遊月(ゆづき)の日々これ修行なり~

パワースポット研究家(おたる案内人)でセラピスト遊月のブログ
【パワースポットニッポン(VOICE)北海道担当】

夏草や兵どもが夢の跡

2022-05-25 14:13:02 | パワースポット情報
これは奥州平泉で、松尾芭蕉先生が、詠まれた句です。
ちょうど、京都から帰ってきた日に、(大河ドラマで)義経の最期の日の放送がされておりまして。
芭蕉先生のこの句が紹介されまして。

京都の中で、いろいろ感じたエネルギーの中でも、この世界観が強かったなと思いました。



京都は古い時代からずっとこの国の中心だし。
今でも天皇陛下のお住まいは京都にあるわけですから、政治の中心ではないにしても、いわゆる国の中枢であり「みやこ」なわけです。

そして多くの権力争いを、歴史が長い分、おそらく世界中のどの場所よりも最も多く積み重ねてきた場所でもあります。

まだ都が築かれる前の、平和だった時代の京都に、海を渡ってこの国にやってきた人たちがいました。
そしてその頃この国では、縄文人も平和で暮らしていました。

稲作などを伝えた大陸から渡ってきた渡来人。
多少の貧富の差はあったけれど、大陸からやってきて、日本に様々な技術を伝えくれたことは、ありがたいと思うし。
きっと彼らだって平和に仲良く暮らすことを望んでいたのだと思います。


そのどこかにヒエラルキーが混じってきて、そこにあまりにも高い位の存在があったりして。
光が強いと闇も濃くなる。
京都とはまさにそんな街だと思いました。

特に稲荷山。
もともとは相当のパワースポットなのだと思います。
稲荷山の恐ろしさは、霊的なものよりも、権力とか財力とかを与えうるパワーを持っていたことだと感じます。
だからこそ、幾重にも重なったあの原形をとどめていない欲とさえ認識できないエネルギーがそこに生まれていた。

世界的にも超有名な伏見稲荷大社と、京都の人ですら知らないかもしれない、雙ヶ岡古墳。
どちらが良いとか悪いとか、順位をつけるつもりもないし、そもそも規模が全く違うのですが。

でも、古墳の上から眺めていた時に感じたこと。
それほど大きくない山の頂上から見渡せる範囲の京都の街。
そこにいる人たちがみんな幸せになれますようにと言う祈りの思い。

ここに眠る人は、もしかしたら権力に憧れたり、ちょっとした悪に手を染めたこともあったかもしれない。
だけど、もっと純粋でシンプルな、豊かになりたい、しあわせになりたい、民をしあわせにしたい。
そんなエネルギーがあったように感じたのです。

京都はほんとに幾重にも何かが重なっているエネルギーが強かったです。
私はその中で、平安京が築かれる前の時代、飛鳥時代とかその前からあるエネルギーを辿っていたような気がします。

ラストが平安京だったのもなんとなく象徴的だったと思います。

次は何をテーマに回るのかな。
この時代のものはまだ回りきれていないので、まだまだ行きそうだな

実は今回、京都市内を連れて行ってくれたYちゃんが、奈良までも車を出してくださるという、神様のようなことを言ってくれていて。
(私が行きたい場所は、交通手段があまりない場所なので苦笑)

次はいつになるかまだ決めていませんが、とりあえず夏は暑いので。
秋になる頃に旅をしたいので、それまで資料をまとめたり、考察したり、調べたりしたいと思います(*^_^*)

光と影。
美しい町の影に潜む醜悪でパワフルな不思議な力。
だけどどちらも人間から生まれた物。
それらをすべて呑み込んで、ひとつの唯一無二な世界を作り上げている場所。

うん、大好きだな(笑)




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