もうずいぶんと前のこと。
私がパソコンを始めたのは友人の影響を受けてのことだった。
その当時の最新式のマシンはwindows95で、今のとは雲泥の差がある。
とにかく遅い・・・気の遠くなるようなスローテンポ。
インターネットは電話回線で、これまた遅い・・・まるでナメクジのようです。
それでもって、すぐに落ちる(最悪)
パソコンについては全くのドシロウトだった私は、プロバイダーをAOLに決めた。
その辺の電気屋に接続ソフトが置いてあって、これで簡単に接続の設定が出来てしまうという
ドシロウトにとっては、まことにありがたいものだった。
それで最初の2年くらいはAOLを利用していた。 ホント簡単に接続できましたよ。
当時、私は知らなかったのだが、世間ではこんな風評があった。
「ナンパするならAOL」
どこのプロバイダーでも「メル友募集」コーナーなどあったのではないだろうか、
べつにAOLだから特別だとも思えなかった。
「インターネットを始めたのなら、メールやらなきゃ面白くないよ」という
職場の上司の有難い?アドバイスに従って、私もメールとやらをやってみることにした。
この上司は新モノ好きで面白いことが好きで、他人に勧める時には自分でまず体験してからという
念の入れようだった。
当時のAOLには「メル友」と「恋人」の募集要項が分かれていて、目的がはっきりしていた・・・はずだ。
私は「メル友」募集の方に登録してみた。
「先生~メル友募集しました~!」と職場で上司に報告。
べつに報告する義務などなかったのだが、話のネタに話してみる。
「面白い話題があると良いねえ・・・」と興味津々の先生。
翌日の晩、パソコンを立ち上げて私は仰天した。
メールが100通以上も来ていたのだった。
正確にトータルして全部で何通来たのかは覚えていない。
その話をすると「ええ~!?」といって驚く上司。
「ねえ、年齢とかごまかしてない?」などと聞いてくる。
ごまかしてなどいなかった。 当時は30代の後半だった。
貰ったメールの半分以上は、いわゆる「ナンパ」目的。
「お互い割り切ったお付き合いをしましょう」なんて書いてくるわけで、
「結婚していてもトキメキたいです」なんてのも多かった。
(勝手にときめいてくれ)
「まずは友達から・・・」
(から・・・って、そこから先、何を期待してるんですか?)
「お会いしましょう、・・・で待ってます」
(誰が行くかよ、ナニ考えてるんだか!?)
「実年齢より若く見られます」
(べつに見てくれなんかどうでも良いです、会うわけじゃないですから・・・)
まあ、そんなので変なのが多かったけど、極めつけは・・・
「医師です」 ・・・ってヤツね。
これはもうバレバレです。
理解不能などこから仕入れて来たのかわからないような専門用語を書き連ねてるのは
多分、他でもやってるんじゃないかな。
そんなのに騙される人っているのかな? いや、いたのだと思う。
医者だと言えば簡単にナンパが出来ると思ったら大間違いだ。
医者だってモテないヤツはザラにいる。
結局、頂いたメールのうち3人くらいお返事を差し上げた。
今でも続いているのは話題に事欠かないからなのか、
それとも、あまりののんびりペースで楽だからなのか・・・私には、その両方だ。
今ではAOLは「恋人募集」も「メル友募集」のコーナーは無くなっている。
募集なんかはどうでも良いけど、その他のコンテンツは興味深くて面白いものが多かったので、
後ろ髪ひかれるものがあった。
「実際にAOLで出会って結婚した人もいたんだろうねえ・・・」
その当時使っていたPCは今では使ってないものの、捨てるには忍びなく
押入れの中で眠っている。
私がパソコンを始めたのは友人の影響を受けてのことだった。
その当時の最新式のマシンはwindows95で、今のとは雲泥の差がある。
とにかく遅い・・・気の遠くなるようなスローテンポ。
インターネットは電話回線で、これまた遅い・・・まるでナメクジのようです。
それでもって、すぐに落ちる(最悪)
パソコンについては全くのドシロウトだった私は、プロバイダーをAOLに決めた。
その辺の電気屋に接続ソフトが置いてあって、これで簡単に接続の設定が出来てしまうという
ドシロウトにとっては、まことにありがたいものだった。
それで最初の2年くらいはAOLを利用していた。 ホント簡単に接続できましたよ。
当時、私は知らなかったのだが、世間ではこんな風評があった。
「ナンパするならAOL」
どこのプロバイダーでも「メル友募集」コーナーなどあったのではないだろうか、
べつにAOLだから特別だとも思えなかった。
「インターネットを始めたのなら、メールやらなきゃ面白くないよ」という
職場の上司の有難い?アドバイスに従って、私もメールとやらをやってみることにした。
この上司は新モノ好きで面白いことが好きで、他人に勧める時には自分でまず体験してからという
念の入れようだった。
当時のAOLには「メル友」と「恋人」の募集要項が分かれていて、目的がはっきりしていた・・・はずだ。
私は「メル友」募集の方に登録してみた。
「先生~メル友募集しました~!」と職場で上司に報告。
べつに報告する義務などなかったのだが、話のネタに話してみる。
「面白い話題があると良いねえ・・・」と興味津々の先生。
翌日の晩、パソコンを立ち上げて私は仰天した。
メールが100通以上も来ていたのだった。
正確にトータルして全部で何通来たのかは覚えていない。
その話をすると「ええ~!?」といって驚く上司。
「ねえ、年齢とかごまかしてない?」などと聞いてくる。
ごまかしてなどいなかった。 当時は30代の後半だった。
貰ったメールの半分以上は、いわゆる「ナンパ」目的。
「お互い割り切ったお付き合いをしましょう」なんて書いてくるわけで、
「結婚していてもトキメキたいです」なんてのも多かった。
(勝手にときめいてくれ)
「まずは友達から・・・」
(から・・・って、そこから先、何を期待してるんですか?)
「お会いしましょう、・・・で待ってます」
(誰が行くかよ、ナニ考えてるんだか!?)
「実年齢より若く見られます」
(べつに見てくれなんかどうでも良いです、会うわけじゃないですから・・・)
まあ、そんなので変なのが多かったけど、極めつけは・・・
「医師です」 ・・・ってヤツね。
これはもうバレバレです。
理解不能などこから仕入れて来たのかわからないような専門用語を書き連ねてるのは
多分、他でもやってるんじゃないかな。
そんなのに騙される人っているのかな? いや、いたのだと思う。
医者だと言えば簡単にナンパが出来ると思ったら大間違いだ。
医者だってモテないヤツはザラにいる。
結局、頂いたメールのうち3人くらいお返事を差し上げた。
今でも続いているのは話題に事欠かないからなのか、
それとも、あまりののんびりペースで楽だからなのか・・・私には、その両方だ。
今ではAOLは「恋人募集」も「メル友募集」のコーナーは無くなっている。
募集なんかはどうでも良いけど、その他のコンテンツは興味深くて面白いものが多かったので、
後ろ髪ひかれるものがあった。
「実際にAOLで出会って結婚した人もいたんだろうねえ・・・」
その当時使っていたPCは今では使ってないものの、捨てるには忍びなく
押入れの中で眠っている。