要に応じて提供しているそうです。
そのサイトが生まれるまでの背景や、シビックジャーナリズムにおける世界の状況などの話が中心だったのですが、とても印象的だったのが「素人の再定義」の話題。
これまで映像の世界では「プロ機材を使うプロ」と「それ以外の素人」と定義されいたけど、実は「それ以外の素人」とされていた人の中に情報純度がものすごく高い人がいる。それは、例えば子育ての問題については子育て最中の人もそうだし、まさに遭難現場にいる人の映像など。
つまり、これまでプロが見向きをしなかった映像、プロでも撮影できなかった映像に、とても貴重な情報が含まれているという話でした。
これはまさに、冒頭の僕の考えの受け皿。実際に、何かの協力ができればいいなぁ~と感じられた内容でしたが、これは、誰にでも参加できるシステムですし、また、参加すべき事だとも思います。
もし、自分が何かの当事者になってしまって苦しんでいる時とか、同じ苦しみを他の人にさせないために映像を残し、「8bitNews」へ投稿しましょう! 技術は二の次、三の次、スマホの動画で充分だと堀氏も力説していました。
また、堀氏は最後にこう力説して講義を終えました。
『気づいてしまった人は、気づいた責任で始めなければいけない』
クリスマスイブの夜に出会えた金言です。
8bitnews
http://8bitnews.org/