閑(ひま)じぃのブログ by 閑斎

趣味の紙紐細工創りとその時々の歌、旅の紹介です。遠方には行かなくなり近くで楽しい仲間との歌を楽しんでいます。

東海道程ヶ谷

2020-01-03 07:28:36 | 葛飾北斎 富嶽三十六景

第24作目は、 東海道程ヶ谷(とうかいどうほどがや)です。

通行の人物が入ると後ろの富士山が見えなくなる心配があり、まず、後ろの
風景だけを紹介します。

完成品です。


神奈川県横浜市保土ヶ谷区


横浜市保土ヶ谷は、日本橋から出発して四番目にある宿駅です。 近くの品野坂は、

松の老樹が生い茂っており、ここから富士が望める景勝の地であると 「江戸名所図

会」は伝えています。 駕籠に乗る女性、草履の紐を結びなおす駕籠かき、軽やかな

馬の脚どり、逆方向に歩く の虚無僧、さまざまな旅の様子が描きとめられています。

久しぶりの大人数の登場人物でした。
絵らしい絵でしたが、紙紐作品ではやはり登場人物などが大きくなりました。

別角度からアップしました。

 原画です。


 
解説は、「葛飾北斎 富嶽三十六景 解説付き」から引用しました。
http://fugaku36.net/

 


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
明けましておめでとうございます!今年初作品、ですね。 (人生の素人:折師)
2020-01-04 00:39:02
 今年も北斎の富嶽三十六景、最初の作品はばっちり富士山が見えますね! 
 紙紐を切って貼って曲げて重ねて…様々な方法での表現。今年も気ままに楽しく拝見させていただきます! 
 (個人的には、虚無僧の頭に…笑ってしまいました、イイと思います!!)

 改めて、閑斉様にとって今年が良き年になることを願って!
返信する
そうです。新品です。 (閑斉)
2020-01-04 06:21:39
今年、最初の訪問客にようこそ。

アップすると紐だけになって、仕掛けがバレバレですね。
虚無僧の頭かぶりの被り物に眼が行くとは予想外でした。
駕籠かきが草鞋の紐を結び直しているのが苦労したのですが・・・。

折師様の新展開、皆様期待されていますね。
楽しみです。
返信する
Unknown (ash)
2020-01-05 21:42:58
背景だけも素晴らしいですね。
原画の松の木のデザインの面白さを、きちんと紙紐で表現されてて。
絵より紙紐のほうが面白い完成度になっています。

それと人の動きがいい!
絵より紙紐のほうが動きの表情が難しいと思われますが
でも閑斉さんのは人が今にも動き出しそうです。
すごいな~!!
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Unknown (ゆきママ)
2020-01-06 00:17:01
松の本数、人物の仕草など、原画に忠実に作られるのですね。
私は草鞋の紐を結び直している籠かきさんの姿が好きです。虚無僧は、原画より本物っぽく見えますよ。
今日1月5日は快晴で富士が青空にくっきり見えました。当時の旅人も富士を見てひと休みしていたかもしれませんね。
返信する
ゆきママさん、今年もよろしくお願いします。 (閑斉)
2020-01-06 06:25:05
新年から温かい言葉、痛み入ります。
駕籠かきは大変だったでしょうね。
競争のない江戸時代社会の象徴のように思います。
松、よく出来ているでしょう。ちょっと自慢しています。
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Unknown (閑斉)
2020-01-06 06:39:07
今回は、背景がうまく出来たと思っています。
それで、見せたくなったんでしょう。

ash様のご来訪、ありがとうございました。
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