「傷だらけの男たち」ロケ地紹介

きのう放送のアジアン！プラスでは、『傷だらけの男たち』のロケ地が紹介されました。番組後半の約20分。OSTから選曲された音楽の流れる中、実際に番組スタッフが足を運んで見学したロケ地のエピソードがいくつか。

まず、映画冒頭のスタントンカフェ。映画ではクリスマスで華やいだ雰囲気ですが、スタッフの見学した大晦日もそういう雰囲気が残っていたそうです。探検するならやっぱりこの季節がいいかも。

ポンが階段を駆け上がって、走りに走って容疑者を追いかけるシーン。最初はアパートの外に組まれた竹の足場の陰でそっと様子を伺うポンがいます。この香港名物竹の足場（竹棚）についても解説がありました（私も興味があって、以前こちらに書きました）。


そして、見失った容疑者を探しに食堂に駆け込むポン。手近なテーブルに座り込んで、いきなり他人のお酒を飲んじゃうシーンですね。ここは蘭芳園というお店で、いわゆる大衆食堂なんだそうです。


さらに、フォンに会いたくて苦手なビールを飲みに出かけたワールドパブ。モンコック東駅そばのこのお店は昼間はしまっているそうです。そして、このあたりはとても人通りが少なくて物騒な感じなので、夜、行くときは複数で出かけたほうがいいとのアドバイス。


最後にマカオのペンニャ教会。ヘイに関するさまざまな疑惑を調べるため再度マカオに渡った時、最初に映る階段のシーンで背景に見えます。マカオの町を一望できる丘の上にあるので、外せない観光スポットだそうです。香港からはフェリーで1時間強だから、とても訪れやすいですね。ただし、週末や祝日は満席になる可能性があるから、早めに往復のチケットを買っておいたほうがいいとのアドバイスです。チケットより早い時刻のフェリーに空席があれば、変更してくれるんですって。やはり、実際に探検したからこそわかることですね。ありがたいです。

このコーナーはリクエストを受け付けていて、今回も、あるファンの方のはがきが番組を動かしたのだそうです。やっぱり、希望の声はちゃんと届けなくちゃ！と思いました。
そうそう、流れた曲の一つは、例のOSTにしかない（実際の映画には登場しない）"幻の"フランス語の歌でした。この謎、いまだ気になりますね。