乳ガンを患ってからの私

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脱毛始まる

2019-01-23 21:42:35 | 乳ガン患ってからの日々
副作用の色々説明受けたけど、個人差があるって。
でも、避けて通れないのは、脱毛だって…昔から一回ぐらい坊主にしてみたいなぁって言ったことあるけど、まさかこんな形で坊主になるとは考えてなかったなぁ。
1回目の抗がん剤受ける前にウィッグの用意した方がいいって、言われて大学病院の医療用ウィッグ扱ってる美容室に、試着に行ってみた。
でも、医療用ウィッグって髪色暗いし、髪型がダサイのに、高い❗
考えます。って言って帰ってきた。
抗がん剤後1週間くらいから抜け始めるって言われたけど、どうしよ?
今の髪型は、運命の日の2日前に、娘の保育所の卒園式あるし、もしガンだったら抜けるのは覚悟しなきゃいけないし、久々にパーマ当てよう🎵って、近所の美容室でやってもらって、すごく気に入ってた。美容師さんにも「気に入ってます」って言ったのに、1ヶ月もしないで髪型変えたら、美容師さん気分悪いかなぁって、内心申し訳なかった。
だから、思い切って美容師さんに話した。
そしたらね、美容室ってウィッグ扱ってるのよね。カタログいっぱい持ってうちまで来てくれて「良かったら、どうですか?」もう、めっちゃ嬉しかった。すごくありがたかった。
髪色も豊富で、医療用じゃなくてもちゃんと試着したやつみたいなんいっぱいあって、値段は、ゼロ1つ少なくて…。
当時は、ロングでパーマ当ててたけど、仕事で髪の毛くくらなきゃいけないから、ウィッグだと、変に膨らんだりいかにもウィッグに見えるのは、イヤだっから、くくらなくていいセミロングのにして、髪色は変わらないぐらい明るめのウィッグを選んで注文してもらった。
長かったから、抜け毛はすごい気になった。排水口詰まって大変だった。でも、髪の毛多かったから、卒園式はなんとか地毛で行ったけど、その日の夕方に、美容室でベリーショートにして抜け毛を気にならないくらいにしてもらい、翌日からウィッグになった。出勤したら、みんな驚いてた。でも「思いきったねぇ。ショートも似合うねぇ」って、ウィッグだとは、気付かれてない様子。自分では、被ってる感満載で、気になってしかたなかった。

抗がん剤初日

2019-01-23 21:28:16 | 乳ガン患ってからの日々
前もって説明受けて、この日が初めての抗がん剤。
副作用とか怖いなぁってドキドキだった。
病院ついて診察室行って、それから化学療法室へ。
優しい親切な看護師さんたちだった。
最初の4回の薬は、副作用に吐き気を伴うらしく、最初に吐き気止めのカプセルを飲まされた。
薬が効くのを15分ほど待ってから、またしても吐き気止めの点滴をしてからの、抗がん剤が始まる。CVポートの針は、太く結構不安だった。
二時間かかるので、ベッドにはテレビがあって「次回からイヤフォン持って来て下さい。今日は、小さい音でつけてくれて大丈夫ですよ」って。
抗がん剤の点滴始まると、しばらくして、微かにふわぁってする感覚。
タイマー10分毎にセットして、話しかけてくれる。
「気分大丈夫ですか?」「大丈夫です」
お昼にさしかかるので、ベッドで昼食可能と言うことで、コンビニでおにぎりとお茶買ってきてもらった。
初日だったし、旦那もついてきてくれたけど、ずっと一緒にいてくれるでもない(笑)
なにごともなく、点滴が終わり念のために実家で1泊させてもらうことにした。
夕方から吐き気が始まった。吐いてないけど気持ち悪い。吐き気止めの薬もらったから、それを6時間毎に飲んで、なんとか過ごした。
仕事も、ちゃんと行った。
上司には、話してたけど、職場の人は、知らないし極力普通の生活したかった。
長男の習い事も、長女の習い事も送迎した。
吐き気は4日ほどでおさまった。

CVポートの手術

2019-01-23 15:21:59 | 乳ガン患ってからの日々
1泊入院だし、たいしたことないと思いながらも、そわそわ。9時手術開始なんで、8時半には、病院入りしないとダメで、次女は7時過ぎに保育所に預け、旦那と病院に行った。

服を着替え徒歩で手術室へ。分娩室には3度入ったけど、手術室は19才のころ、手首の腱鞘炎の手術した時以来だから、かれこれ30年ぶり(笑)
めっちゃ広くて綺麗だった。
生体検査の時に、麻酔効かなかったので、部分麻酔だし心配だと担当医には話したけど、本当にそれだけが心配だった。
なんだかんだと、用意され執刀医の先生がきた。…あの時の生体検査の先生だった。
麻酔効いてないから「痛い❗」って言ったら「まだちゃんと麻酔効いてないのかなぁ…すぐ効くから、大丈夫…ガシャン」
ピアッサーみたいなので、胸に針刺して細胞を取った。…効いてないのに、少し待ってくれるのかと思ったのに、続けてやられた。「痛い❗」そんなにすぐ効くわけないやん❗って思った。
そして麻酔効かないまま生体検査終わった。
今回は切るんだし、そんな事はないはず。さすがにないはず…って思った。
準備出来て手術始まった。部分麻酔だし意識はっきりある。
スーってメスで切られてるのとか、痛くないけどわかる。
なんか入れようとしてるのもわかって「痛い❗」って言った。
「あ、痛かった。麻酔追加してくね」先生が言った。そしてまたごそごそ始まって、「痛い❗」を何度か繰り返しその度に麻酔追加された。
どうも麻酔効きにくい体質みたいで、無事に終わって病室戻って担当医がきてくれた時に「麻酔すごい追加しましたけど、気分とか大丈夫ですか?」って言われた。
「大丈夫だけど、やっぱり痛いの我慢させられた時ありました」って言った(笑)
実感として、ガンの治療始まるんだなって、ちょっと思った。
翌日無事に退院して、週末の治療に備える事になる。