◆◆ ピアノ風景 ◆◆

小さなピアノ教室のレッスン風景と日常です

よいお年を

2016-12-31 07:07:50 | 教室便り


2016年もあと一日。
今年も、あっという間の一年でした。
毎年、一年が早いのですが・・・

今年は、ラブの病院通いで、尚更早い一年でした。

今年の誕生日で、〇才になった私。
大学時代から生徒を教えていたので
指導歴が30年になりました(年がバレる

ピアノを教え始めたころから10年間は、自分の腕を磨くことが中心でした。
コンクールを受けたり、外国人の先生のレッスンを受けたり、コンサートを開き
海外のコンクールを受ける友達の伴奏者として同行もしました。

有名な音楽家の演奏会のお手伝いをして、
すぐ近くで名演奏を聞くことができました。

その後結婚、出産して、怒涛の子育て期に入ります(笑)
子育てしながらのレッスンは大変でしたが、子供を産んで、
子供がどんなものなのか知ることができ、
また、子供を持つ親の気持ちがわかるようになり、
レッスンしていくのに、とてもプラスになりました。

子育てが少し楽になり始めたころから、
生徒たちがコンクールを受けるようになりました。
その頃から、指導法のセミナー、公開レッスンなどに足を運んで
指導の勉強をするようになりました。指導法の本も沢山読みました。

生徒たちのコンクールに付添い、沢山の上手な子供たちの演奏を聞いたことが
すごく勉強になりました。そして、うちの生徒たちが、
いい結果をだしてくれるようになりました。

子供の能力の高さに驚かされることもたびたびありました。
コンクールを受けた時だけでなく、普段のレッスンの時でも
「成長したなぁ~」と感動する瞬間が何度もありました。

プライベートでは、良性発作性頭位めまい症という耳の病気と、
胸の真ん中の胸腺という臓器に腫瘍ができ、手術した時の2回入院しました。
胸腺腫の手術からもう3年半以上たちます。
年に2回の定期検診はまだまだ続きますが、
手術したことを忘れるくらい元気になりました。

私の体調もですが、犬のラブを飼ってからの10年間は、
ラブの病気との闘いの日々でもありました。
今も肝臓、心臓、自己免疫疾患の病気を抱え、ずっと治療中です。

そんなこともありながら、大学時代から途切れることなく
レッスンを続けてこられています。
これも、教室に通ってくれている生徒の皆さん、私の指導にご理解
ご協力してくださる保護者のみなさんのおかげだと感謝しています。

いい年をしたおばさんになってしまいましたが(笑)
これからも、生徒たちと一緒に成長していきたいと思います。

来年も、どうぞよろしく願いたします。