第24作目は、 東海道程ヶ谷(とうかいどうほどがや)です。
通行の人物が入ると後ろの富士山が見えなくなる心配があり、まず、後ろの
風景だけを紹介します。
完成品です。
神奈川県横浜市保土ヶ谷区
横浜市保土ヶ谷は、日本橋から出発して四番目にある宿駅です。 近くの品野坂は、
松の老樹が生い茂っており、ここから富士が望める景勝の地であると 「江戸名所図
会」は伝えています。 駕籠に乗る女性、草履の紐を結びなおす駕籠かき、軽やかな
馬の脚どり、逆方向に歩く の虚無僧、さまざまな旅の様子が描きとめられています。
久しぶりの大人数の登場人物でした。
絵らしい絵でしたが、紙紐作品ではやはり登場人物などが大きくなりました。
別角度からアップしました。
原画です。
解説は、「葛飾北斎 富嶽三十六景 解説付き」から引用しました。
http://fugaku36.net/
紙紐を切って貼って曲げて重ねて…様々な方法での表現。今年も気ままに楽しく拝見させていただきます!
(個人的には、虚無僧の頭に…笑ってしまいました、イイと思います!!)
改めて、閑斉様にとって今年が良き年になることを願って!
アップすると紐だけになって、仕掛けがバレバレですね。
虚無僧の頭かぶりの被り物に眼が行くとは予想外でした。
駕籠かきが草鞋の紐を結び直しているのが苦労したのですが・・・。
折師様の新展開、皆様期待されていますね。
楽しみです。
原画の松の木のデザインの面白さを、きちんと紙紐で表現されてて。
絵より紙紐のほうが面白い完成度になっています。
それと人の動きがいい!
絵より紙紐のほうが動きの表情が難しいと思われますが
でも閑斉さんのは人が今にも動き出しそうです。
すごいな~!!
私は草鞋の紐を結び直している籠かきさんの姿が好きです。虚無僧は、原画より本物っぽく見えますよ。
今日1月5日は快晴で富士が青空にくっきり見えました。当時の旅人も富士を見てひと休みしていたかもしれませんね。
駕籠かきは大変だったでしょうね。
競争のない江戸時代社会の象徴のように思います。
松、よく出来ているでしょう。ちょっと自慢しています。
それで、見せたくなったんでしょう。
ash様のご来訪、ありがとうございました。