遊月(ゆづき)の日々これ修行なり~

パワースポット研究家(おたる案内人)でセラピスト遊月のブログ
【パワースポットニッポン(VOICE)北海道担当】

月読橋(京都亀岡市)

2023-07-06 22:50:18 | パワースポット情報
✴︎月読橋(京都亀岡市)2023年5月24日訪問)✴︎


亀岡市には、月読命ゆかりの場所がいくつかあり、
この月読橋もまた、そのひとつです。

この日、出雲大神宮のお参りを終えたら、バスとJRで京都嵐山に行く予定でした。

去年の5月に、一瞬だけ通った嵐山の渡月橋から見た桂川。
一瞬しかいられなかった嵐山のあのキラキラした雰囲気を、観光客として味わいたいと思ったのです。

出雲大神宮に9時に着いて12時過ぎまでバスがないため、山を巡って神社の隅々まで見ても、また2時間以上ありました。
もっとお山に時間がかかると思ったのだけれど。

ずっと歩いていたいとは思ったのですけどね。
あれ以上うろついたら、不審者と思われるかもしれない(苦笑)

あと2時間どうしよう。
カフェなどがあれば行くところですが、神社以外に見えるのは、広い畑と、あまりたくさんはない一般住宅。

こんな感じの環境でした。
巫女さんに飲食店などがないか聞くも、申し訳ありませんがありません、と。
神社にお茶屋さんがあればお団子食べるのにそれもなし。

あと2時間、炎天下のベンチで座って待つのはしんどい。
なんなら歩いていたほうがマシ、という思考回路ですから。
ほかに経路はないのかとスマホで調べてみました。
大神宮の前にあるバス停から、さらに5つ先のバス停が大通りにあるため、別の路線のバスが来ることがわかりました。

30分に1本来るレベルでしたが、2時間ここで待つよりずっといい。
JRの駅でも3つくらいは普段から歩いている私は(本当です)バス停5つなど、スキップしていけるわ!(スキップはしないけど)

と、やにわに立ち上がるや、そのまま駆け出しました。
時間を無駄にするのが好きじゃないので、こんな時は走っちゃうのです(競歩に毛が生えたレベルの小走りだけどね)

だがしかし。
バス停を追いかけて進んでいくうちに、住宅も消え雄大な畑の風景。

しかもしばらくいくと、蓮の花が咲き乱れると言う謎の池がある広大な公園が。
池、めちゃくちゃでかくないすか?

ここはどこ?と地図アプリを開くと、そこは「平の沢公園」
うん、それ、どこ?( ;∀;)

そして私は改めて地図アプリを見てはじめて知るのです。
この地図にある、大神宮という場所からまっすぐ右に進んだあたりにある千歳車塚古墳と書いてあるあたりに、目的のバス停があったんです。
でも、私は、出雲大神宮から上に向かって(池のあるほう)進み、今まさにその池の前にいて、ここはどこ?となっている(笑)

ちなみにその後、池から、その目的のバス停まで行くのは諦め、地図左下にある、山陰本線の千代川駅に行きました。
でもそれが運命だったのです。

なぜならば、千代川駅に行くために、私は、桂川(渡月橋がかかる川の上流)を渡ることになるのです。
そして、千代川駅そばにあった橋こそが、月読橋。

運命です。
だって、素直に目的のバス停に進んでいたら、私は決して月読橋を見つけることができなかったんですから!

私は池の前で一瞬、なんてこった!と悶えましたがすぐに気を取り直し、神様が何かを伝えようとしていると思いました。
迷う時、いつも何かある。
だからきっとここは来るべき場所なのだ。
だから、私は楽しい気持ちになって千代川駅まで走ったのです(改めて地図で見たら結構な距離だった笑)

そして、恐ろしいことに、私は千代川駅まで向かう途中、時間ロスと戦っていたので、ほぼ走っていたのです。
なのに一度立ち止まりました。

なにかセンサーがめっちゃ鳴ったからです。
なので、わざわざそこで写真を撮りました。
これです。





なにが恐ろしって。
この池の写真の後にも先にもこの学校の写真とあと三枚(景色がきれいだったのを歩きながら撮った)くらいしか撮影していないこと。
そして、この学校だけは、わざわざ立ち止まって撮っていること。

このあたりが月読という住所であることも、このあと月読橋に出会うことも、そして、その橋の由来が、出雲大神宮より古い時代、秦一族がこの地を開拓し、そこに月読神社を立てていて、それが今もこの高校の敷地内にあることも、知らなかったんですから!!

こわ、こわ!!

Wikipediaより
小川月神社(小川月読社)
松尾大社との関係から、大堰川を遡る形で秦氏による開発が進み、それにともなって創祀されたと考えられている。
出雲神社(現亀岡市千歳町の出雲大神宮)の鎮座よりも古く、同神社と同等の神社で桑田郡の「第二之大社也」とも記す。

大堰川(桂川)対岸の千代川町小川にも同じく月読命を祀る月読神社が存在するが、これは大堰川の流路変更によって当神社と隔てられた人々が新しく氏神として当神社から勧請したものであると見られている。
亀岡市馬路町と同市千代川町を結ぶ大堰川の橋を、両岸に月読命を祀る神社があることから、地方政治家である堤太三吉により「月読橋」と名付けられた。


帰って来てからこのWikipediaを読んで、ひたすら恐怖を覚えていました。

スサノオを巡る旅をしていたのに道に迷い、気付けば、去年の続きでもある秦氏を巡る旅になっている。
ちなみにスサノオと秦氏は関りが深いとも言われていて。

スサノオとは秦氏なのか的な。
そうなると、スサノオを追いかけていて、秦氏が出てくるのも納得。

怖かったっす。
ううう。知らなかったのに、どうしても撮影せよって声を聞いて、なんでだよ!って思いながら、立ち止まって撮影したことが怖い(今も怖い)
なんなんすかね。


さて、気を取り直して、月読橋について。

さっきの高校からワラワラ子どもたちが出てきて、そのあとについていく形で進むと、橋を渡ったの(今思うと、どの道を通ってもよかったのに、あの道を通り橋を渡ったことすごくない?)

橋の手前で、川岸に大きく「月読橋球技場」と書いた看板があり、それで、目の前にある橋の名前が、もしかして月読橋なのかもと知ったのです。

でもそばに来て一目瞭然でした。
だって、橋の舗道にこんな絵がずっと書いてあったから。

橋の名前じゃなくて川の名前でした(かつらがわとあります)




桂川(大堰川)



橋を渡って少し進むと駅がありました。
もともと行こうとしていた亀岡駅の隣だったので、そこからJRでたった10分で嵐山駅に付きました。
11時40分には嵐山到着。
あのままバスを待っていたら、13時過ぎに着く予定でしたから、2時間近く稼ぎました。

それにしても改めて桂川ですよ。
秦氏が切り開いたあの桂川ですよ。
松尾大社とその末社である月読神社がある嵐山に流れる川と同じ!


ちなみに桂川のことですが。
調べると以下の感じ。
京都市右京区京北地区の流域にかけては上桂川。
南丹市園部地区に入ると桂川。
南丹市八木地区から亀岡市にかけては大堰川。
亀岡市保津町請田から京都市嵐山までは保津川。
嵐山(渡月橋)から再び桂川。 
嵐山で京都盆地に出て南流、伏見区で鴨川を併せ、大阪府との境で木津川、宇治川と合流し淀川となる。 

んーと、まとめます。
上桂川、桂川、大堰川、保津川、桂川、と場所ごとに呼び名が代わり、鴨川と合流したあと大阪で木津川、宇治川と合流して淀川となる。

はあああ?
こんな無茶苦茶なこと許可した奴出て来い!!
いや、何も言うまい(取り乱しました)

そんな桂川なのでした(まとめ方!)


それにしても、わざわざここにきたのは、月読みを調べよということなのか?と思う。

スサノオとツキヨミはよく考えたら兄弟設定だし。
なんなら、同一人物的な説もあるし。
そんな不思議な気持ちになった素敵なデザインの橋なのでした!
(唐突にレポートは終わる)

ちなみに結局このあと、予定していなかった松尾大社とその摂社の月読神社に行った私。

次回はもう一度この高校に来てその神社とか巡ろうっと。


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2 コメント

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Unknown (さくらもち)
2023-07-07 13:50:31
祖父母が亀岡で農業をしていたので、よく行っていたのですが、月読橋のことは名前は知ってましたが知りませんでした!上桂川の辺りは昔よくオートバイで走りましたが、非常に水のきれいな風光明媚なところですね。
返信する
ありがとうございます (遊月)
2023-07-08 23:50:04
さっくらもちさん、ありがとうとございます。
亀岡で農業をされていたなんて、うらやましい。
ちなみに私の祖父母は、ニセコのそばの蘭越というところでお米を作っておりました(笑)
桂川のあたり、風光明媚という言葉がぴったりの美しい場所ですよね。
今度近くに行ったら、月読橋、ぜひじっくり見てきてくださいね(*^_^*)
返信する

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