10年以上前に出版されたこのミンツバーグの本を、ちょっと確認したいことが
あって読み始めた。
「マネジメントは実践であり、サイエンスではない」
マネジメントの成功は
「アート」「クラフト」「サイエンス」が揃ったときという
アート:直観、ビジョン、洞察等
クラフト:経験を土台とした「技」実際の仕事を通じて学ぶ
サイエンス:分析 系統だった意思決定
まあ、実際の仕事を考えてみると、経験をすること、それに自分の
問題意識(直観、洞察)、そして科学的な体系の検証、裏付けなど
「アート」「クラフト」「サイエンス」の3つの要素が大事。
これ納得しますね。
実務を経験すること、そしえ問題意識を持つこと、そして論理的な思考を
して問題解決をすること、まさに仕事を進める上で大事なことです。
MBAで教えられるのはこの3つの要素の内、サイエンスだけだという
のがミンツバーグさんが言いたいことなのかな。MBAはオールマイティでは
なく、現実の仕事、直観などは教えることができない。
最初のページを何ページか読んだ私の印象です。
会社の中の評価もこの3つの要素をしっかりとみてあげないといけないですね。
どちらかというと、サイエンス的な主張をする人が偉い、立派だと
錯覚することが度々あります。
それも一つの評価のポイントですが、同時にアート、クラフトも評価の
対象にして、トータルの業績をみていくことが重要なんでしょうね。
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