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私の運転習慣に合うタイヤは?

2011年05月05日 03時19分02秒 | タイヤ・タイヤメーカー
縦線のタイヤ=騒音少なく、乗用車に最適
水平線のタイヤ=制動力抜群のトラックバス用



国によって道路事情が違って好きな車種も違うため、タイヤの評価も多様だ。多く普及した車と同様の傾向を見せるのが特徴だ。

韓国の消費者は、タイヤの選択時に乗り心地と低騒音を重要に思っている。一方、日本の消費者は燃費効率が重要な選択基準とみなす。小型車を楽しんで乗る質素な日本の消費者の傾向を示しているわけだ。

米国、カナダなど北米市場の消費者は、1年を通して乗ることができる無難なタイヤの需要が大きい。他の地域に比べて平均移動距離が長いので、燃費よりも長い寿命をタイヤの選択の要素として挙げられる。

自動車文化が発達しているヨーロッパの消費者たちは夏と冬用タイヤを明確に区分する。
高速走行時の操縦安定性と雨の道を運転時の制動性能などの路面や気候に合ったタイヤを入念に計算しながら選択する方だ。
環境先進国には、燃費も重要な選択基準である。

我々がタイヤを選択する時も乗り心地や制動性能、デザイン、燃費ㆍ環境などを確かめなければならない。

まず、乗り心地は、タイヤと道が接する接地面であるトレッドをよく見ると知ることができる。トレッドパターン(接地面突起)の表面をスポンジのように細かく分けて衝撃を吸収するようになっているかが重要である。また、表面に『カーフ』という微細な溝を多く作り走行時の騒音を低減し衝撃を吸収すると、乗り心地が良くなる。

ブレーキ性能を見るためには、接地力が重要である。タイヤが路面にどれだけ接地するかに応じて、制動距離に差が生じるからだ。

一般的にタイヤの接地力は、偏平比が低いほど高くなる。

偏平比とはタイヤの断面幅に対する断面高さの比に100を掛けたものが偏平比で、数値が低いほどタイヤの幅は広くなり、制動性能が優れている。

また、タイヤの溝が一方方向の『方向成形パターン』は、操縦安定性と制動性、排水性に優れ、高速走行用タイヤに最適だ。

タイヤが左右別々の『非対称パターン』は、外側の接地力が良くコーナリングに優れた性能を示す。

タイヤにとってデザインは、性能と直結する。タイヤの中で最も重要なデザインは、タイヤと道路が接する部分のパターンである。事実、パターンを見ると、タイヤのパフォーマンスを知ることができる。

リブパターン(縦線)が多いタイヤはコーナリングや乗り心地に優れ、騒音が少なく、乗用車に最適だ。

ラグパターン(横線)は、駆動力と制動力が優れているが、走行騒音が大きく、トラックやバスの後輪に使用する。最近リリースされた『非対称パターン』は、外側は接地面を最大にしてコーナリングで高いパフォーマンスを維持し、内側は排水性や乗り心地を生かして、高級タイヤのパターンで主に使われる。

燃費を向上させるためにも、タイヤが重要な役割を果たす。

タイヤの回転抵抗を小さくすると、走行時の路面抵抗が減少して燃費効率が高くなるからだ。

回転抵抗とは、走行時の車体の荷重による熱と、路面の摩擦によるタイヤにかかる抵抗を意味する。タイヤの回転抵抗を下げると、燃料を少なく使うようになり、その結果、環境に優しい性能の経済的利益を同時に達成することができるようになる。最近、多くのタイヤメーカーがインターネットのホームページを介してタイヤ選択のガイドコーナーを運営している。


ソース:GPコリア
2011/05/04 16:06:44


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