昨日、70日ぶりの定期検診に行ってきました。「まあ、こんな状況なら問題ないでしょう」と医者に言われて安心し、いつもの処方箋を出してもらい病院を後にしました。
そして、ちょっと悩んだのですが、僕は駅までの帰り道の途中に唯一ある、前回頭にきた薬局に行くことにしました。
ちなみに、前回の顛末は↓こちら
『やっぱりおかしい院外処方』
その薬局に入ると前回僕が怒ったオバちゃんの姿はないので、受付に病院からもらった処方箋を出し、「座ってしばらくお待ちください」と言われるまま椅子に腰掛けて待つ事に…。
僕はぼうっと、薬局の中を眺めていました。カウンターには僕の処方箋を受け取った男性が一人。ガラスで隔たれた薬を袋に詰めている部屋には男性一人に女性一人で、総勢で三人という体制でした。(ひょっとすると例のオバちゃんは昼休みだったのかも?)
その薬局、広いスペースに客は僕だけ。他の客は途中に処方箋を店の男性に渡し「30分ほどしたら戻ってきますから」と出ていった女性だけなのです。
このスペースの家賃に従業員の人件費、そして膨大と思われる薬の仕入れ代金。こうまでして院外処方薬局は儲かるのだろうかと僕は漠然と考えていました。
以前、院内処方していた時は、薬剤師5、6人でその病院の全部の薬を処方していたことを考えると、とても人件費の無駄が多いと思うのです。さらに、薬の仕入れ量の違いは当然価格にもはねかえってくるはずです。
そんなことを考えていたら僕の名前が呼ばれ、薬が用意できましたと告げられました。カウンターに行くと女性の薬剤師(?)が自分の名札を示し、薬の説明をはじめるので、僕は適当に聞いていました。
ただ、カウンターの上に置いてある僕の薬の横に、何かの料金表のようなものがあるので気になっていたのです。
そうして、一通りの薬の説明が終わると、その薬剤師と思われる女性が「もし、新しい副作用などが発見されたときに、すぐに連絡するシステムがあります。それは有料なのですが」と言って、僕が気になっていた料金表を持ち出すのです。
すかさず僕は「ずっと飲みつづけている薬なので、結構です」と断わり、薬だけをもらって店を出ました。
が、後で考えて「これって、おかしくないか?」と思ったのです。
まず、金を払わないと新たな副作用の情報は教えてくれないのかという事です。これでは薬害肝炎と同じではないでしょうか。つまり、知っているのに被害者に情報を教えてくれないという事ですよね。
次に、その新たな副作用の情報をどこから仕入れるのでしょうか? 製薬メーカーなのでしょうか? 厚生労働省なのでしょうか? 製薬メーカーだとしたら、副作用という社会的に重要な情報を有料でないと配布しないというのは、企業倫理として許せません。もし厚生労働省だとしたら、同様に公的機関としての存在理由を放棄したといえるでしょう。
それだけではありません。薬によっては服用を止めたら、その後に適切な処理が必要な薬もあります。その場合、院外処方薬局はどういう対応をしてくれるのでしょうか? 例えば、処方箋を出した医者との間に立ち、問題の発見された薬を服用しているすべての患者の対応をすぐさま提案してくれるのでしょうか? とてもそんなことは考えられません。
結局、患者に連絡するだけのような気がします。もちろん、これは推測の話ですがね。
こんなヘンなサービスを考えないと経営は成り立たないのではないかと考える院外処方薬局。この制度によって、薬代はただでさえ割高になったのに、今後はさらに料金を上げる理由をつけてくるでしょう。
いったい、どうしてこんなおかしな制度を導入したのでしょうか? もう、厚生労働省の悪業いついて書くのは本当に虚しいだけです。そう思うと、川田議員は偉い!
そして、ちょっと悩んだのですが、僕は駅までの帰り道の途中に唯一ある、前回頭にきた薬局に行くことにしました。
ちなみに、前回の顛末は↓こちら
『やっぱりおかしい院外処方』
その薬局に入ると前回僕が怒ったオバちゃんの姿はないので、受付に病院からもらった処方箋を出し、「座ってしばらくお待ちください」と言われるまま椅子に腰掛けて待つ事に…。
僕はぼうっと、薬局の中を眺めていました。カウンターには僕の処方箋を受け取った男性が一人。ガラスで隔たれた薬を袋に詰めている部屋には男性一人に女性一人で、総勢で三人という体制でした。(ひょっとすると例のオバちゃんは昼休みだったのかも?)
その薬局、広いスペースに客は僕だけ。他の客は途中に処方箋を店の男性に渡し「30分ほどしたら戻ってきますから」と出ていった女性だけなのです。
このスペースの家賃に従業員の人件費、そして膨大と思われる薬の仕入れ代金。こうまでして院外処方薬局は儲かるのだろうかと僕は漠然と考えていました。
以前、院内処方していた時は、薬剤師5、6人でその病院の全部の薬を処方していたことを考えると、とても人件費の無駄が多いと思うのです。さらに、薬の仕入れ量の違いは当然価格にもはねかえってくるはずです。
そんなことを考えていたら僕の名前が呼ばれ、薬が用意できましたと告げられました。カウンターに行くと女性の薬剤師(?)が自分の名札を示し、薬の説明をはじめるので、僕は適当に聞いていました。
ただ、カウンターの上に置いてある僕の薬の横に、何かの料金表のようなものがあるので気になっていたのです。
そうして、一通りの薬の説明が終わると、その薬剤師と思われる女性が「もし、新しい副作用などが発見されたときに、すぐに連絡するシステムがあります。それは有料なのですが」と言って、僕が気になっていた料金表を持ち出すのです。
すかさず僕は「ずっと飲みつづけている薬なので、結構です」と断わり、薬だけをもらって店を出ました。
が、後で考えて「これって、おかしくないか?」と思ったのです。
まず、金を払わないと新たな副作用の情報は教えてくれないのかという事です。これでは薬害肝炎と同じではないでしょうか。つまり、知っているのに被害者に情報を教えてくれないという事ですよね。
次に、その新たな副作用の情報をどこから仕入れるのでしょうか? 製薬メーカーなのでしょうか? 厚生労働省なのでしょうか? 製薬メーカーだとしたら、副作用という社会的に重要な情報を有料でないと配布しないというのは、企業倫理として許せません。もし厚生労働省だとしたら、同様に公的機関としての存在理由を放棄したといえるでしょう。
それだけではありません。薬によっては服用を止めたら、その後に適切な処理が必要な薬もあります。その場合、院外処方薬局はどういう対応をしてくれるのでしょうか? 例えば、処方箋を出した医者との間に立ち、問題の発見された薬を服用しているすべての患者の対応をすぐさま提案してくれるのでしょうか? とてもそんなことは考えられません。
結局、患者に連絡するだけのような気がします。もちろん、これは推測の話ですがね。
こんなヘンなサービスを考えないと経営は成り立たないのではないかと考える院外処方薬局。この制度によって、薬代はただでさえ割高になったのに、今後はさらに料金を上げる理由をつけてくるでしょう。
いったい、どうしてこんなおかしな制度を導入したのでしょうか? もう、厚生労働省の悪業いついて書くのは本当に虚しいだけです。そう思うと、川田議員は偉い!