第24作目は、 東海道程ヶ谷(とうかいどうほどがや)です。
通行の人物が入ると後ろの富士山が見えなくなる心配があり、まず、後ろの
風景だけを紹介します。
完成品です。
神奈川県横浜市保土ヶ谷区
横浜市保土ヶ谷は、日本橋から出発して四番目にある宿駅です。 近くの品野坂は、
松の老樹が生い茂っており、ここから富士が望める景勝の地であると 「江戸名所図
会」は伝えています。 駕籠に乗る女性、草履の紐を結びなおす駕籠かき、軽やかな
馬の脚どり、逆方向に歩く の虚無僧、さまざまな旅の様子が描きとめられています。
久しぶりの大人数の登場人物でした。
絵らしい絵でしたが、紙紐作品ではやはり登場人物などが大きくなりました。
別角度からアップしました。
原画です。
解説は、「葛飾北斎 富嶽三十六景 解説付き」から引用しました。
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