カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

あくびをせんとや生まれけむ

2011年09月28日 | ☆動物園とか   

 八木山動物公園のギニアヒヒ。2年くらい前の撮影です。
 この写真、最初は気がつかなかったんですよ。3000枚くらい撮ったうちの1枚ですからね。しばらくして気がついて、ひびりました。白目をむいて怒っているかのように見えたんですね。
 でも、白目に見えるのは「まぶた」です。大きく口を開いて、目をつむっているところなんですね。つまり、のんびりと大あくびをしているところです。カエサルとしては、もはや、そのようにしか見えません。
 ギニアヒヒくん、しょっちゅうあくびをしています。八木山動物公園に行くと、3回に1回くらいは、こういう写真を撮ることができます。あくびをするために生まれてきた動物なんじゃないかと思ったりします(笑)


 チンパンジーのポコ。
 今は亡きポコですけど、よくあくびをしてました。その表情が、なんか、大笑いをしているみたいに見えるんですよね。そのあたり、ポコの「猿柄」というところでしょうか。
 ポコだけじゃなく、他のチンパンジーたちもよくあくびをします。そのうち、そういう特集を組んでみたいなと思ったりしています。


 ハクガン。
 これは、あくびじゃないですね。おしゃべりしてるというか、わめきあっているというか、そんな感じ。


 フンボルトペンギン。
 叫んでますね。デュエットで、歌を歌っているようにも見えます。少なくとも、あくびじゃないですね。そもそも鳥さんたちの呼吸システムは我々とは違いますからね。あくびなんかしないんだと思います。
 まあ、そういうわけで、今回の記事は「あくび」にはこだわらず、「大きく口を開けている動物さんたちの特集」ということにします。


 ライオン(♀)のオニール。
 旦那(カーチス)がかまってくれないものだから、なのか、大あくびです。


 ライオン(♂)のカーチス。
 いつも寝ているばかりで、起きているときでも元気のないカーチスくんですけど、やるときはやってくれます。見事な大あくびを見せてくれました。
 八木山動物公園には、この2年間で14回くらい通っているのだけど、カーチスが「百獣の王」みたいな姿を見せてくれたのは、このときくらいでしたね。まあ、だからこそ、動物園に「通う」というのは面白いんですけど。


 スマトラトラのリップ。
 今回、この「大口シリーズ」というか「あくびシリーズ」というかをやってみようと思って、ポコとリップは外せないなと思ってたんですけど、写真を探してみると、いろんなポコの姿、いろんなリップの姿が目に入ってしまうわけで、なんか、もう、ダメですね。
 このときのリップ、やたらと口を開いたし、舌を出したりしていて、元気そうに見えました。でも、たぶん、熱があったからなんじゃないかな。苦しかったんじゃないかな。でも、最後の最後まで、カエサルたちを楽しませようとしてくれたんじゃないかな。


 ケヅメリクガメ。
 人が乗れるような、でっかいカメさんです。間近で見ることができるし、明るさも十分だし、動きも遅いし、撮影環境としては最高なんですけどね。まさか、口の中まで撮れるとは思ってもいませんでした。


 メガネカイマン。
 「大きく口を開ける」ために必要なことは、「大きな口」を持っていることですよね。
 「長い耳」と言えばウサギ、「長い鼻」と言えばゾウ、「長い首」と言えばキリン・・・とか、いろいろといるわけですけど、「大きな口」と言ったら、ワニさんなんかは代表選手じゃないでしょうか。そのワニさんが、その口を開いたところです。
 こういう写真が撮れたりすると、日頃、「あの人、バカなんじゃないの」とか「変態なんじゃないの」とか言われながらもカメラを持ち歩き、動物園に通ったりしてきた甲斐があるというものです。もう、バカでも、変態でもいいよ。だって、まあ、その通りですからね(笑)


 カバ。
 「カバ」と言えば、逆立ちすれば「バカ」になる・・・という話が有名ですが、口を開けば「カーバ」になるわけです。この写真なんか、「カーーーーバ」でしょうか。
 この写真を撮ったときは、本当に感激しました。周りに他のお客さんもいたんですけど、「いいよ、いいよ、カバくん。最高だね。そのまま、こっちを向いてみようか」みたいに話しかけちゃいましたよ(笑)
 八木山動物公園、最高です。


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