リュ・シウォンがドライバーになったのは偶然なのかもしれないし、必然なのかもしれない。
熱いレースして、すぐに冷静な監督に。
リュ・シウォンがヨンアム国際サーキットで開かれたTVingスーパーレースの最中に
スタッフたちと会議をしているが、彼はチームの代表者、監督、ドライバーの1人3役を務めている。
チーム名の106は彼の誕生日10月6日から取ったもので、チーム106はリュ・シウォンそのものといっても過言ではない。
リュ・シウォンがドライバーになったのは偶然なのかも、必然なのかもしれない。
「父がどこか出かけると言えば、車に乗りたくて付きまとった」という話のように、彼は幼い頃から車をとても好きだった。大学で専攻を美術に決めたのも車の設計をしたかったからだ。芸能人になり、その夢は少し遠のいた。そんな1994年、彼はある放送局の芸能番組を通じてインタークルーチームでレースを初めて体験した。以来、チーム関係者からドライバーでデビューすることを勧められ、その後レースにのめりこんでしまった。芸能人ドライバー第1世代である。今シーズンのスーパーレースにはリュ・シウォン以外にもキム・ジンピョ(シボレー)と、イ・ファソン、アン・ジェモ(以上KTdom)が大会に出場している。
芸能人ということで最初は彼を見る目はきれいではなかった。他のモータースポーツの人たちはもちろん一般の人たちも色眼鏡で見た。しかし、時が経つにつれ、彼の本心は通じた。パク・ギヒョンF1レーシング編集長は、「先入観を持つ人もいるが、ここにいる人々は知っている。新人たちも育てながらモーターレーシングに貢献するところが多い」と評した。
ソース:GPコリア
2011/05/11 09:25:37