オリンピックが終わりました。

昨日のオリンピック閉会式でなんとか無事に終わることが

できました。

終った途端、菅首相の内閣支持率は発足後最低を記録というニュース

更には新型コロナ急拡大に待ったなしの対応をしなければいけません。

この国難の時に、この支持率の低いリーダーのもとで国民が対応

しなければいけないのは国民にとって本当に不幸な巡り合わせです。

 

それはさておき今回のオリンピックを私なりに考えてみました。

前回の１９６４年の東京オリンピック、当時私は１５歳中学生でした。

オリンピックの聖火ランナーの高校生が運ぶ聖火の後を走る

中学生２０名の中の一人の伴走に選ばれ、学校ではオリンピック

中継を授業でテレビ観戦した時代です。

バレーボール、体操、柔道など熱狂して応援した時代でした。

その当時は新幹線ができ、東京首都高速道路が完備され、まさに

インフラが整備され、日本が経済成長をしていくきっかけになる

オリンピックでした。

今回はどうなのか、低成長時代、コロナ禍の中

日本がこれから新しい成長をするきっかけになればいいし、

文化的にも多様な単一民族的な文化から、多様な時代への

幕開けのためのオリンピックのきっかけになればいいなと思って

いました。

実際はコロナ対応で厚労省の時代錯誤的な頑迷固陋な対応、

特にコロナアプリの大失敗。

更に大会運営委員会の森さんの女性蔑視発言による辞任。

名古屋市長の金メダルかみつき事件。

など古い時代、センスのない人たちがまだまだ社会を運営している

ことを思い知らされました。

無観客かどうか最後まで決め切らない、あいまいなリーダー

なりゆきの対応など、日本の悪い部分が混乱を招きました。

 

一方でスケボーなど１０代の若手選手がメダルをとり、

何か選手の人たちの仲間を称えあう、従来の勝ち負けを超えた

新しい時代の幕開けを感じられる場面を見させていただきました。

メダリストの皆さんの活躍、ボランティアの皆さんやこの

オリンピックを支えてくれた人たち、そしてなんとか無事に

オリンピックを終えることができたのはトップではなくそんな

一人一人の個々の力の素晴らしさだと思います。

やっぱり古い時代の統治システムから若い世代へどんどん

世代交代をしていくこと、いいかえれば既存のリーダー層から、

新しいリーダー層が取って代わっていかないといけないですね。

まずは次の選挙から、ベストはないけどよりベターな選択を

私たち個々人が、既存の政党、地盤、知名度だけでなく、

新しい自分の基準で選ぶところからスタートしないと

いけないですね。