
カエサルくんの動物分類シリーズ、鳥綱に突入します。まずは手始めに「タカ目」・・・のつもりだったんですけど、「ハヤブサ目」も一緒になることになりました。


カワリクマタカっていうのはクマタカの亜種だろうと思っていたのですが、独立した種みたいです。真っ黒けの鳥なんだろうと思っていたのですが、そうでもなくて、この個体だけのことみたいです。
カエサルの記憶がたしかならば、八木山動物公園にクマタカが現れたのは2年くらい前です。そのちょっと後で、カワリクマタカが現れたんだと思います。でも、今は、クマタカしかいません。


タカ(鷹)はホーク、ワシ(鷲)はイーグル・・・なんて教わってきたわけですけど、分類学上は、同じ「タカ目」の同じ「タカ科」です。
タカ目には、タカ科の他に、コンドル科・ミサゴ科・ヘビクイワシ科などがあるんだそうです。でも、八木山動物公園にいるタカ目は、すべてタカ科ですね。


この世にいろんな鳥がいる中で、カエサルが最も好きな鳥のうちのひとつが「トビ」です。街の中でも見ることができ、撮ることができるし、八木山動物公園ではバリバリのクローズアップを撮らせてくれます。
この記事も、この写真をラストにしようと思っていたのだけど、とんでもないことが起こってしまいました。
今回の記事、「タカ目」ということでまとめようと思っていたのですよ。でも、ハヤブサやチョウゲンボウは、伝統的には「タカ目」なのだけど、最新の分類では「ハヤブサ目」として独立しているというのですね。昼行性の猛禽類という点ではよく似ているのだけど、分子生物学的にはかなりの違いがあるということなのだそうです。
そういうややこしい話にはついていけないので、まずは無難に「タカ目」から始めようなどと思ったのに、まいっちゃいますね。



コチョウゲンボウ、カエサルが見たのは1回だけです。あれ、新しい子が入ったな・・・なんて思っていたら、次に来たときにはいませんでした。
ハヤブサとチョウゲンボウは似ているな・・・とは思っていたのですよ。同じ「ハヤブサ科」と言われれば、まさしくその通りだと思います。でも、まさか、タカさんたちとは「目」のレベルで違うとは思いませんでしたね。まあ、一昔前の学者さんたちも同じ「目」だと思っていたわけで、カエサルみたいなシロートにははかりしれない世界ということになりますね。
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