書きたいけど書けなかった教育問題について書く機会ができました。テレビのニュースで知ったのですが、私の住んでいる品川区が「小中一貫特区」として構造改革の特別区認定を受けていて(それすら知らなかったのですが)、小中の6・3制を見直して4・3・2制にするというのです。
建前は「学校教育の内容の充実と質の向上」となっているようですが、もちろん、真意はわかりません。でも、これは評価するべき改革のように思います。
私は、自分に子供がいないため現在の小中学校の現状については子を持つ友人・知人の又聞きしか情報がありませんでした。それによると、不登校児童が増加している。父兄参観の日でも寝ている子がいて、先生が注意もしない。子供が家庭教師をしているが、ゆとり教育の時代の子の学力の低さがとんでもないというネガティブな話ばかりです。
そんな中での品川区の決断ですが、私は真っ先に私の理想と考えているドイツのシュタイナー教育を意識しているように思えました。
どうも日本ではシュタイナー教育というのは、一種のタブーのようで詳しく紹介される機会が少ないようです。12年間の一貫教育で、教科書・テスト・通信簿がないなどの刺激的な事だけが伝わり、その裏側にある子供の精神や成長を尊重したシステムが正しく伝わっていないようです。もちろん、私もシュタイナー教育を受けていませんし、とても簡単にはその精神を説明できません。子安美智子さんという方がご自身のお嬢さんの入学体験を基に多くの著作を出しているので、ぜひ、そちらを読んでみてください。たぶん、こんな学校なら入学したい! と感じられる方が多いと思います。
確か、シュタイナー学校では児童の年齢による精神の変化にあわせて教室のデザインまで変化させいていると記憶しています。それほど、多感な時代なんだと思います。そのわりに、日本の小学校の6年間は私自身も変化が少なく長ーいと感じていました。それなどを勘案して4年で一区切りというのは歓迎する事ではないでしょうか? 不登校など学校との関係がうまくいかなくなった子もシャッフルする機会が増える事になって、やり直しの可能性も生まれるように思います。
国の政策として打ち出した“ゆとり教育”がどうも悲惨な結果になったような現在、やはり教育の改革は、自治体が主導になるしかないように思えます。それだけに品川区の英断は評価したいと思います。もちろん、今後の監視は必要ですが…。
そして一番大事なのは、教師という“聖職”をどう育てていくかという事! これは最大で究極の問題ですよね。
子供がいない私ですら、現在の教育問題の奥深さを感じてしまう最近の話題の複雑さです。
建前は「学校教育の内容の充実と質の向上」となっているようですが、もちろん、真意はわかりません。でも、これは評価するべき改革のように思います。
私は、自分に子供がいないため現在の小中学校の現状については子を持つ友人・知人の又聞きしか情報がありませんでした。それによると、不登校児童が増加している。父兄参観の日でも寝ている子がいて、先生が注意もしない。子供が家庭教師をしているが、ゆとり教育の時代の子の学力の低さがとんでもないというネガティブな話ばかりです。
そんな中での品川区の決断ですが、私は真っ先に私の理想と考えているドイツのシュタイナー教育を意識しているように思えました。
どうも日本ではシュタイナー教育というのは、一種のタブーのようで詳しく紹介される機会が少ないようです。12年間の一貫教育で、教科書・テスト・通信簿がないなどの刺激的な事だけが伝わり、その裏側にある子供の精神や成長を尊重したシステムが正しく伝わっていないようです。もちろん、私もシュタイナー教育を受けていませんし、とても簡単にはその精神を説明できません。子安美智子さんという方がご自身のお嬢さんの入学体験を基に多くの著作を出しているので、ぜひ、そちらを読んでみてください。たぶん、こんな学校なら入学したい! と感じられる方が多いと思います。
確か、シュタイナー学校では児童の年齢による精神の変化にあわせて教室のデザインまで変化させいていると記憶しています。それほど、多感な時代なんだと思います。そのわりに、日本の小学校の6年間は私自身も変化が少なく長ーいと感じていました。それなどを勘案して4年で一区切りというのは歓迎する事ではないでしょうか? 不登校など学校との関係がうまくいかなくなった子もシャッフルする機会が増える事になって、やり直しの可能性も生まれるように思います。
国の政策として打ち出した“ゆとり教育”がどうも悲惨な結果になったような現在、やはり教育の改革は、自治体が主導になるしかないように思えます。それだけに品川区の英断は評価したいと思います。もちろん、今後の監視は必要ですが…。
そして一番大事なのは、教師という“聖職”をどう育てていくかという事! これは最大で究極の問題ですよね。
子供がいない私ですら、現在の教育問題の奥深さを感じてしまう最近の話題の複雑さです。