*村ちゃんの古城跡散策!

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*村ちゃんの古城散策!     *尾張西部の名所・旧跡!     一宮市尾西歴史資料館・象の船渡し!

2016-07-09 | Weblog

     

尾西史料館       象行列展示

 

    

象行列再現        象行列2

 

     

象行列行程表         案内板

 

    

象船再現        説明板

 

    

起宿ジオラマ        象船渡り場跡

*江戸時代の像!     

住所=一宮市起字下町211

*川を渡る像!

 江戸時代の中頃、8代将軍「徳川吉宗」は象を大陸では軍用しているとい

 う話を聞いて、興味を示し、象を見てみたいと言いました。

 そのことを知った清国(今の中国)の商人「鄭太威」は、ベトナムから牡牝

 一頭ずつ、合わせて2頭の象を連れて享保13年(1728)に長崎にやっ

 てきました。牝象は長崎に唐人屋敷で死んでしまいましたが、牡象は翌年

 享保14年(1729)3月13日に、長崎を出発し、江戸までの長い旅が

 始まりました。長崎街道・山陽道を通り、京都で天皇に拝謁しました。

 その後草津宿から中山道に入り、垂井宿経由で美濃路に入りました。

 木曽川を船で渡り起宿に到着したのは5月3日の事でした。

 起の本陣屋敷地内には象小屋が建てられ、そこに象が一泊しました。

 翌4日、次の宿泊予定地である清州宿に向かいました。

 象行列は象使いをはじめ、30数人の役人、村役人が同道した記述が、

 起宿にも残されています。 その後、象は5月25日に江戸に到着、

 将軍・吉宗にお目見えして、その役目を果たしました。

 

*「馴象茶屋町通行」(小治田之真清水)

  象が名古屋城下の茶屋町を通行する姿が描かれている。

*川を渡る象!

  ①佐渡川(揖斐川)! 

  あらかじめ象船が用意されていましたが、川の水が比較的

  浅かったので象は気持ちよさそうに歩いて渡りました。

  しかし、残りわずかなところで、象は深みにはまってしまい、

  沈んでしまいました。 その後象は自力で這い上がり、

  何とか渡りきることできました。

  ②墨俣川(長良川)! 

  墨俣川(長良川)は、水量が多く、佐渡川(揖斐川)のように、

  歩いて渡ることができないので、象船が用意されました。

  しかし、象は機嫌が悪く、なかなか船に乗ろうとしません。

  足に網を巻きつけて、20人がかりで象を引っ張り船に乗せたものの、

  渡りきったところで、対岸の大勢の見物客の歓声に、

  驚いて逃げ出してしまいました。全力疾走した象は村の外れまで来て、

  ようやく捕らえる事が出来ました。

 ③小熊川(境川 )!   

  この川にも象船が用意されていましたが、水が少なかったので、

  浅瀬を選び歩いて渡りました。墨俣川のような事件もなく、

  4つの川の中で一番楽に、渡ることができました。

 ④起川(木曽川)!

  今までの河川とは規模が異なり、墨俣川の二の舞にならないように、

  細心の注意が払われました。墨俣川での経験を活かし、

  象使いの「てんてんほんほん」の掛け声に、あわせて像を船に乗せ、

  落ち着いた象は川を無事渡りました。

  こうして、美濃路最大の難所を超えることができました。 

 (説明板より)!

                           

 

 

 


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