5.上手にはすきと器用と功積むと この三つそろふ人ぞ能くしる
上手になるには必要条件が3つある。第一に好きであること、第二に器用であること、第三に修行を積むこと。
好きこそものの上手なれとはよく言ったもので、好きなれば自分で進んで学ぼうとし、時間もかけるようになる。
二つ目の器用であることについては、井口海仙先生はこう言っている。“器用不器用は人各々の天性であるから仕方がないようだが、これも慣れてくると、不器用な人は不器用なりに、器用な人に見られない味が出てくるものだから、けっして失望することはない。”
お茶の所作の中でも道具の扱いは初めてやるものばかりだが、人の所作を見ているうちになんとなくこの時にこういう風にするのだなということがわかるようになり、実際自分がやり始め、徐々に器用に動けるようになり、同じことをしていてもそれぞれの人の味わいというものが生じてくる。繰り返し、続けることはその人なりの器用さに繋がっていくのだろう。
最後に、修行を積むこと。これはやはり何より人間に必要なことなのだろう。努力に勝るものはなし。日々の研鑽が上手への近道、少しずつでも前進する努力をしたい。
上手になるには必要条件が3つある。第一に好きであること、第二に器用であること、第三に修行を積むこと。
好きこそものの上手なれとはよく言ったもので、好きなれば自分で進んで学ぼうとし、時間もかけるようになる。
二つ目の器用であることについては、井口海仙先生はこう言っている。“器用不器用は人各々の天性であるから仕方がないようだが、これも慣れてくると、不器用な人は不器用なりに、器用な人に見られない味が出てくるものだから、けっして失望することはない。”
お茶の所作の中でも道具の扱いは初めてやるものばかりだが、人の所作を見ているうちになんとなくこの時にこういう風にするのだなということがわかるようになり、実際自分がやり始め、徐々に器用に動けるようになり、同じことをしていてもそれぞれの人の味わいというものが生じてくる。繰り返し、続けることはその人なりの器用さに繋がっていくのだろう。
最後に、修行を積むこと。これはやはり何より人間に必要なことなのだろう。努力に勝るものはなし。日々の研鑽が上手への近道、少しずつでも前進する努力をしたい。
ところで、井口先生のお言葉に励まされました。
自分の不器用さに自信をなくしていたときに、不器用でも味がでてくる、のアドバイスはとても、ありがたかったです。また、がんばってみようと思えました。
これからも、読ませていただきますね。ありがとう。
まず好きになること、だから楽しみ
ながら努力をする、努力の結果が一人
びとりの味となって積み重なっていく
こんな人間になりたいと思っています
ただいま、今後ともよろしくお願い致します。
そうですね、井口先生の不器用の考え方、なるほどなあと思いました。自分なりに精進すれば味が出てくるはずと信じて頑張りましょう。
これからも気軽にコメント下さいね。
グランマさんはとても味がありそうです。いつかお点前拝見したいです。
私も味が出るように日々精進します!