スシローで迷惑行動をして動画を公開した高校生、その代償は
あまりにも大きかった。
騒動が起きてから、少年が通っていた高校にはクレームの電話が相次いだ。
また、スシローの運営会社でも、来店客の監視態勢や品質管理を疑問視する
怒りの電話が鳴り止まなかったという。
事件は1月下旬、来店客が卓上にあったしょうゆボトルを
なめる姿などを撮影した動画がネット上で拡散した。
その後、スシローに保護者と本人が直接謝罪にきたそうですが、
スシローも被害が大きく、今後のことも考え、引き続き刑事、民事の両面
から厳正に対処してまいりますと訴えを取り下げず、厳しい対応を
続ける方針。
今回の件で、少年も両親も憔悴しきっていて、高校にも迷惑をかけれない
ということで自主退学、なんとも後味の悪い状況になっている。
しかも高校名、本人名、写真などもネットで公開されており、
ネット上でさらしものになっている。
原因はあくまでも本人の責任だけど、ここまでの大きな社会的
騒動になるとは思っていなかったに違いない、いまは反省して
いるのでしょうが、
この状況がいいのかどうか、なんとも言いようがない。
民事上、刑事上の制裁は甘んじて受けることは当然として、
それ以外にネットの力、ある意味でいえば私的な制裁は
どこまでが許されるのか、少し過剰ではないかという気が
します。
あくまでも高校生本人に大きな責任がある前提で、
ネットでの書き込みなどがどの程度まで許されるのか、常識の
範囲が少し過剰で逸脱しているのではないかと思います。
社会である意味個人情報が大事な資産として、定着し、守られて
いる時代に、ネット上ではなんでもかんでも許されて、
個人情報の公開も無制限に許されるものかどうか、
なんらかの制限が必要だと思いますね。
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