乳ガンを患ってからの私

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手術当日

2019-02-03 09:02:37 | 乳ガン患ってからの日々
全摘と聞いてたのに、同意書には「右胸胸筋温存手術」と書かれてた。
なんか期待持てそうな感じだった。
10月15日に入院して翌日の朝イチから手術、時間は三時間程度だと説明うけた。
そんなに、緊張や不安はなかった。もう覚悟するしかないからかな?
変にダダこねたらカッコ悪いなって、プライドがあったのかもしれない。
入院して、しばらく旦那いてくれたけど、子供帰ってくるしそんなに長くいなかった。
1人になってからも、特にやることなくて、Wi-Fi持って行ってたので、ゲームしたりしてたけど、イマイチ気分乗らない。夕食早いし、あんまりおいしくないし、そこから絶食になるし消灯からは、飲むのもダメだし、ちょっと売店で食べ物と飲み物調達しに行って…でも、一瞬で終わっちゃう(笑)やっと夜がきて、習い事から帰ってきた長男も揃っただろう時間に家に電話した。
「母さん退屈で、何もやることない。父さん大変そう?みんな言うこと聞いてお利口にするんやで」
「母さん明日頑張ってな。お見舞い行ける時あったら行くから」
術後1週間で退院予定だったから、週末習い事行く前に午前中早めに会いに来てくれるだろうなぁ…長いなぁ、今日は月曜日だし…とかおもいながら電話切って、また退屈に戻った。
消灯前に看護師さんに「22時から絶飲食です。よっぽどの時は、ウガイぐらいなら、水分取るのは構わないけど、ほどほどにお願いします」と言われた。
もう、寝よう…起きてると喉のかわきも気になるし、色々考えてしまう。ゲームもつまらなくなったし、友達のSNSにも普段と変わらないコメント入れたし。
11時には寝てたと思う。日頃の寝不足でよく眠れた(笑)
手術当日目覚めても、あんまり緊張ないまま、お腹も減ってなく喉も我慢出来るほどだった。
全身麻酔だから、寝てる間に全て終わってる、生体検査やCVポート入れる時より安心だったからかもしれない。
全身麻酔は、まれに目を覚まさない人がいるって説明されたけど、それは不安ではなかった。
浣腸されて、手術着に着替えて準備も出来て歩いて旦那も一緒に手術室があるフロアまで行って、家族控え室で別れた。特に何の言葉をかけられるわけでもなく「じゃあ」ぐらいだった。
手術台に寝転がり、担当に「おはようございます、よろしくお願いしますね。最善尽くします」そう言ってくれた。
そして、血圧計セットされたり、点滴開始され管まみれになり、酸素マスクをつけられて、そこからは、意識がない。