弦楽器、鍵盤楽器とくれば残るのは打楽器と管楽器。
19世紀末の実在のギャング役を演じた『暗黒街』では、上海のクラブでステージに駆け上がり、ドラムを叩きます。兄と二人、上海に出てきたばかりの場面ですが、白いスーツもまだ身についていない感じで、ドラムも華麗にというより天真爛漫に叩きまくってます。
あら、よく見ると白手袋してますね。
お兄さん役の方が、どう見てもお父さんぐらいに見えて、しかも髪型がきのこみたいでとってもユニーク。兄弟というには少々無理があるような・・・
おそろいの白いスーツだったんですけどね。
最後に、一応、管楽器ということで、軍隊ラッパを力いっぱい吹いている『フォーエバーフレンズ』冒頭の金城さんを。
この映画は、レンタルビデオ店で出会いましたが、裏に書いてある解説を読むと、徴兵制度、中台関係、、軍の協力による撮影、といった言葉が並んでいて、いわゆる戦争映画なのかと思いました。ジャケットの写真も、そんな感じだし。ところが、『危険な天使たち』の朱延平監督作品だけあって、実際はかなりのコメディー路線。外見と中身の違いにびっくりしたビデオです。
弦楽器、鍵盤楽器、打楽器、管楽器・・・全種目制覇ですね。よく考えると、すごいことなんじゃないでしょうか。残るは指揮かな。
金城さんは、本当に才能にあふれているのですね。先輩武迷さんがおしゃるように、でもそれを威張らず、おごらず。金城さん凄すぎます!
>再度映画を観る楽しみが
観るたびに、いろいろ発見があって楽しいですよね
久しぶりに見ると、また違うことを感じたりして。
tabithaさんは、金城さんの旧作も一気にご覧になったんですね。
私は、なかなか探し出せなくて、全作品見るのに数年かかりました。
でも、「まだ見てないものがある!」というワクワク感が長く続いて、それはそれでよかったかも。