
今回は猛禽舎です。

カエサルにとっての猛禽舎不動のトップバッター、トビです。いつもいつも素敵な表情を撮らせてもらっているんだけど、今回は、左目だけが瞬幕になっているという珍しい写真を撮ることができました。
瞬幕って、左右同時に出るものだと思っていたのだけど、個別に出ることもあるんだ・・・などと思いながらよく見てみると、右目も、内側の方からちょっとだけ瞬幕が出ています。ちょっとだけ・・・と書いてしまいましたけど、撮影アングルの問題で、半分くらいと言っていいかもしれません。左目も、半分くらい出ているのかもしれません。それでも、こんな画像になるはずです。
瞬幕は、やはり、左右同時に出るものなんだと思います。ただし、瞼みたいに上下から出るものではなく、内側から出るんですね。他の鳥のことはわかりませんけど、トビの場合はそういうしくみになっているみたいです。

かみね動物園に行ったとき「トビとノスリの見分け方」みたいな掲示が出ていてびっくりしたことがあったわけですけど、八木山で見る限り、トビとノスリは明らかに違う鳥です。個体差なんでしょうかね。似ていると言われれば、たしかに似ています。

かれこれ1年くらい前からということになるでしょうか。くちばしの上のところにコブみたいなものができていて、気になっていたんですよ。それがつぶれて、血が飛び散っています。
ヒトもこういうことはあるわけですけど、ヒトの場合、こぶみたいなのができたら手でいじっちゃいますからね。できてから数日のうちにつぶれちゃうことになります。でも、鳥に手はないわけで、かなり長い間、こぶがついていたということになるんだと思います。


ハヤブサの次はワシミミズクなんだけど、いつものことながら、一番奥の暗いところにいて、綺麗な写真が撮れなかったんですね。今回はボツにしました。


オオワシの次はクマタカなんだけど、今回はいませんでした。『ニホンイヌワシの繁殖に向けて、クマタカの展示を一時中断させていただきます。』という掲示がありました。イヌワシの繁殖とクマタカにどういう関係があるのかはわかりませんが、そういうことならしかたがないと思いました。


上がオスの翁で、下がメスの福井なんだと思います。逆かもしれません。
クマタカのところの掲示からすると、抱卵中なのか、すでに孵化しているのか、とにかく、イヌワシたちは繁殖しているわけです。
このシリーズ、サブタイトルに動物の個体名を使ってきたわけですけど、猛禽たちの個体名はわからないと思っていたので、今回は「猛禽舎」とでもするしかないと思っていたのですよ。
ところが、イヌワシたちの名前がわかっちゃったんですね。情報元は、岩手県のホームページです。イヌワシのページがあって、イヌワシのいる動物園のことも紹介されていて、その中に、八木山動物公園のイヌワシたちの名前も書いてありました。岩手県って、すごいですね。
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