






カエサルくんの動物分類シリーズ、「哺乳綱」を終えて、「爬虫綱」に入っています。爬虫綱は、カメ目、有鱗目、ワニ目などに分かれます。
カメ目は、世界中で500種いるそうです。八木山動物公園には20種くらいがいます。先日、「予告編」をやったわけですけど、いつか「本編」をやりたいですね。
有鱗目は、トカゲ亜目、ヘビ亜目などに分かれます。トカゲ亜目は4000種以上、ヘビ亜目も3000種以上いるそうです。凄いね。八木山動物公園にいるのは、トカゲ亜目が7種、ヘビ亜目が8種だと思います。だいたいわかっているつもりです。そのうち、やります。
さて、ワニ目です。
ワニ目は、世界中で23種いるそうです。八木山動物公園にいるのは、そのうちの2種です。ブラジルカイマンとメガネカイマンですね。まあ、言葉の遊びですけど、「世界中のワニのうち1割近くが八木山動物公園にいる」と言うこともできると思います。
ワニ目は、アリゲーター科、クロコダイル科などに分かれます。ブラジルカイマンもメガネカイマンも、アリゲーター科です。
アリゲーター科は、アリゲーター亜科とカイマン亜科に分かれます。ブラジルカイマンとメガネカイマンは、もちろん、カイマン亜科です。
これも言葉の遊びですけど、「カイマンは、アリゲーター(科)だけど、アリゲーター(亜科)ではない」ということになります。このへんがとってもややこしいですね。
カイマン亜科は、カイマン属、クロカイマン属、コビトカイマン属という3つの属に分かれます。ブラジルカイマンはコビトカイマン属、メガネカイマンはカイマン属なんだそうです。
八木山動物公園にいるブラジルカイマンとメガネカイマンを比べてみると、まず、体の大きさが違います。ブラジルカイマンは1メートル足らず、メガネカイマンは2メートル以上あると思います。
そうした体の大きさを別にすると、非常によく似ていますね。ブラジルカイマンは2年くらい前に八木山にやって来て、メガネカイマンはその前からいたのだけど、同じ種の大人と子どもだと思っていました。
でも、こうして写真を見比べてみると、目が違いますね。ブラジルカイマンのつぶらな瞳、かあいいです。
そんなこんなを調べているうちに、某ペットショップのサイトに入りました。許可を取れば、個人でも飼育できるみたいなんですね。ちなみに、ブラジルカイマンは198000円で、メガネカイマンは148000円でした。いずれも、ちっちゃな子どものようです。許可もわりと簡単に下りるみたいで、60cm水槽を改造すればいいなんて書いてありました。
でも、「許可さえ取ってしまえば普通に飼育できるワニです」なんて文言があったんですね。ちょっと、どうかなと思ってしまいました。
ワニの寿命は、野生で20~30年、飼育下では70年に及ぶそうです。カエサルとしては、70年後まで面倒をみることができるという人しか飼っちゃいけないと思うんですけどね。
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