カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

京都彷徨(9)

2011年01月22日 | ★宮城県外の風景 

 四条大橋から鴨川河川敷の遊歩道に降りてみました。
 さっそくユリちゃんがお出迎えです。知らない街を一人で歩いているところで、顔見知りに会うと、なんかホッとするね。
 しかも、伊勢物語で「京には見えぬ鳥」と言われたユリカモメですよ。今はいるという話は聞いていたのだけど、ちゃんと確認することができて、なんか、嬉しいです。


 えーと、くちばしが黄色で足が黒だから、ダイサギくんだね。
 白石川のダイサギくんは恥ずかしがり屋さんみたいでチラリとしかお目にかかれなかったけど、鴨川のダイサギさんは堂々としていました。


 アオサギさんです。神泉苑でお会いしたばかりなんですけど、またお会いすることができました。
 京都って、野生生物がいっぱいいますね。


 団栗橋の下から松原橋を臨んだところです。
 まあ、けっして綺麗な遊歩道というわけではないんだけど、川沿いをのんびりと歩けるっていうのはいいね。それに、人がいないんですよ。100メートルに1人・・・ってとこかな。
 カエサルは鳥さんの写真なんかを撮るとき、鳥さんに話しかけながら撮ったりするんだけど、こういうところだと、ついつい大きな声が出ています。「おお~、アオサギくんじゃないか。さっき会ったばかりなのに、久しぶりだね~。」みたいな。100メートル先の人に聞こえちゃったかもしれませんけど、たぶん、笑って許してくれると思います。
 09時前にスタートした京都彷徨ですけど、この時、15時40分で、この7時間近くの間、基本的には黙って歩いてきたわけですからね。声を出せるっていうのは、それだけで楽しかったです。


 ヒドリガモさん、マガモさん、トビさん、ハシボソガラスさん。なんか、白鳥さんのいないのが不思議なくらいでしたね。
 いろんな鳥さんたちに会えたわけですけど、嬉しかったのは、全員の名前がわかったということ。日頃の修行の成果だと思います。


 五条大橋です。車では何度も通ったことのあるところなんですけどね。鴨川から、横から見るのは初めてです。
 ちなみに、この記事を書き始めるまで、カエサル、「鴨川」のことを「加茂川」だと思ってました。調べてみたら、高の側と合流するところ(京都御苑と下鴨神社の間)より上流は「賀茂川」で、下流が「鴨川」なんだそうです。なんともややこしいね(笑)


 五条大橋のところで「上陸」しました。迎えてくれるのは、弁慶くんと牛若丸くんということになります。
 この像、車の中からは何度も見ているんだけど、こうして、地に足をつけて見るのは初めてです。


 牛若丸くんのアップ。
 この像を初めて見たとき、この丸い顔と「牛若丸=源義経」とのイメージのギャップに悩みました。でも、考えてみると、今風ですよね。ギザかわゆす(笑)
 この像、時代を先取りしていたのかもしれませんね。


 河原町五条です。
 ここから、街の中を通って、東本願寺~京都駅へと向かいます。


 京都の町並み。
 まあ、いろんなものがあるわけですけど、カエサルの印象に残ったのは、左上にあるような「古い建物」ですね。ここも駅から歩いて数分という一等地なわけですけど、そういうところに、こういうの、目につきました。京都の特徴でしょうね。
 京都彷徨(2)でも書いたわけですけど、別に、いいとか悪いとか言いたいわけじゃないんですよ。でも、すごく印象に残りました。

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