優しい目

昨夜、大阪ライブ後、同窓生達とお好み焼き食べたことはさっき書いた。

お好み焼き屋さんからホテルまで同窓生が車で送ってくれたんやが。

その車の中には、中学当時やんちゃしてた同窓生も一緒やったんよ。
彼は先輩の悪ガキグループに入ったりしててね。
その悪ガキ先輩は中学卒業後、地元のヤクザの組みに入ってその道に進んだ。

「お前なんでヤクザにならんかったんや？」みたいな話になって、「組みに入れてくれんかったんよ」と語りはじめた。

曰く、わしの同窓生も悪ガキ先輩の後を追って組みに出入りするようになり、下働きみたいなことをはじめておったんやが…

ある日、組長に呼ばれてこう言われた。
「お前な、お前の目は優しすぎる。お前はヤクザは無理や。もうここに来るな」と。

結局、カタギの仕事について真面目に働いて、今では孫もいるんよ。

その筋の本物の親分は、人を見抜く感性が鋭くて人情があるんやなと…思った。