昨年の大晦日、アジアン!プラスでは、アンコールリクエストによってロケ地と音楽のコーナーが再放送されました。テーマは『天使の涙』。これが聞きたくて、大掃除もおせちの準備も、しゃかりきになって片付けました。
流れた音楽は「FirstKilling」「思慕的人」「あなたを忘れて」「OnlyYou」の4曲。どの曲もほんとうに印象的。ビデオの中のお父さんを繰り返し見るモウくんのシーンに使われていた「思慕的人」なんて、モウくんの表情まで鮮やかに浮かんできます。
ロケ地は、まず、殺し屋のエージェントが住む重慶マンション。その安いゲストハウスの管理人の息子が金城さん演じるモウくんですね(やっぱりお父さんと一緒のシーンでなきゃと選びました)。
殺し屋とエージェントが時間を隔てて通るMTRの駅は香港島のワンチャイ(灣仔)。黄色い空間とエスカレーターが印象的です。
香港の地下鉄は駅によってカラーイメージがあって、色だけでどこの駅かわかるようになっているそうです。そういえば、殺し屋に関わる女性二人がすれ違う駅は、赤でした。日本でも地下鉄の駅それぞれに壁画デザインがあったりしますね。映画では、殺し屋の隠れ家の最寄り駅のように設定されていますが、隠れ家のロケ地はかなり離れた九龍サイドのクントン(觀塘)というところ。ワンチャイは地下の駅、クントンは地上の駅だそうです。実際のクントン駅も撮影されています。
殺し屋の隠れ家は、ビルの2階の細長い部屋で、クントン駅のA1出口から歩いて5分程のクントンロード沿い(すごく詳しい案内ですね。すぐにも探せそう)。映画でも看板が見えている「第一芬蘭館」はサウナ。クントンという街は工場の立ち並ぶところで、これといった観光資源がなく観光客には縁がなかったのが、24時間営業のショッピングセンターができて以来、話題の観光スポットになっているそうです。
殺し屋が一人で座るテーブルに「隣、いい?」と金髪の女性がやってくるマクドナルドですが、この店はチムサーチョイ(尖沙咀)の繁華街の人通りの多いところにあるので、他に誰も客のいないこんな閑散とした風景は映画の中だけだそうです。
さすがにデジタルリマスター版は画面が鮮明ですね。うれしくなっていっぱいキャプしたら、1回におさまらなくなりました。あした続きを。
ゆきんこさんのお知らせのおかげで、この放送は聞いていました。ありがとうございます。
ゆきんこさん、ラジオを聞いただけで、ここまで情報をきれいにまとめられるなんて、すごい!さすが!です。
私なんて、ただただ聞いていただけですもん。
ゆきんこさん、私が昔やっていた職業をやるのに向いているかも。
忙しい暮れに、どのくらいの方が聞けたかなと
思っていました。
titichanさんは、大丈夫だったんですね。
よかったです。
興味があることには集中できるものですね。
一生懸命、地名を追っていました。