下北沢。

昨晩、久しぶりに下北沢へ行ったがな。

それも「呑みに」行ったんよ。

下北沢へ呑みに行くなんて、ほんま珍しいことなんよ。

わしゃ基本呑みに出歩かんのよ。

呑み相手は、同級生のオペラ歌手「土師雅人先生」！

いやぁ～話の花が満開でしたわい♪

お互いプロの歌手だけど、ジャンルがまったく違うので、お互い質問攻め（笑

声楽の世界の興味深い話を沢山聞かせてもらった。

ジャンルは違うのだけど、歌手として歩んできた歴史「山あり谷ありの時系列」がほぼ一緒。

お互い、20代でプロ歌手として一度ピークを迎えた。

お互い、30代の頃に、一度声が出なくなった。

声帯に問題を抱えていた訳では無く、歌のフォームやらを一からやり直したのも一緒。

お互い「歌」を見つめなおす時期やったようだ。

あの時期があったからこそ、今も歌えていると言うのは同じ気持ち。

3時間ほどの会話だったけど、「歌手対談本」として世に出せるほどの濃厚な話やった。

「50歳を超えて、現役でステージに立っているのはどんなジャンルであれ驚異的だ」

お互いの健闘を称え、二人飲み会はお開きとなった。

これからも、お互い益々味のある素敵な歌が歌えそうやな♪

色んな思い出のある井の頭線下北沢の駅。

あの頃と同じ夜風が吹いていて

あの頃と同じ匂いだった。

下北沢バンザ～イ！