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チョンナム道、F1大会に328億ウォンの追加投入

2011年06月02日 07時26分18秒 | F1韓国GP・運営
今年10月に開催されるF1(フォーミュラワン)国際カーレース大会にチョンナム道は328億ウォンを追加投入することにした。
チョンナム道は、今年の大会を行うために328億ウォンの追加補正予算案を確定し、来月初めにチョンナム道議会に提出することにしたと1日明らかにした。
このような予算額は、昨年に比べて10%上昇した中継権料と、サーキット建設のために引き込んだPF貸付金1980億ウォンの利子(3ヶ月分)などを含むもので、チョンナム道は大会組織委員会に出資する方法でサポートしている。

チョンナム道のF1大会補正予算案は ▲大会運営費78億ウォン ▲中継権料160億ウォン ▲PF貸付金の金融費用(利息)40億 ▲開催権料に伴う税金50億 などだ。 また、ヨンアムインターナショナルサーキットの空きスペースにチョンナムと国家ブランド価値を高めるためのデザイン費用(国・道費、それぞれ1億ウォン)の2億ウォンを計上した。

大会運営費は、昨年本予算で削減されていた大会運営のための支援金(100億)のうち78億ウォンを再編成し、中継権料は値下げ交渉がチョンナム道の意のままに成り立たない場合を考慮して、昨年(147億ウォン)より10%上昇編成された。

PF貸付金の金融費用も、SKが『施工会社の株式売却権』を行使して大会運営法であるKAVO内のすべての株式と債務をチョンナム道に譲渡すると通知しているだけに、SKが保有する債務負担額(448億)などによる金融費用を予算に反映した。

チョンナム道は、まず予算を確保しておいて、今後の交渉を進めながら、分担額を調整するという腹案だ。
チョンナム道のある関係者は「サーキット建設のために約束していた国費支援もなされないでいるうえに、現状では大会の収益構造が不安なだけに、大会の開催のために不可避な予算編成だ」と明らかにした。

しかし、昨年からずっと進まない中継権料の交渉がついぞ進展した結果を見ることができないうえ、ただでさえ厳しい財政状態にPF債務補償額に伴う金融費用まで抱える予算編成で、地域の市民団体などを中心に論議が起こるものと見られる。


ソース:Yahoo韓国ニュース
2011/06/01 09:13


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